玄関シャッターの後付けはできますか?疑問に回答│選び方やメリット・デメリットなど特徴も解説
「玄関シャッターの後付けはできますか?」
こうした質問を頂くことがあります。
玄関を含めた開口部は、台風などの災害時には雨風の吹き込み口となる可能性があり、また近年不安視される空き巣や強盗などの侵入口となるため注意が必要です。
そこで本記事では、玄関シャッターの後付けの可否や特徴、シャッターを取り付けるメリット・デメリットや選び方といった点について解説します。
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このコラムのポイント |
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Contents
玄関シャッターの後付けはできますか?
はじめに、玄関シャッターの後付けの可否、および取り付けられないケースについて解説します。
基本的には後付けは可能
玄関シャッターの後付けは基本的には可能です。
現行の玄関シャッターは、各メーカーから様々な寸法、デザインの製品が販売されていることから、多くの玄関に後付けで設置することができます。
取り付けられないケースに注意
多くの玄関にシャッターを後付けできる一方で、次のようなケースでは取り付けられない場合があります。
- 既存のシャッターや雨戸が干渉する場合
- 軒・ひさしで取付スペースを確保できない場合
- 一般的な寸法より玄関が大きく製品が対応していない場合
玄関へのシャッターの後付けは基本的には可能ですが、玄関および既設の設備によっては取り付けられなかったり、軒や設備の移動が必要になるケースもあります。
首都圏で「シャッターの後付けはできるの?」と疑問をお持ちの方は、お気軽に株式会社MAC(マック)まで、ご相談ください。
玄関シャッターの後付けの特徴
玄関シャッターを後付けする場合、次のような特徴がありますので、設置を迷っている方は参考にしてください。
「設置しておけばよかった」に対応できる
1つ目は「設置しておけばよかった」といった後悔の思いを解消できることです。
家を建ててから「こうすればよかった」と後悔することは少なくありません。
玄関シャッターについても、設置すればよかったと感じるケースはありますが、幸い玄関シャッターは後付けできますので、後悔の思いを解消することが可能です。
早ければ1日で設置作業が完了する
2つ目は、早ければ1日で設置作業が完了することです。
玄関シャッターは、既設のシャッターの取り外しなど、他の条件がなければ半日から1日ほどで設置作業を終えられます。
屋外での作業ですので、室内で過ごしながらリフォームを受けられる点もメリットです。
取り付けの可否を事前に確認する必要がある
3つ目は、取り付けの可否を事前に確認する必要があることです。
玄関シャッターは、シャッターを収納するシャッターケースや、扉が移動するガイドレールなど、複数の部材を取り付ける必要があります。
取り付けに必要な下地があるか、また取り付けや開閉の支障となる物や設備がないか、設置業者と一緒に確認しなければいけません。
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選べるデザインが少なくなる
4つ目は、選べるデザインが少なくなることです。
新築で玄関シャッターを設置する場合は、製品に合わせて軒・ひさしやインターホンなどの位置を調節します。
しかし後付けの場合は、既設の玄関や設備に合わせて取付可能な製品を選択することになります。
電動シャッターなど寸法の大きな製品は取り付けられない、といった可能性がありますので注意が必要です。
玄関シャッターを後付けする場合、このような特徴を把握する必要があります。
設置の可否やデザインなど、より詳しく検討したい方は、専門家に相談して玄関に適した製品や見積もりの提案を受けましょう。
首都圏で玄関へのシャッター取り付けを検討している方は、株式会社MAC(マック)までお気軽にご相談ください。
後付け玄関シャッターの選び方
後付けで玄関シャッターを選ぶ場合、事前に知っておきたい「選び方」がありますので紹介します。
外側・内側など設置場所を検討する
1つ目は外側と内側など、設置場所について検討することです。
一般的に外側に取り付ける玄関シャッターですが、次のような理由で玄関ドアの内側に取り付けられることがあります。
- シャッターケースやレールによって外観を損なわない
