「風の音がうるさい、寝れない」原因は?お手軽な方法から根本的な対策まで、風の音を止める方法も紹介
「風の音がうるさい、寝れない」
このように、外から聞こえる風の音が気になって寝れないという方もいます。
そこで本記事では、風の音が気になって寝れないのはどうしてなのか、原因を紹介するとともに、風の音を止めるための具体的な方法をお伝えします。
布団に入っても寝れないことはストレスになり、また次の日の体調も左右しますので、早めに対策を取り快適な睡眠を取れるようにしましょう。
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このコラムのポイント |
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風の音で寝れない原因とは?
はじめに、風の音で寝れないのはどうしてなのか、主だった原因を紹介します。
- 風の音が不安や緊張につながるから
- サッシや網戸、シャッターのガタつきが気になる
このように、風の音で寝れない場合、「ビュービュー、ゴウゴウ」という風自体の音のほか、「ガタガタ」といったサッシや網戸、シャッターのガタつきが原因の場合とがあります。
原因を正しく把握することで適切な対策を取れますので、寝れない原因を突き止めましょう。
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風の音が室内まで響いてしまう原因
風の音は気になる場合と気にならない場合とがあります。
両者の違いはどうして生まれるのか、原因を確認しましょう。
ビル風、海風など風が強い地域に住んでいる
たとえば、ビル風や海風など、強風が吹きやすい地域で家を建てた場合は、他の地域と比べて風の音に悩むことが多くなる可能性が考えられます。
特に風を遮るものがない地域では、台風などの強風時に風の音が大きく感じられます。
サッシの気密性が低い
風の音が気になる原因のひとつは、サッシの気密性が低いことです。
サッシと窓枠の間に隙間がある場合、隙間から外部の風の音が侵入します。
特に、静かな就寝時は「ヒュー」という音が響いて気になることがあります。
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窓ガラスの遮音性が低い
窓に使用するガラスは、ガラスが1枚だけで構成される単板ガラスや、複数枚で構成される複層ガラスなど種類が異なります。
このうち単板ガラスは、ガラスを挟んですぐに外部と接することから、遮音性能が低く風の音が伝わりやすい点に注意が必要です。
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サッシの建て付けが悪い
新しいサッシを導入している場合でも、サッシが傾いて隙間が生まれれば風の音が響くこととなります。
「ヒューヒュー」といった隙間風特有の音がする場合は、サッシが歪んでいるなど建て付けが原因である可能性があります。
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吸気口・排気口から音が侵入する
風の音は、サッシや窓が騒音源となるケースが多いですが、ほかにも空気を取り込むための吸気口、室内の空気を排出するための排気口が原因となることもあります。
空気が出入りする場所があれば風の音が響く原因となりますので、原因のひとつとして認識しましょう。
このように、風の音が気になる場合、考えられる原因は多岐にわたります。
原因の特定は専門家でなければ難しい場合もありますので、首都圏で風の音に悩まされている場合は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
風の音を止めるお手軽な方法
風の音を止めるには、どうすればよいのでしょうか。
はじめに手軽に取り組むことのできる対策について紹介します。
耳栓をつけたまま寝る
1つ目の方法は、耳栓をつけたまま寝ることです。
耳栓は手軽に購入でき、また身につけることで風の音を遮ることのできるアイテムです。
長時間の使用時は耳に負担がかかることもありますので、風の強い日だけ耳栓をするなど、使用タイミングを考慮しましょう。
就寝する部屋を変える
2つ目は、就寝する部屋を変えることです。
寝室で風の音に悩まされる場合、子ども部屋やリビング、和室など他の部屋で寝ることで風の音が軽減されることがあります。
風は時期や地形によって特定の方向から吹きつけることが多く、部屋を移動するだけで悩みを解消できる可能性があります。
隙間テープを貼り付ける
3つ目は、サッシと枠のあいだに隙間テープを貼り付けることです。
風の音が気になる場合、サッシと枠のあいだを通り抜ける隙間風が原因である場合があります。
