ドアスコープが外されたら危険信号!のぞき見・侵入リスクと今すぐできる対策
玄関のドアスコープが突然外れていたら、防犯面で不安になりますよね。
特に、共働きで昼間留守にすることが多いご家庭や、長期間家を空けがちな方は要注意です。
あなたのプライバシーや安全が脅かされている可能性があるため、速やかに対応しましょう。
今回は玄関リフォームの専門家『ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))』が、「ドアスコープが外された場合に潜むのぞき見や盗撮のリスク」や「今日からできる簡単な防犯対策」、「防犯性能を高める玄関リフォーム」についてわかりやすく解説します。
首都圏で玄関に効果の高い防犯対策を講じたい方は、ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))へお問い合わせください。
ご自宅の状況やご予算に合わせて、最適な提案をいたします。
ドアスコープが外されたときの危険性
ドドアスコープが外れていたら、単なる故障では片づけられない重大な危険が潜んでいる可能性があります。
のぞき見や不法侵入など、深刻な被害につながるリスクもあるため、早急な確認と対応が必要です。
室内をのぞかれるリスク
ドアスコープが外れた状態では、玄関先から室内が直接のぞかれてしまう危険があります。
特に夜間や照明をつけたときは、室内が明るくなるため、外から人の動きや間取りが見えやすくなります。
空き巣は行動パターンや不在時間を見て狙いを定めるため、室内の情報が漏れると狙われるリスクが一気に高まってしまうのです。
少しでも違和感を覚えたら、早急に対応しましょう。
盗撮・のぞき見被害の可能性
ドアスコープの穴は小さいものの、そこにスマホや小型カメラのレンズをかざせば、室内の様子を撮影されてしまうおそれがあります。
着替えや玄関先での会話が録音・録画されるなど、プライバシーが深刻に侵害されるケースもあります。
過去にはこうした映像がSNSに流出する事件も起きており、早期の対策が必要です。
不法侵入の前兆となるケースも
ドアスコープが外されている場合、それは不法侵入の下準備である可能性もあります。
例えば、内側の様子を確認して住人の不在を把握したり、ドアの構造を調べて侵入しやすいかを見極めていることも考えられます。
外れ方に違和感がある、工具の跡が残っているなど、不審な点が見つかった場合は、警察や管理会社にすぐ相談するのが賢明です。
また、玄関ドアにガラス部分がある場合は、ガラスを破って侵入されるリスクにも注意が必要です。
こうした被害を防ぐには、防犯フィルムをガラス面に貼るのが効果的です。
破壊に強くなることで、侵入される確率を大幅に下げることができます。
防犯フィルムの種類や貼り方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
〈関連コラム〉
玄関ドアのガラスに防犯フィルムを貼るメリット・効果とは?フィルムを貼り付ける場合の注意点も解説
ドアスコープの仕組みと悪用リスク
ドアスコープは本来、訪問者を確認するための便利なパーツです。
しかし、その仕組みを悪用されることで、のぞき見や盗撮、さらには防犯上のリスクにつながるケースもあります。
ここからは、ドアスコープの構造と、悪用する手口について解説します。
ドアスコープの構造と見え方
一般的なドアスコープは、複数のレンズを組み合わせた「のぞき穴」で、内側から外を広範囲に見渡せるようになっています。
外側から中を見るのは難しい設計ではありますが、実は外から完全に見えないわけではありません。
部屋が明るい、のぞき方に工夫するといった条件がそろうと、室内の動きがある程度確認されてしまうこともあります。
ドアスコープの外からの取り外し方
ドアスコープは一般的に内側から回して外す仕組みですが、工具を使えば外側からでも取り外せる場合があります。
例えば、専用のドライバーや吸盤型のツールを使うと、金具を回して引き抜くことが可能です。
この方法は空き巣や不審者が事前に下調べとして利用することがあり、注意しなくてはいけません。
リバースドアスコープ・スマホを使った手口
ドアスコープを悪用する手口には、リバースドアスコープやスマートフォンを使った方法があります。
リバースドアスコープとは、外からドアスコープ越しに室内をのぞくための特殊なレンズです。
これをスマートフォンに取りつけて使えば、録画や拡大も可能となり、悪用される危険があります。
単眼鏡によるのぞき見の危険性
単眼鏡を使い、ドアスコープ越しに室内をのぞかれるケースも報告されています。
単眼鏡とは、片目だけで見るタイプの小型望遠鏡のことです。
小さくて携帯性に優れ、遠くからでも焦点を合わせやすいため、気づかないうちに行動を見られていたという事例もあります。
こうした手口は一見すると気づきにくく、対策を怠ると知らぬ間に被害にあう可能性があります。
ドアスコープが外されたときの防犯対策
不安を感じたら、まずは簡単にできる防犯対策から始めましょう。
道具があれば誰でも外せてしまうドアスコープですが、しっかりと対策を取ることでリスクを大幅に軽減できます。
ドアスコープが外されたときの初動対応
ドアスコープが外れていたと気づいたときは、まず冷静に状況を確認しましょう。
外れた部分の写真を撮って記録を残し、ドアまわりに不審な跡や工具の痕がないかもチェックします。
破損の程度によっては管理会社や警察に相談することも重要です。
また、応急処置としてテープで穴をふさぐ、室内側からカバーを取りつけるといった対応もおすすめです。
