浴室(お風呂)を開き戸にして後悔!解消する方法は?浴室ドアの種類や選び方も紹介
「浴室(お風呂)を開き戸にして後悔している」
このように感じる方もいます。
浴室に入るドアには主に開き戸・引き戸・折れ戸とがあり、それぞれ特徴が異なります。
浴室ドアに求める機能が希望と異なる場合、浴室ドアの選択に後悔を抱える可能性がありますので、メリット・デメリットなどを正確に把握することが重要です。
また、浴室ドアの選択に後悔を感じる場合、リフォームによって解消できます。
具体的な方法も紹介しますので、これから浴室ドアを選ぶ方も、既存のドアに不満を感じている方も、ぜひ参考にしてください。
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このコラムのポイント |
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Contents
浴室ドアを開き戸にして後悔する瞬間とは?
はじめに、どういった場合に浴室ドアを開き戸にしたことに後悔を感じるのか、代表的な場面を紹介します。
- 開閉時に浴室の人や物に干渉する
- 浴室で人が倒れた場合に開閉できない
開閉時に浴室の人や物に干渉する
1つ目は、開閉時に浴室の人や物に干渉する場合です。
開き戸は浴室内部に向かって扉を大きく開けますので、洗い場に人がいる場合や物がある場合、ぶつかってしまう恐れがあります。
大人が入浴している途中で子どもが入る場合など、一度開き戸の動作範囲から避けなければいけません。
また、シャンプーやリンスなどを洗い場に置いていると、開き戸を開けたとき倒してしまう恐れもあります。
浴室で人が倒れた場合に開閉できない
2つ目は、浴室で人が倒れた場合に開閉できなくなる場合です。
先ほど紹介したとおり、開き戸は洗い場に向かって大きく扉を開きますので、人がいる場合にぶつかってしまいます。
万が一、浴室で人が倒れてしまった場合、倒れた人に干渉して浴室ドアが開かず、救出に支障をきたす恐れがあります。
このため持病のある方などは他のドアを利用する方が安心です。
開き戸の後悔、リフォームなどで解消する方法
〈施工事例〉浴室折れ戸 カバー工法
こうした浴室ドアの開き戸に関する後悔は、リフォームによって解消できる可能性があります。
次の3つの方法を検討して、開き戸の後悔を解消しましょう。
- 引き戸や折れ戸にリフォームする
- 浴室や脱衣室に十分な収納を設ける
- 緊急時の開閉方法を確認する
引き戸や折れ戸にリフォームする
1つ目は、開き戸を引き戸や折れ戸にリフォームすることです。
横方向にスライドする引き戸やドアが半分に折れる折れ戸は、洗い場に干渉する範囲が小さいことから、人や物にドアがぶつかることを心配せずに済みます。
また、同様にヒートショック(急激な温度差によって引き起こされる血圧の変化、および体調不良)が発生するなどして浴室で人が倒れた場合でもぶつかることなく開閉できますので、迅速に介抱・救助することが可能です。
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浴室や脱衣室に十分な収納を設ける
2つ目は、浴室や脱衣室に十分な収納を設けることです。
十分な収納を用意することで浴室内に物を置く必要がなくなり、開き戸がぶつかることも気にせずに済みます。
洗い場の床に物がなくなれば、子どもが入る場合に避けるスペースが増えますので、人にぶつかるストレスも軽減可能です。
緊急時の開閉方法を確認する
3つ目は、緊急時の開閉方法を確認することです。
実は浴室ドアには、緊急時に開閉できるよう特殊な開け方が用意されています。
利用することで、通常の開け方では浴室内の人や物に干渉する場合でも、浴室ドアを丸ごと外して進入可能です。
開き戸にメリットを感じていながら浴室内での体調不良が気になっている方は、メーカーや品番から緊急時の開閉方法を確認しましょう。
浴室ドアの種類と特徴を紹介
浴室ドアを開き戸からリフォームする場合、気になることは他の浴室ドアの種類です。
開き戸・引き戸・折れ戸、それぞれの特徴を紹介しますので参考にしてください。
開き戸
〈施工事例〉東京都足立区浴室ドア交換工事
- 構造が単純で掃除しやすい
- 構造が単純で故障しづらい
- デザインがスッキリしている
- 人や物に干渉することがある
