玄関ドアのメンテナンス方法を素材別に紹介|劣化・汚れの原因や白くなるのはなぜかも解説
「玄関ドアのメンテナンス方法を知りたい」と考える方は多くいらっしゃいます。
メンテナンス方法を間違えると玄関ドアの劣化・汚れを悪化させるケースもあるため、あらかじめ掃除や補修の仕方を把握しておくことが大切です。
そこで今回は、首都圏で玄関ドアのリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、玄関ドアのメンテナンス方法を木製・金属製の素材別にご紹介します。
このコラムのポイント |
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この記事を読むと、玄関ドアをきれいにキープするためのヒントを得られるので、ぜひ最後までごらんください。
玄関ドアの劣化・汚れの原因
玄関ドアの劣化・汚れの原因は、以下のとおりです。
種類 | 原因 |
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色あせ | 紫外線・風雨・経年劣化 |
汚れ | 泥・砂・花粉・お手入れ不足 |
カビ | 湿度・気温・ホコリ |
錆 | 雨水・潮風・ペットの尿 |
傷・凹み | 荷物などをぶつけた際の衝撃 |
玄関ドアの劣化・汚れの原因は、玄関が設置されている環境によっても大きく異なるので、ご自宅の状況も踏まえて原因を特定しましょう。
例えば、玄関ドアのカビでお悩みの場合には、玄関周辺の日当たりが悪く湿気の多い可能性があります。
玄関ドアをメンテナンスする際には、次の章以降で解説するようにドアの素材に合った方法で実施することが必要です。
首都圏で玄関ドアのリフォームをお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
自社施工体制で、スピーディーに対応いたします。
玄関ドアのメンテナンス方法【木製】
木製の玄関ドアのメンテナンス方法を、以下のケースに分けてご紹介します。
- 普段のお手入れ|乾拭き
- 定期的なメンテナンス|ワックスがけ
- 傷・凹みの補修|木工パテ・専用ペン
- 施工業者に依頼すべき場合|腐食・広範囲な劣化
ご自宅の玄関ドアが木製の場合は、参考にしてください。
普段のお手入れ|乾拭き
木製の玄関ドアをお手入れする際は、やわらかい布で乾拭きするのが基本です。
木製ドアは水分によって変形するケースもあるので、水拭きするのは避けましょう。
お手入れの頻度は週1回程度が目安ですが、雨水や泥が付着した場合には、なるべく早めに掃除してください。
定期的なメンテナンス|ワックスがけ
木製の玄関ドアを長持ちさせるためには、月1回の頻度でワックスがけが必須です。
ワックスをかけることで撥水効果が得られ、ドア内部に水が侵入して劣化するのを防げます。
ワックスがけをする際は、晴天の日や湿度の低い日を選び、ドア表面の汚れを乾拭きで落としてから専用のワックスを塗りましょう。
傷・凹みの補修|木工パテ・専用ペン
木製の玄関ドアに軽度な傷・凹みがある場合は、「木工パテ(充填剤)」や専用の「補修ペン」を使って補修できる可能性があります。
木工パテや補修ペンはホームセンターや通販でも購入できるので、ご自身でも手軽に補修可能です。
玄関ドアの傷・凹みが深いとDIYで補修するのは難しいため、施工業者に相談してください。
施工業者に依頼すべき場合|広範囲な劣化・腐食
木製の玄関ドアに広範囲な劣化・腐食がある場合は、施工業者にドア交換や修理を依頼しましょう。
例えば、腐食している箇所を修復する際には、腐食部分を除去・補修してから再塗装する必要があり、DIYでは対応できない可能性があります。
ドアごと交換すれば、「開閉しづらい」といった不具合も解消できるので、利便性をアップさせたい方は交換リフォームがおすすめです。
玄関ドアの修理についてお悩み別対処方法を、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉【玄関ドアの修理】お悩み別対処方法と費用目安、部位別耐用年数について解説
玄関ドアのメンテナンス方法【金属製】
金属製の玄関ドアのメンテナンス方法は、以下のとおりです。
- 普段のお手入れ|水拭き・中性洗剤