身を守るために早めに行動することが、防犯の第一歩になります。
ドアスコープに使える防犯カバー・のぞき見防止グッズの活用法
ドアスコープは簡単に取り外せるため、外からののぞき見を防ぐためには専用のカバーや防止グッズの活用が有効です。
防犯グッズ専門店やネットショップでは、以下のような製品が購入可能です。
ドアスコープ対応の防犯グッズ | 特徴 | 価格の目安 |
---|---|---|
マグネット式カバー | 工具不要で貼るだけ。着脱も簡単 | 1,000〜2,000円程度 |
のぞき見防止レンズ | 外から見えづらくなる特殊なレンズ構造 | 2,000〜3,000円程度 |
内部回転式スライドカバー | 室内側で視界を完全に遮断できる構造 | 1,500〜2,500円程度 |
まずは予算や自宅の状況に合ったものから取り入れ、防犯意識を高めましょう。
簡易グッズを使うだけでも、安心感が大きく変わります。
防犯性の高いドアスコープへの交換
近年では、のぞき見防止レンズや外からの取り外しができない構造のドアスコープが登場しています。
DIYで取り付け可能なモデルも多く、手軽に設置できるのが魅力です。
視野も広く、防犯性を損なわずに訪問者を確認できます。
古いドアスコープを使い続けるよりも、性能の高いタイプへの交換を検討しましょう。
防犯カメラを設置するときは違法性に注意
玄関まわりの防犯対策として効果的な防犯カメラですが、設置時には注意しなくてはいけません。
隣家や道路を映り込ませてしまうとプライバシーの侵害にあたる可能性があり、トラブルに発展するケースもあります。
設置する前に、地域のルールや条例を確認し、適切な向きと範囲で運用することが重要です。
防犯カメラの設置方法や違法性の判断基準については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
〈関連コラム〉
防犯カメラは向きによって違法(プライバシー侵害など)の可能性あり|隣家・道路に向ける場合の注意点
玄関そのものを見直す|リフォームで防犯性を強化
一時的な対処に限界を感じたら、玄関全体の防犯性を見直すリフォームを検討するのもおすすめです。
ドアスコープだけでなく、玄関ドアそのものに高い防犯性能を備えた製品を導入することで、根本的な安心につながります。
劣化した玄関ドアは狙われやすい
長年使われている玄関ドアは、見た目に異常がなくても、内部のパーツが緩んでいたり、建て付けが悪くなっていたりすることがあります。
こうした状態では、バールなどの工具でこじ開けられやすく、空き巣にとって格好のターゲットになりがちです。
古いドアをそのまま使い続けていると、防犯グッズを取り付けても本来の効果を発揮できないことがあるため注意が必要です。
最新の防犯機能付きドアの特徴
最新の玄関ドアには、防犯と利便性を両立した多機能な設備が搭載されています。
主な機能として、次のようなものが挙げられます。
- スマートキー機能:
鍵を取り出すことなく開閉が可能。タッチ式やカード式のタイプがあり、解錠履歴を記録できるものもある。 - 多点ロックシステム:
複数の箇所で同時に施錠されるため、こじ開けやピッキングに対して高い抵抗力を持る。 - 防犯サムターン:
ドアの内側から鍵を開ける「サムターン(※)回し」という手口を防ぐ機構で、こじ開け対策に有効。
(※ドアの内側から鍵をかけたり開けたりする、つまみ状の金具のこと) - のぞき見防止ガラス・鋼板構造:
外部からの視認や破壊に強い素材を使用しており、侵入のリスクを大幅に軽減できる。 - 遠隔操作・通知機能:
スマートフォンアプリを通じて施錠・解錠の操作が可能。
不審な動きを検知すると、リアルタイムで通知を受け取れるタイプもある。
これらの機能が組み合わさることで、防犯性だけでなく、日常生活における安心感や利便性も大きく向上します。
ご家族の安全を守る手段として、こうした玄関ドアへのリフォームは非常に有効です。
玄関ドアによる防犯対策の詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
〈関連コラム〉
【玄関ドアでできる防犯】侵入方法から考える対策と費用目安、最新商品を紹介
リフォーム会社に相談するメリット
防犯性を高めるリフォームには、家の構造や立地条件を踏まえた専門的な知識が必要です。
プロのリフォーム会社に相談することで、自宅に最適な防犯プランを提案してもらえます。
ドアの交換だけであれば、費用はおおよそ10〜30万円程度が相場です。
防犯性能が高い製品を選ぶ場合はさらに費用がかかることもありますが、自治体の補助金制度を活用できれば、コストを抑えた施工も可能です。
首都圏で玄関まわりの防犯性に不安を感じている方は、ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))にお問い合わせください。
補助金制度の内容や申請方法についても、詳しくご案内いたします。
まとめ
ドアスコープが外れていた場合、それは単なる破損ではなく防犯上のサインである可能性があります。
まずは簡易的な対策から始め、必要に応じて玄関全体の見直しを行うことで、安心・安全な暮らしが実現できます。
首都圏で玄関の防犯性を高めたいと考えている方は、ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))へお問い合わせください。
暮らしの不安を解消する第一歩として、まずは気軽に相談してみましょう。