- インターホンやポストなど、凹凸の多い外壁を避けられる
- 室内から操作でき玄関の開閉による虫や雨風の侵入を防げる
設置する目的を考えて、玄関シャッターを設置する最適な場所を探しましょう。
手動・電動の特徴を把握する
2つ目は手動と電動、双方の特徴を把握することです。
● 手動シャッター
- 製品単価や設置費用を抑えられる
- 機械部分が少なくメンテナンスが簡単
- 機械部分が少ない分シャッターケースが小さい
● 電動シャッター
- 開閉時に力をかける必要がない
- 開閉時にケガをする心配がない
- 開閉時の騒音を抑えられる
このように手動と電動はそれぞれ特徴が異なりますので、違いを把握した上で製品を選択しましょう。
採光・通風仕様の有無を選ぶ
3つ目は、採光・通風仕様の有無を選ぶことです。
製品によっては、シャッターがスリット形状になっていて、光や風を通過する製品も販売されています。
防犯性を高めながら快適な住環境を実現することも可能ですので、シャッターに求める機能を明確にすることをおすすめします。
耐風性能の有無を選ぶ
4つ目は、耐風性能の有無を選ぶことです。
シャッターは製品によって、耐えられる風の強さ(耐風圧性能)が変わります。
耐風圧性能は日本工業規格で定められていて、「S-1」から「S-7」までの等級に分かれています。
参考:経済産業省 窓ガラス及び窓シャッターに関する暴風雨対策のためのJISを整備
玄関シャッターに求める機能が台風時の耐風性能である場合、お住まいの地域で想定される風の強さに合わせたシャッターを選ぶことが重要です。
設置費用から検討する
5つ目は、設置費用から検討することです。
シャッターは電動と手動、採光・通風機能の有無や寸法、デザインなどによって製品単価や取り付け費用が変わります。
シャッターの設置にかけられる費用はご家族によって異なりますので、どの程度の予算を確保できるのか検討した上で、玄関シャッターの施工ができる業者に見積もりを取る必要があります。
首都圏で玄関のシャッターを検討中の方で、選び方や設置方法に疑問を持っている方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
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玄関にシャッターを取り付ける7つのメリット
そもそも玄関にシャッターを取り付ける場合、どういったメリット・デメリットがあるのか記事の終わりに紹介します。
玄関にシャッターを取り付ける場合、次の7つのメリットがあります。
- 防犯性が高まる
- 耐久性が高まる
- プライバシーを守れる
- 台風など災害対策になる
- 遮熱効果があり室内が快適になる
- 遮光効果で日差しの調節ができる
- 防音効果を感じられる
中でも期待する方が多い効果は、防犯性と災害対策です。
玄関ドアにガラスがある場合、破壊した上で侵入される可能性がありますが、シャッターがあれば侵入を防げる可能性が高まります。
また、大型化する台風を受けて、震える玄関ドアや窓に不安を感じる方は少なくありません。
こうした場合も、シャッターがあれば台風時も安心して過ごすことが可能です。
玄関にシャッターを取り付ける3つのデメリット
玄関にシャッターを取り付ける場合、デメリットについても確認する必要があります。
- 設置や点検、メンテナンスに費用がかかる
- 開閉時に騒音が気になることがある
- 外観デザインが気になることがある
こうしたデメリットがある点に留意して、玄関ドアへのシャッター取付を検討しましょう。
なお、開閉時の騒音に対しては電動シャッターを選択する、外観デザインへの影響が気になる場合はケースの小さな製品を選択するなど、個別に対策を取ることは可能です。
デメリットが気になっている方は、リフォーム業者などの専門家に気軽に相談することをおすすめします。
まとめ
「玄関シャッターの後付けはできますか?」
こうした疑問にお答えしました。
玄関に後付けでシャッターを取り付けることは基本的には可能ですが、寸法や玄関周辺の設備などによっては取り付けに制限が出る場合があります。
取り付けの可否や制限への対応は、専門家が現場を見なければ分かりませんので、玄関ドアや窓などのリフォームを手掛ける業者に相談することをおすすめします。
首都圏で取り付けを検討中の方は、玄関ドアや窓、エクステリアなどのリフォームを施工する、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。