【窓枠の木がボロボロ、塗装がバリバリ剥がれる】劣化や腐食の修理法を解説、DIYの可否など疑問も解消

【窓枠の木がボロボロ、塗装がバリバリ剥がれる】劣化や腐食の修理法を解説、DIYの可否など疑問も解消

「窓枠の木がボロボロ」
「塗装がバリバリ剥がれる」
このように、窓枠や塗装が劣化、腐食を起こすケースは珍しくありません。

そこで本記事では、窓枠や塗装が劣化した場合に備えて、どういった原因で劣化するのか、具体的に修理する方法や対策についても解説します。

DIYでの施工は可能なのか、といった疑問についても回答しますので、窓枠の劣化、腐食が気になる方はぜひ参考にしてください。

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このコラムのポイント
  • 窓枠の木や塗装部分の劣化は、主に雨水や結露水などの湿気、および太陽光の紫外線によって発生します。
  • 修理する場合は主に、再塗装、新しい建材を被せる、窓枠を交換する、といった方法が考えられます。
  • サッシやガラスの交換なども同時にすることで、窓枠を修理した後の劣化を防ぐこともできます。

 

窓枠とはどこを指すのか、役割も紹介

窓枠とはどこを指すのか、役割も紹介

そもそも窓枠とは、窓を支える木製の枠組み部分を指しています。

しっかりした木製の下地があることで、窓や窓ガラスをしっかり支えられますので、窓の長期的な耐久性を高める効果があります。

また、木で作られることから断熱性が高く、高い精度の施工によって十分な気密性を確保することも可能です。

窓枠の木や塗装が劣化する原因

窓枠の木や塗装が劣化する原因:結露

こうした役割を持つ窓枠、および塗装は長期間使用し続けると劣化する場合があります。

主な劣化の要因は、次の3点です。

  • 雨水の侵入
  • 結露の発生
  • 太陽光の紫外線

窓は外部と接することから風雨の影響を直接受け、風向きによってはサッシの下部に水が滞留し湿気が窓枠に及ぶ可能性があります。

また、冬場を中心に発生する結露は、窓枠にも直接水滴が付着するケースもあります。

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こうした水分に加えて、直射日光に含まれる紫外線は照射された物質を化学的に変化させる効果があり、窓枠や塗装を劣化させてしまいます。

窓枠や塗装の劣化は、取り付けている下地を湿気させることにもつながり、断熱材や柱、梁といった構造部分の損傷にもつながることもありますので注意が必要です。

 

窓枠や塗装の劣化が見られた場合、このように複数の原因が考えられます。

お住まいの建築条件や窓まわりの仕様によっても原因は変わりますので、原因が気になる方は、首都圏の窓リフォームの専門家、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。

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窓枠の木や塗装の3つの修理法

窓枠の木や塗装の3つの修理法

窓枠の木や塗装が劣化、腐食している場合、次の3つの方法を利用して修理することとなります。

表面を削って再塗装する

1つ目は、窓枠や塗装の表面を削って再塗装することです。

実は、窓枠のボロボロ、塗装のバリバリは表面が劣化しているだけで、内部がしっかりしているケースもあります。

やすりで表面を削り劣化した箇所を取り除けば、再塗装するだけで新品と同様の窓枠になる可能性があります。

木材やフィルム、シートを上から被せる

2つ目は、新品の木材やフィルムなどを上から被せることです。

窓枠と窓本体の間には数ミリ~数十ミリの高さがありますので、薄めの木材やフィルム、シートを貼り付けて劣化を覆い隠すことは可能です。

窓枠を交換リフォームする

3つ目は、木製の窓枠を交換リフォームすることです。

窓枠は、下地材に固定した上で窓が取り付けられており、一時的に取り外して交換することも可能です。

窓枠を新品に交換すれば、窓枠や塗装の劣化の悩みを一挙に解消できます。

DIYする場合も専門家に一度相談することがおすすめ

窓枠や塗装の修理、補修の費用を抑えるために「DIYしたい」と考える方もいます。
再塗装や建材を被せる方法であれば、DIYすることも可能です。

一方で、窓枠のボロボロ、塗装のバリバリが発生する原因を突き止めなければ再び同じ劣化が起こってしまいます。
そのためDIYでも対処可能な状態か、専門家に相談することから始めてみましょう。

