玄関ドアから音が鳴る原因と対処法|施工業者に依頼する場合の費用相場や予防方法も解説
「玄関ドアから音が鳴るのはなぜ?」と考える方は多くいらっしゃいます。
玄関ドアの音はご家族のストレスとなる場合もあるので、原因を把握して早めに対処することが大切です。
そこで今回は、首都圏で玄関ドアのリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、玄関ドアから音が鳴る原因と対処法を解説します。
このコラムのポイント |
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この記事を読むと、玄関ドアのストレスを減らすヒントを得られるので、ぜひ最後までごらんください。
Contents
玄関ドアから音が鳴る原因
玄関ドアから音が鳴る原因は、以下のとおりです。
- キーキー鳴る・きしみ音がする場合|金具に不具合が発生している
- バタンと閉まる場合|エアタイトゴムが劣化している
- パキパキ鳴る場合|温度差による熱膨張が影響している
ご自宅の玄関ドアの状況と照らし合わせながら、チェックしましょう。
キーキー鳴る・きしみ音がする場合|金具に不具合が発生している
玄関ドアの開閉時にキーキー鳴る・きしみ音がする際は、以下の金具に不具合が発生しているのが原因だと考えられます。
- ドアの開閉の支点となる「丁番(ちょうばん)・蝶番(ちょうつがい)」
- 丁番の中心部分にある金属製の「心棒」
- ドア上部に設けられた「ドアクローザー」
音の原因となっている金具の不具合は、以下のとおりです。
- 丁番やドアクローザーのオイルが切れている
- 丁番やドアクローザーのネジが緩んでいる
- 丁番や心棒が歪んでいる
- 丁番やドアクローザーなどが劣化している
時間の経過とともに金具のオイルは減少してしまうため、「前回オイルをさしたのがだいぶ前になる」といった場合にはオイル不足が要因の可能性があります。
また、開閉や地震の振動によってネジが緩んでいるケースもあるので、状態をチェックしましょう。
上記が原因でない場合には、ドア枠自体が歪んでいたり、ドアの下部にある「沓摺り(くつずり)」が膨張していたりするのが要因だと推測されます。
バタンと閉まる場合|エアタイトゴムが劣化している
玄関ドアがバタンと閉まる場合は、エアタイトゴムが劣化している可能性があります。
「エアタイトゴム」とは、ドア枠の戸当り部分に設置されているパッキンで、ドアを閉める際の衝撃吸収などを目的に取り付けられている部品です。
玄関ドアを閉めるときに大きな音がする際は、エアタイトゴムに破損や亀裂がないか細かくチェックしましょう。
玄関ドアの「ガチャン・バタン」と鳴る場合の対策を、こちらの記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉玄関ドアの「ガチャン・バタン」9つの対策を解説│問題点と原因も紹介
パキパキ鳴る場合|温度差による熱膨張が影響している
春先や秋口などに玄関ドアから「パキパキ」という音が鳴る場合は、温度差による熱膨張が影響しているケースがあります。
「熱膨張」は直射日光などにより玄関ドアの外側と内側で温度差が大きくなることで発生し、熱膨脹の仕方が部材間で異なるため、ドアから音が鳴ります。
特に外気温が低い時期に玄関ドアに直射日光が当たると発生する場合があり、ドアの不具合ではありません。
首都圏で玄関ドアのリフォームを検討中の方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
お悩みを解消できる、最適なドアを提案いたします。
玄関ドアから音が鳴る場合の対処法
玄関ドアから音が鳴る場合の対処法は、以下のとおりです。
- 金具のネジを締め直す
- 金具にオイルをさす
- 金具を交換する
- エアタイトゴムを交換する
- ドアごと交換する
それぞれについて解説します。
金具のネジを締め直す
玄関ドアの金具の状態を確認し、丁番やドアクローザーのネジが緩んでいる際には、ドライバーやレンチでネジを締め直しましょう。
