暖房なしで暖かく過ごす10の方法|DIYでできる方法からリフォームまで解説
寒い冬の季節、暖房費の高騰に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
実は暖房を使わなくても、工夫次第で快適に過ごせます。
そこで今回は、首都圏で窓のリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、賃貸住宅でも実践できる手軽な方法から、本格的な断熱リフォームまで、暖房なしで暖かく過ごすためのポイントを解説します。
すぐに実践できる方法も多数ご紹介しているので、光熱費の節約にお悩みの方は、ぜひ最後までごらんください。
このコラムのポイント |
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Contents
暖房なしでも室内を暖かく保つ10の方法
寒い冬を暖房に頼らず快適に過ごすためには、さまざまな工夫が必要です。
ここでは、暖房なしでも室内を暖かく保てる10の方法を紹介します。
手軽に始められる方法もありますので、ご家庭の環境に合わせて取り入れてください。
1. 厚手のカーテンに交換する
室内の熱がとくに逃げやすい窓まわりの対策として、まずは厚手のカーテンへの交換がおすすめです。
一般的なカーテンと比べて、断熱効果の高い厚手のカーテンは冷気を通しにくく、室内の暖かさを保ちやすいのが特徴です。
とくに床までしっかりと届く長さのものを選ぶと、窓から侵入する冷たい空気を防ぎ、より高い断熱効果を発揮します。
2. 窓に断熱フィルムを貼る
室内の暖かい空気の約58%は窓から逃げているとされています。
せっかく暖めた空気を逃がさないために効果的なのが、窓ガラスに断熱フィルムを貼りつけることです。
フィルムを貼るとガラスとフィルムの間に空気層が生まれ、断熱効果が高まります。
断熱フィルムは100円ショップから専門店が扱う高性能タイプまで、予算に合わせて選べます。
また、道具を使わずに手で貼れる商品も多く、DIY初心者でも気軽に始められるのが特徴です。
3. 隙間テープを貼る
窓やドアの小さな隙間も冷気の侵入経路です。
隙間テープを貼って気密性を高めると、冷気の侵入を抑えられます。
とくに築年数が経った住宅は、経年劣化により窓枠やドアまわりの隙間が大きくなりがちなため、隙間テープによる対策が効果的です。
4. カーペットやラグを敷く
足が接している床も冷たさを感じる箇所なので対策が必要です。
カーペットやラグを敷くことで、床下からの冷気を防ぎ、室内の温度を保ちやすくなります。
また、素足で直接冷たい床に触れなくてすむので、体感温度も上がります。
とくにフローリングの床は冷たく感じやすいので、リビングなど長時間過ごす場所には、ぜひカーペットやラグの設置を検討してください。
5. 湿度を上げる
空気が乾燥していると、湿度の高い空気と比べて体感温度が低く感じられます。
室内の湿度を適切に保つことで、より暖かく感じられるようになります。
湿度を上げる方法として、主に以下の4つがおすすめです。
- 加湿器を使用する
- 室内干しをする
- 観葉植物を置く
- お湯の入った容器を置く
ただし湿度が高すぎると結露やカビの原因になるので、湿度計で40~60%程度に管理するのが目安です。
6. 足湯をする
手軽に全身を温められる方法として「足湯」がおすすめです。
洗面器やバケツにお湯を入れるだけで、ご自宅で気軽に始められます。
とくにおすすめなのは、就寝前の足湯です。
40度程度のお湯に15分ほど足をつけると、冷えがちな足先から血行が促進され、自然と全身が温まります。
冷え性の方は就寝前の足湯で、暖かい状態で眠りにつけます。
7. 湯たんぽで体を直接温める
寒い季節の就寝時に重宝するのが「湯たんぽ」です。
布団に入る前にセットしておけば、暖かく過ごせます。
昔ながらの知恵ですが、今でも多くの方に愛用されています。
最近は従来のゴム製やステンレス製に加えて、蓄熱式の湯たんぽも人気です。
電気を使わないエコな蓄熱タイプは、お湯を入れ替える手間もなく、安全性も高いのが特徴です。
8. 食事や飲み物にしょうがを取り入れる
寒い季節の味方として欠かせないのが「しょうが」です。
しょうがには、血行を促進して体を内側から温める効果があるので、とくに冷え性の方におすすめです。
毎日の食事やドリンクに取り入れることで、自然と体が温まりやすくなります。
9. 重ね着をする
暖房なしで暖かく過ごすには重ね着が欠かせません。
ポイントは、厚手の服1枚よりも薄手の服を何枚も重ねることで、衣服と衣服の間に空気の層ができ、体温を逃がしにくくなります。
とくに重要なのが、首回り・手首・足首の3つを温めることです。
これらは血管が皮膚の表面近くを通っているため、身体から熱が逃げやすい箇所です。
10. タオルケットを布団の上にかける
就寝時の寒さ対策として、布団の上からタオルケットをかけるのがおすすめです。
タオルケットは布団から逃げる熱を防ぐ役割を果たし、より暖かく眠れます。
また、タオルケットの重みによって布団がより体にフィットし、冷気が入りにくくなる効果も期待できます。
これらの対策はすぐに取り入れられる反面、効果は限定的です。
毎年同じ対策を繰り返しているのに、なかなか快適な室温が保てないとお悩みの方には、住宅の断熱性能を根本から見直すリフォームという選択肢があります。
首都圏で窓のリフォームをご検討中の方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
暖房なしで快適に過ごすための本格的な対策方法
ここではより本格的な対策として、窓まわりのリフォームについて解説します。
初期費用はかかるものの、高性能な窓に交換することで光熱費が削減され、10年、20年という長期では、実質的な家計の負担軽減につながります。
断熱サッシへの交換
窓まわりの断熱性能を高める方法として、断熱サッシへの交換がとくに効果的です。
既存の窓枠を活かしながら新しい断熱サッシを取り付けられるので、壁を壊す必要がなく、住宅の負担を抑えられます。
断熱サッシは、既存の窓と変わらない使い勝手はそのままに、高い気密性と断熱性を実現します。
内窓(二重窓)の設置
内窓(二重窓)は、既存の窓の室内側にもう1枚窓を取り付ける方法です。
工事は1箇所あたり1時間程度で完了し、壁を壊す必要がないため、手軽に断熱性能を上げられます。
内窓の設置によって、窓と窓の間に空気層ができ、高い断熱効果が生まれます。
また、2024年現在、窓の断熱リフォームには国や自治体による補助金制度があり「先進的窓リノベ事業」では、最大200万円の補助金を受け取れる可能性も。
窓のリフォームをお考えの方は、ぜひ補助金の活用を検討してみてください。
補助金の詳細は、以下でわかりやすく解説しています。
〈関連ページ〉【2024】先進的窓リノベ事業とは?補助金が"間に合わない・なくなる"ことも?解説します
快適な住環境を叶えるなら、窓のリフォームがおすすめです。
ご検討中の方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
まとめ
暖房なしでも暖かく過ごすための方法として、手軽なDIY対策から本格的なリフォームまでご紹介してきました。
室内の熱の約58%は窓から逃げているため、厚手のカーテンや断熱フィルム、隙間テープなどの窓まわりの対策が効果的です。
より快適な住まいを目指す方には、断熱サッシへの交換や内窓の設置をおすすめします。
2024年は補助金制度も利用できますので、窓の断熱リフォームをご検討の方は、首都圏での施工実績が豊富な株式会社MAC(マック)まで、ぜひお気軽にご相談ください。