首都圏で紹介しているお悩みを抱えている方は、株式会社MAC(マック)までお気軽にご相談ください。

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確認しておきたい、窓枠や塗装修理の費用

確認しておきたい、窓枠や塗装修理の費用

気になることは、窓枠や再塗装といった修理の費用です。

紹介した方法を選択する場合の費用の目安は以下のとおりです。

  • 表面を削って再塗装する:2万円/箇所~
  • 木材やフィルム、シートを上から被せる:2万円/箇所~
  • 窓枠を交換リフォームする:4万円/箇所~

なお、具体的な費用は現場によって大きく異なりますので、専門家へ状態の確認および見積もりを依頼しましょう。

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窓枠の木や塗装の劣化を防ぐ7つの対策

真空ガラスへの交換リフォーム事例

〈施工事例〉千葉県富津市窓交換リフォーム工事

窓枠の木や塗装の劣化を防ぐためには、次の7つの対策を検討しましょう。

  • 結露した水をこまめに拭き取る
  • 気密テープなどで隙間風対策をする
  • 紫外線をカットするカーテンを設置する
  • ガラス交換で断熱性を高める
  • ガラス交換で紫外線対策をする
  • 内窓(二重窓)で断熱、気密性を高める
  • 窓の交換リフォームでまとめて対策する

結露した水をこまめに拭き取る

1つ目は、結露で生じた水をこまめに拭き取ることです。

結露によって生じた水を放置すると、木材が水分を吸収してカビの発生や腐食につながる恐れがあります。

また、木材が膨張と収縮を繰り返すことにもつながりますので、塗装が剥がれる原因にもなります。

気密テープなどで隙間風対策をする

2つ目は、気密テープなどを利用して隙間風対策をすることです。

長期間使用し続けた窓は、窓と窓枠の間などに隙間が生じることがあります。
隙間風が入る箇所は特に低温になりやすく、結露が起こる可能性が高くなります。

隙間を防ぎ断熱する効果のあるテープを貼ることで、結露の発生を防ぐことが可能です。

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紫外線をカットするカーテンを設置する

3つ目は、紫外線をカットする効果を持つカーテンを設置することです。

紫外線は窓枠の木、および塗装の劣化を進行させます。
遮光タイプなど、紫外線を防ぐ機能のついたカーテンを利用しましょう。

ガラス交換で断熱性を高める

K様邸|真空ガラススペーシア施工例

〈施工事例〉K様邸|真空ガラススペーシア施工例

4つ目は、ガラス交換によって断熱性を高めて結露の発生量を抑えることです。

ペアガラスやトリプルガラス、真空ガラスといった断熱性能の高い窓を利用することで、外の冷気や熱気が室内に伝わることを防いでくれます。

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ガラス交換で紫外線対策をする

5つ目は、ガラス交換によって紫外線対策をする方法です。

窓枠の木などをボロボロにする要因のひとつである紫外線は、ガラスの種類によっては防ぐことができます。

  • 厚めのガラスを選択する
  • 複層ガラスを選択する
  • Low-Eガラスを選択する
  • 合わせガラスを選択する

このように、ガラスの種類や仕様によって紫外線の透過率は変わります。
窓枠や塗装への影響も変わりますので、ガラスの交換リフォームも窓まわりの耐久性を高めるために効果的です。

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内窓(二重窓)で断熱、気密性を高める

6つ目は、内窓によって断熱、気密性を高めることです。

既存の窓の内側にもうひとつ窓を増やす内窓は、次のような効果を発揮します。

  • 既存の窓と内窓の間に断熱層ができる
  • 内窓で気密を確保でき隙間風を防げる

こうした効果を受けて、結露が発生する量を大幅に減らせますので、窓枠や塗装の劣化を防ぐことにつながります。

窓の交換リフォームでまとめて対策する

7つ目は、窓全体をまとめてリフォームすることです。

ガラスの交換や内窓、気密テープなど個別の対策も効果的ですが、既存の断熱性が低いサッシを、樹脂サッシなど断熱性の高いサッシ、およびガラスにまとめて交換することで、結露や紫外線への対策をまとめて実施できます。

サッシやガラスを対象としたリフォームであれば、国や地方自治体が運用する各種補助金を利用することも可能ですので、合わせて検討することをおすすめします。

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まとめ

窓枠の具体的な修理の方法や費用、その後の劣化を防ぐ対策

「窓枠の木がボロボロになった」
「窓まわりの塗装がバリバリ剥がれてきた」
こうしたお悩みを抱えている方に向けて、具体的な修理の方法や費用、その後の劣化を防ぐ対策について解説しました。

窓周辺は結露による湿気や紫外線を常に受け続ける場所ですので、木や塗装の劣化は必ず起こります。
ただし、断熱性の高いサッシや紫外線を防ぐガラスの利用で、劣化の速度を大幅に遅らせることは可能です。

窓まわりの建材の劣化についてお悩みの方は、首都圏で窓や玄関のリフォームをする株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
劣化の原因、および根本的に解決する対策をご提案致します。

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