- 傷の補修|専用ペン
- 錆落とし|紙やすり・水性塗料
- 施工業者に依頼すべき場合|塗装・凹み・広範囲な劣化
それぞれについて解説します。
普段のお手入れ|水拭き・中性洗剤
金属製の玄関ドアのお手入れは、週1回を目安に固く絞った雑巾で水拭きします。
汚れが落ちにくい際は薄めた中性洗剤で玄関ドアを掃除して、洗剤が残らないように水洗い・水拭きしましょう。
なお、酸性・アルカリ性・塩素系の薬品は金属が腐食する原因となるため、使用するのは避けてください。
傷の補修|専用ペン
金属製の玄関ドアに軽度な傷がある場合には、専用の補修ペンで修復できる可能性があります。
補修ペンには「木製ドア用」と「金属製ドア用」があるので、金属製ドア用の製品を使いましょう。
傷の範囲が広いもしくは深いと補修ペンでは対応できないため、施工業者に相談することをおすすめします。
錆落とし|紙やすり・水性塗料
金属製の玄関ドアに錆が発生している際には、「紙やすり」と「水性塗料」を使い、以下の手順で錆を落とします。
- 300番など目が粗い紙やすりで錆を削る
- 600番など目が細かいやすりで表面を整える
- ドアと同系色の水性塗料を塗る
紙やすりで錆が発生していない部分も削ってしまう可能性もあるので、ピンポイントで取り除くように慎重に作業しましょう。
施工業者に依頼すべき場合|塗装・凹み・広範囲な劣化
金属製の玄関ドアを塗装したり、凹みを補修したりする場合、下地処理など作業の工程が多いので、施工業者に依頼するのがベストです。
プロに作業を任せることで、見た目も美しく仕上げられるため、住宅の印象もアップします。
また、「断熱性を向上させたい」「防犯性を高めたい」と考えるのであれば、ドアごと交換するのもおすすめです。
金属製の玄関ドアの特徴については、以下の記事で解説しています。
〈関連ページ〉【玄関ドア】鉄(スチール)・アルミなど金属製の特徴は?老朽化による問題点と対策、新品に交換するメリットも解説
首都圏で玄関ドアのリフォームをお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが、ご自宅の状況に合わせたリフォームプランを提案いたします。
玄関ドアのメンテナンス方法に関するQ&A
玄関ドアのメンテナンス方法に関してよくいただく質問を、株式会社MAC(マック)が解説します。
玄関ドアが白くなるのはなぜ?
玄関ドアが白くなるのは、「錆」もしくは「色あせ」が原因です。
特にアルミ製のドアの場合には白い錆が発生しやすいため、紙やすりや錆取り剤を使って除去しましょう。
色あせが原因であれば、再塗装やドア交換を検討してください。
玄関ドアの白い汚れをきれいにする方法を、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉玄関ドアの白い汚れをきれいにする方法|白錆び、色褪せなど原因により異なる対処法を解説
玄関ドアの錆止めにはどんな方法がある?
玄関ドアの錆を取り除いてから、錆止めスプレーや塗料を使うことで、同じ箇所から錆が発生するのを予防できます。
また、錆を発生させないためにも、普段からこまめに玄関ドアを掃除しましょう。
玄関ドアに付着した雨水や排気ガスの成分を放置すると、錆の原因となるので注意が必要です。
玄関ドアは何年で交換したほうがいい?
玄関ドアの交換時期は15〜30年で、以下のように素材によって異なります。
素材 | 交換時期 |
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木製 | 15〜20年 |
金属製 | 20〜30年 |
上記は目安であり、玄関ドアの設置環境など条件によっても劣化の速度は異なるため、ドアの状態をチェックして交換を判断しましょう。
首都圏で玄関ドアのリフォームをお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
お悩みを解消できる、最適なドアを提案いたします。
まとめ
玄関ドアは、ドアの素材によってお手入れや補修方法が異なります。
玄関ドアの素材に関わらず、広範囲な劣化・腐食がある場合には、ドア交換も視野に検討しましょう。
今回ご紹介した内容を、玄関ドアをメンテナンスする際の参考としていただけると幸いです。