【出窓の天板がボロボロ】塗装や交換など修理する方法、原因と対策や費用についても解説

【出窓の天板がボロボロ】塗装や交換など修理する方法、原因と対策、費用についても解説

「出窓の天板がボロボロ…」
「表面の塗装が剥がれて汚く見える…」
このように、出窓部分に据え付けられている天板の劣化、損傷について悩む方は多いものです。

そこで本記事では、出窓の天板がボロボロになった場合の修理方法や原因、劣化を防ぐための対策について解説します。

出窓の天板に関する疑問や回答についてもお伝えしますので、劣化が気になる方はぜひ参考にしてください。

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このコラムのポイント
  • 出窓の天板がボロボロになった場合、削り取った上で再塗装する方法や天板自体を交換する方法があります。
  • 出窓の天板がボロボロになる原因は、主に結露と紫外線です。
  • 結露や紫外線を防ぐためには、断熱性の高いサッシ・ガラスの使用や紫外線をカットするガラスの利用が効果的です。

 

出窓の天板がボロボロ、修理する方法を紹介

出窓の天板がボロボロ、修理する方法を紹介

はじめに、出窓の天板部分がボロボロになった場合に修理する方法について解説します。

リメイクシートを貼り付ける

1つ目の方法はメイクシートを貼り付けることです。

リメイクシートとは、木目調など絵柄がプリントされたシール状のシートで、劣化した天板の上から貼り付けることで修理するものです。
手間がかからないことから費用を抑えられ、DIYでも試すことができる点が魅力的です。

紙やすりや電動サンダーで削り再塗装する

2つ目の方法は、紙やすりや電動サンダーなどで薄く削り取ることです。

天板の表面がボロボロに見えても、実は内部が劣化していないケースもあります。
こうした場合は劣化した部分だけを削り取ることで綺麗な状態に戻すことが可能です。

削り取ったあとは木材用の塗料やニスを塗布することで、ツヤを出したり削り取っていない箇所との違和感を消すことが可能です。

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部分的、または深い箇所は削り取りパテで埋める

3つ目の方法は、部分的に劣化が進んでいる場合や深くまで進行している場合など、ドリルなどで削り取った上でパテで埋めることです。

出窓の劣化は結露した水が付着しやすい、サッシと天板とが接する箇所を中心に発生します。
劣化や損傷が小さな範囲に限られている場合は、劣化した箇所のみを対象に修理することも効果的です。

天板を丸ごと交換する

4つ目の方法は、天板を丸ごと新しいものに交換することです。

新しい建材に交換することで見た目が一新され、また劣化の進行した耐久性の低い建材を撤去することができます。

このように、出窓部分の天板の劣化や損傷に対処する方法は複数あります。

最適な方法は現場の状況や予算によって変わりますので、知りたい方は株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。

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出窓の天板がボロボロになる原因

出窓の天板がボロボロになる原因

悩ましい問題である出窓の天板のボロボロ、どういった原因で劣化が進行するのか紹介します。

窓の断熱性不足による結露

出窓の天板がボロボロになる大きな理由の1つは、窓の断熱性の不足による結露です。

断熱性が不足しているため、特に気温の低い冬季は外の冷気が中に伝わりやすく、また室内の暖かく湿った空気との間で結露が発生する可能性が高まります。

発生した結露は、天板や窓枠の劣化につながる恐れがありますので注意が必要です。

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直射日光の紫外線による影響

結露と同時に考えたい対策は、直射日光による紫外線(UV)を防ぐことです。

紫外線は当たった物質を化学的に変化させますので、基本的に直射日光を受けることで劣化が進行します。

  • 木材の劣化
  • 塗装の収縮やひび割れ
  • 劣化対策のニスなど保護機能の低下

こうした影響を受ける可能性があります。

出窓の天板の劣化を防ぐ4つの対策

真空ガラスへの交換リフォーム事例

〈施工事例〉千葉県富津市窓交換リフォーム工事

出窓の天板がボロボロになった場合、劣化した箇所を修理することと同時に、劣化を防ぐ対策を検討することも重要です。
次の方法を導入して、天板の劣化を防ぎましょう。

  • 断熱シール、紫外線フィルムを貼り付ける
  • アルミサッシを高断熱なサッシに交換する
  • シングルガラスを高断熱なガラスに交換する
  • 紫外線をカットするLow-Eガラスなどに交換する