開き戸は最も一般的な浴室ドアで、ドアが丸ごと浴室側に開きます。
構造が単純であることから、掃除しやすく故障しづらい、メンテナンス性の高さが大きなメリットです。
一方で、動作範囲が大きくなることから、紹介したように人や物に干渉し開かない、開きづらいことがある点がデメリットです。
引き戸
- 通路部分の有効面積が広い
- ドア前後に空間を設ける必要がない
- バリアフリー性が高い
- ドアを引き込むスペースが必要
- 一般的には一番高額になる
- レール部分の掃除が必要
引き戸は横方向に浴室ドアがスライドする方式です。
ヒンジ(回転部分)もなくドア全体を開くことができ、人が通行できる部分の面積が広いメリットがあります。
加えて段差も少ないことからバリアフリー性が高く、ドアの開閉時に干渉することもなく安全性が高い点もメリットです。
一方でドアを引き込むために十分な面積の壁が必要になる点や設置費用が高い点、スライドするためのレール部分を掃除する必要がある点はデメリットです。
折れ戸
〈施工事例〉浴室折れ戸 カバー工法
- 開閉範囲がコンパクト
- ドアが折れる分、通路部分の有効面積が減る
- 細かい部品が多く故障率が高い
折れ戸は構造としては開き戸と同様ですが、開く際に扉が真ん中で割れる機構になっています。
ドアが折れる分、開閉動作の範囲がコンパクトに済み、浴室の人や物に干渉しない点はメリットです。
一方で、開放時にドアが折れる分、人が通行できる有効面積が減ること、細かい部品が多く故障しやすいことなどはデメリットといえます。
浴室ドアは製品によって特徴が異なりますので、お住まいの間取りを確認しながら専門家と相談することをおすすめします。
首都圏で浴室ドアの交換を検討している方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
4つのポイントをチェック「浴室ドアの選び方」
記事の終わりに、実際にリフォームを検討する際、どういった視点で浴室ドアを選択すればよいのか、次の4つのチェックポイントを紹介します。
- 開閉範囲
- 掃除しやすさ
- バリアフリー性
- 予算
開閉範囲
浴室ドアの種類によって開閉範囲は変わります。
開閉時に干渉する範囲は開き戸が最も大きく、続いて折れ戸、引き戸の順で小さくなります。
開閉範囲に不満を抱えている方は、折れ戸や引き戸を選ぶことをおすすめします。
掃除しやすさ
掃除のしやすさは開閉範囲とは逆に、開き戸が最も簡単で、続いて折れ戸、引き戸の順で手間を要します。
開き戸はドアを枠に取り付けられたゴムパッキンに押し付けることで水密性を取りますので、パッキン部分を掃除すれば美観を保てます。
折れ戸の構造は開き戸と同様ですが、真ん中で折れるため凹凸や部品が多くなり、手間がかかる点に注意が必要です。
引き戸は、扉が移動するレールを取り外して掃除することとなりますので、メンテナンス性を重視する方は開き戸がおすすめです。
バリアフリー性
高齢者の方や身障者の方にとっては、段差が少ないなどバリアフリー性の高さは重要な検討事項です。
開き戸や折れ戸は、脱衣室への浸水を防ぐためにドア下部に一定の立ち上がりが必要で、小さな段差が生まれます。
引き戸は下部をフラットにでき、また出入口の有効面積が大きいことから、バリアフリー性が高い特徴を持っています。
予算
交換にかかる予算も重要な検討要素です。
浴室ドアは、一般的には折れ戸が最も安価で、続いて開き戸、引き戸の順に高くなります。
ただし、製品や施工店の工賃によって金額が変わりますので、具体的な金額はリフォーム業者に見積もりを取ることをおすすめします。
浴室ドアの種類に迷っている場合は、種類ごとに見積もりを取って検討しましょう。
まとめ
〈施工事例〉東京都足立区浴室ドア交換工事
浴室(お風呂)を開き戸にして後悔を感じている方や、これから浴室ドアの種類を選ぶ方に向けて、後悔を解消する方法や浴室ドアを選ぶ方法を解説しました。
シンプルな構造の開き戸は、掃除がしやすく故障しづらいなど、メリットが豊富にあります。
一方で浴室内の人や物と干渉するなど、不満を感じることもあります。
リフォームによってドアの種類を交換して不満を解消できる可能性もありますので、交換リフォームの専門家に相談して最適な浴室ドアを選びましょう。
首都圏で浴室ドアに不満を感じている方は、株式会社MAC(マック)までお気軽にご相談ください。