ホームセンターで販売されている専用のテープを利用することで隙間風を軽減しましょう。
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遮音性の高いカーテンに交換する
4つ目は、遮音性の高いカーテンに交換することです。
カーテンの中には、生地を厚くしたり特殊な素材を使用することなどで、外部の音を軽減する効果を持つ製品があります。
こうした製品に交換することでも、風の音を軽減することが可能です。
サッシをメンテナンスする
5つ目は、既存のサッシをメンテナンスすることです。
サッシは長期間使用し続けることで、歪んだり隙間が生じたりして、隙間風が侵入することがあります。
適切にメンテナンスを施すことで、風の音が室内に響くことを軽減できます。
こうしたお手軽に取れる方法は、解決する際に費用がかからない点がメリットです。
一方で根本的な解決には至らないことから、悩みが深い方はリフォームを選択肢に含めることをおすすめします。
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風の音を根本的に改善する方法(リフォームなど)
続いてリフォームによって、風の音がうるさくて寝れない問題を根本的に解決する方法を紹介します。
サッシのゴムパッキンを交換する
1つ目は、サッシのゴムパッキンを交換することです。
サッシと枠の隙間を埋めるゴムパッキンは、経年劣化によって硬くなり、ひび割れて気密性が損なわれます。
ゴムパッキンを交換することで、隙間風を根本的に解決できる可能性があります。
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複層ガラスに交換する
2つ目は、既存の窓ガラスを複層ガラスに交換することです。
複層ガラスとは、2枚以上のガラスで構成される製品で、一般的には断熱性を高めて暖かな住環境を実現するために利用されます。
複層ガラスへの交換で、ガラス間に含まれる空気の層によって外部の風の音を軽減する効果を期待できます。
サッシを交換リフォームする
3つ目は、サッシを丸ごと交換リフォームすることです。
長期間使用し続けたサッシは、歪みやパッキンの劣化などによって気密性が低下します。
劣化した箇所が一新されるとともに、気密性にも配慮された新しい構造になっていますので、外から響く風の音を遮断する効果が高まります。
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内窓を取り付けて二重窓にする
4つ目は、内窓を取り付けて二重窓にすることです。
内窓とは、既存の窓の内側に新たな窓を追加するリフォームを指します。
既存の窓と新たに取り付けた窓との間に空気の層ができますので、複層ガラスへの交換と同様に風の音を遮断する効果を期待できます。
換気扇をシャッター付きの製品にする
5つ目は、換気扇をシャッター付きの製品にすることです。
風の音の侵入経路は玄関ドアや窓だけではなく、換気扇も考えられます。
気密性の低い換気扇を利用している場合、風の音が侵入する要因となっている可能性があります。
作動中のみシャッターが開放状態となる換気扇を利用すれば、換気扇から侵入する風の音を軽減可能です。
換気口に吸音スポンジを入れる
6つ目は、換気扇に吸音スポンジを取り付けることです。
換気扇奥のパイプ内に専用のスポンジを取り付けることで、換気扇を通じて発生する風の音を軽減できる可能性があります。
外構でフェンスを取り付ける
7つ目は、外構でフェンスを取り付けることです。
季節風や地形から生じる風は、季節ごとに吹く風の方向に法則性があります。
住まいの窓に近い場所にフェンスを取り付けることで家に直接風が当たることを防ぎ、風の音の悩みを解消できます。
風の音に対処する方法は、玄関ドアや窓、換気扇や外構など多岐にわたります。
最適な対策は現場によって変わりますので、こうした工種の専門家に依頼することが重要です。
首都圏で「風の音がうるさい、寝れない。」とストレスを感じている方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
まとめ
「風の音がうるさい、寝れない。」どう対策するべき?
こうした疑問にお答えしました。
窓ガラスやサッシ自体の遮音性能が不足する場合、就寝時に風の音が気になり寝れないことはあります。
耳栓や寝る部屋を変えるなど、気軽に取れる対策もありますが、根本的な解決にはなりません。
窓ガラスやサッシの交換、外構での対策によって風の音が聞こえる原因を解消できますので、リフォームも含めて風の音への対策を検討しましょう。
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