なお、ドアクローザーのネジは開閉スピードなどを調整する役割もあるため、締めすぎ・緩めすぎには注意が必要です。
玄関ドアの取り扱い説明書をチェックして、金具の調整方法を確認してから作業してください。
金具にオイルをさす
金具にネジの緩みなどがない場合は、丁番やドアクローザーのアームに以下のアイテムを利用しましょう。
- スプレータイプの潤滑油
- 半固体状の潤滑剤「グリス」
ただし、グリスを利用するには一旦玄関ドアを外す必要があるので、まずスプレータイプの潤滑油を試してみるのがおすすめです。
ドアクローザーは高い位置にあるので、脚立や踏み台を利用して作業してください。
金具を交換する
金具のネジを締め直したり、オイルをさしたりしても玄関ドアの音が改善されない場合には、金具の交換を検討してください。
種類によっても異なりますが、金具の寿命は丁番で15〜25年、ドアクローザーで10〜15年なので、寿命が過ぎている際にも交換するのが無難です。
金具の交換はDIYでできる可能性もありますが、不慣れな場合は施工業者に依頼しましょう。
玄関ドアクローザーは自分で交換できるかについては、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉玄関ドアクローザーは自分で交換できる?プロに頼む費用相場も解説
エアタイトゴムを交換する
玄関ドアのエアタイトゴムに劣化を確認できるようなら、交換しましょう。
玄関ドアによって使用されているエアタイトゴムのサイズや素材に違いがあるため、ご自宅の玄関ドアに合う製品を選ぶ必要があります。
ご自身でエアタイトゴムの交換ができるか不安な場合には、施工業者に依頼するのがおすすめです。
ドアごと交換する
玄関ドア全体が劣化している場合には、ドア交換も視野に入れましょう。
断熱性の高い玄関ドアに変更すれば、外気の影響を受けづらくなり、玄関の冷えや結露を防ぐことも可能です。
また、ドアごと交換すると「鍵がかけづらい」「開閉しにくい」といった不具合も解消できます。
玄関ドア交換は自分でできるかを、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉玄関ドア交換は自分(DIY)でできる?メリット・デメリット、費用を抑える5つの方法も解説
首都圏で玄関ドアのリフォームを検討している方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
ご自宅の玄関の状況を踏まえて、適切なプランを提案いたします。
玄関ドアの修理を施工業者に依頼する費用相場
玄関ドアの修理を施工業者に依頼する費用相場は、以下のとおりです。
種類 | 費用相場 |
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丁番へグリスを塗る | 5,000円〜1万円 |
丁番を交換する | 2万〜3万円 |
ドアクローザーを交換する | 2万~5万円 |
玄関ドアを交換する | 20万円〜 |
上記は数時間〜1日で施工が完了するので、手軽にリフォームできます。
また、施工業者によっても費用や工期に違いがあるため、2〜3社に見積もりを依頼しましょう。
玄関ドアから音が鳴るのを予防する方法
玄関ドアから音が鳴るのを予防する方法は、以下のとおりです。
- 玄関ドアは丁寧に開閉する
- 玄関ドアに衝撃を与えない
- 玄関ドアの不具合はなるべく早めに対応する
力任せに玄関ドアを開閉したり、衝撃を与える頻度が多かったりすると、金具に不具合が発生しやすくなるため注意しましょう。
また、地震など強い衝撃が発生したあとは、玄関ドアの状態を確認してください。
首都圏で玄関ドアのリフォームをお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
自社施工体制で、スピーディーに対応いたします。
まとめ
玄関ドアの金具の不具合やエアタイトゴムの劣化が原因で、ドアから音が鳴る可能性があります。
金具の交換などはDIYでも可能ですが、正確に取り付けるためにも施工業者に依頼しましょう。
今回ご紹介した内容を、玄関ドアの音対策を検討する際の参考としていただけると幸いです。