断熱シール、紫外線防止フィルムを貼り付ける

1つ目の方法は、断熱シールや紫外線防止のフィルムを貼り付けることです。

  • 断熱シール:窓枠に貼り付けることで、窓枠と室内の空気の間に断熱層を作り結露を抑える
  • 紫外線防止フィルム:ガラス部分に貼り付けることで紫外線を吸収し、天板の劣化を防ぐ

こうした対策を施すことで、天板の劣化を軽減することが可能です。

ただし、効果が限定的である点、シールやフィルム自体が劣化すると交換する作業が必要になる点に注意が必要です。

アルミサッシを高断熱なサッシに交換する

2つ目の方法は、現況がアルミサッシである場合に高断熱なサッシに交換することです。

既存の住宅で利用されるケースが多いアルミサッシは、樹脂サッシと比較して1,000倍も熱を通しやすいとされています。
外気温が伝わる度合いが大きくなり、結露の発生量が多くなる可能性があります。

そこでアルミ樹脂複合サッシや樹脂サッシといった高断熱な製品を選択することで、結露の発生量を大幅に軽減することが可能です。
結果として、出窓の天板に湿気が伝わる割合を減らすことができ、劣化を防ぐことができます。

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シングルガラスを高断熱なガラスに交換する

3つ目の方法は、シングルガラスを高断熱なガラスに交換することです。

アルミサッシと同様に、既存の住宅では断熱性が低いシングルガラスが利用されてきました。

  • 複層ガラス:ガラスの枚数を2枚、または3枚に増やし、ガラス間に断熱層を入れることで断熱性を高めたガラス
  • Low-Eガラス:外部からの冷気の遮断や、内部の暖気を逃さないようにする効果を持つガラス

こうした製品を利用することで室外からの冷気の侵入を抑えることができ、結露の発生量を抑えることが可能です。

紫外線をカットするLow-Eガラスなどに交換する

4つ目の方法は、紫外線をカットする効果を持つガラスに交換することです。

熱を遮断するLow-Eガラスは紫外線の透過量を減らす効果を持っています。

また、このほかにも合わせガラスなど、紫外線の透過を減らす機能を持ったガラス製品が販売されていますので、利用することで紫外線による出窓の天板への影響を小さくできます。

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出窓の天板修理を検討する場合、結露や紫外線を防ぐ対策も並行して実施することをおすすめします。

首都圏で出窓の天板の劣化が気になる方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。

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出窓の天板修理に関する疑問と回答

出窓の天板修理に関する疑問と回答

記事の終わりに、出窓の天板修理に関して聞かれることの多い疑問にお答えします。

出窓の天板修理にかかる費用はどれくらいですか?

A.部分的な補修であれば1万円前後、サッシ交換など劣化対策も含めると数万円の費用を要します。

出窓の天板修理を業者に依頼する場合の費用の目安は以下のとおりです。

  • リメイクシートの貼り付け:1万円~ / 箇所
  • パテによる部分的な補修:1万円~ / 箇所
  • ヤスリによる削り作業と再塗装:2万円~ / 箇所
  • 天板の全面的な交換:3万円~ / 箇所
  • ガラス、サッシ交換:4万円~ / 箇所

※天板修理や窓リフォームの費用は、実際には条件や面積によって大幅に変わりますので、具体的には専門家に見積もりを取りましょう。

このうち、ガラスやサッシの交換については国や地方自治体の補助金を活用できますので、利用して経済的な負担を減らすことがおすすめです。

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シート貼り付けや塗装で注意することはありますか?

A.シートの貼り付けや再塗装をする場合は、既存の窓枠やサッシ、ガラスなどとの色味や新旧の差が生まれる点に注意が必要です。

修理後の色味の違いなどが気になる場合は、天板全体や窓枠も含めた交換など、面全体の更新を検討しましょう。

まとめ

出窓を修理する方法やそもそもの原因、修理後の劣化を防ぐ対策

「出窓の天板がボロボロになってしまった」
こうしたお悩みを抱えている方へ、修理する方法やそもそもの原因、修理後の劣化を防ぐ対策についても紹介しました。

出窓の天板周辺は家の中でも温度変化が大きい場所で、結露や紫外線による影響を受けやすい特徴があります。
このため劣化しやすく、場合によっては数年に一度の修理が必要になるケースもあります。

修理の回数を減らすためには、サッシやガラスの交換によって結露や紫外線といった問題を根本的に解決する必要があります。
出窓の天板について、修理や劣化対策を検討中の方は、窓や玄関のリフォームを専門に施工する、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。

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