窓が歪みで閉まらない場合の直し方|歪み以外に考えられる原因や対処法、応急処置も紹介
「窓が歪みで閉まらない場合の直し方を知りたい」と考える方は多くいらっしゃいます。
窓が閉まらない原因には歪み以外にもさまざまな理由が考えられるため、あわせてチェックすることも必須です。
そこで今回は、首都圏で窓のリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、窓が歪みで閉まらない場合の直し方をご紹介します。
このコラムのポイント |
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この記事を読むと、窓が閉まらない場合の適切な対処法を把握できるので、ぜひ最後までごらんください。
Contents
窓が歪みで閉まらない場合の直し方
窓が歪みで閉まらない場合はサッシが歪んでいるのが要因と考えられ、施工業者に依頼してサッシ自体を交換する必要があります。
窓のサッシが歪む要因は建材の収縮や地震による衝撃などで、特にアルミサッシだと衝撃で歪みやすいため注意が必要です。
なお、サッシの歪み方には以下のようなパターンがあります。
- サッシが平行四辺形に歪んでおり、対角に隙間ができる
- サッシの縦の辺の中央あたりが膨らんでいる・内側に凹んでいる
- サッシの下の辺が盛り上がっている・垂れ下がっている
- サッシの上の辺が垂れ下がっている
いずれも窓のサッシの歪みが大きくなっていると、調整では直せないケースがほとんどです。
サッシの歪みを確認できないものの窓が閉まらない場合には、次の章で紹介する「窓の歪み以外の閉まらない原因や対処法」もチェックしてみてください。
リフォーム業者の探し方については、以下の記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉リフォーム業者の探し方|種類やチェックポイント、評判の良い業者の特徴も紹介
首都圏で窓のリフォームを検討している方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
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窓の歪み以外の閉まらない原因や対処法
窓の歪み以外の閉まらない原因は、以下のとおりです。
- サッシの溝に異物やゴミが挟まっている
- 補助錠がかかっている
- 窓がレールから外れている
- 戸車など部品に不具合が発生している
それぞれの対処法を解説します。
サッシの溝に異物やゴミが挟まっている
サッシの溝に異物やゴミが挟まっていると窓が閉まらなくなるので、溝をきれいに掃除しましょう。
サッシの溝の掃除方法は、以下のとおりです。
- 古い歯ブラシや掃除機でホコリや砂を取り除く
- 雑巾やキッチンペーパーなどで水拭き・乾拭きする
サッシの溝を水拭きする前に、乾いたホコリや砂などを取り除いておくと、スムーズに掃除できます。
補助錠がかかっている
補助錠とは防犯性を高めるために取り付ける主錠とは別の鍵のことで、窓の上下部分に設置されているのが一般的です。
気づかない間に補助錠がかかっている場合、窓が閉まらないので鍵の状態を確認しましょう。
補助錠に心当たりがなくても、あらかじめ備え付けられている可能性もあるため、一旦チェックすることをおすすめします。
窓がレールから外れている
衝撃や部品の緩みによって窓がレールから外れていると閉められないので、窓がレールにはまっているかチェックしてください。
窓がレールから外れている場合には、サッシの下部にある「戸車」という車輪状の部品を調整します。
戸車の調整方法は、以下のとおりです。
- 窓側面の下部にある2つのネジのうち下のネジのプッシュボタンを外す
- ドライバーを使ってネジを回す(右に回すと窓が上がる・左に回すと窓が下がる)
- 戸車の調整後に、プッシュボタンをはめ直す
窓によっては、プッシュボタンがないケースもあります。
調整中に完全に窓が外れてしまう危険性もあるため、2人以上で作業すると安心です。
戸車など部品に不具合が発生している
窓が閉まらない場合には以下のような部品に不具合が発生している可能性もあるので、交換を検討しましょう。
- サッシの下部にある「戸車」
- 取っ手の一種である「レバーハンドル」
- 窓を開けた状態で止めておくための金物「アームストッパー」
上記の部品はDIYでも交換可能ですが、不慣れな方は施工業者に依頼するのが無難です。
サッシの窓枠の歪みや隙間の原因については、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉【サッシの窓枠やレール】歪み・閉まらない・隙間の原因とは?修理・補修の方法や費用も解説
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経験豊富なスタッフが、ご自宅の状況に合わせたリフォームプランを提案いたします。
窓の歪みによるサッシ交換の費用相場
窓の歪みによるサッシ交換の費用相場は、以下のとおりです。
工法 | 内容 | 費用相場 |
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カバー工法 | 既存のサッシに新しいサッシを被せる | 10万〜35万円 |
はつり工法 | 壁を一部壊して、サッシを交換する | 15万〜50万円 |
壁を一部壊すなど工事が大がかりになりやすい「はつり工法」のほうが、既存の窓枠を活かす「カバー工法」よりも高額になる傾向にあります。
また、サッシの素材や窓ガラスの性能によっても費用は異なるので、上記は目安として参考にしてください。
窓のカバー工法によくある後悔については、こちらの記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉窓のカバー工法によくある後悔3選|デメリットや費用相場、失敗しないためのポイントも紹介
窓が閉まらない場合に関するQ&A
窓が閉まらない場合によくいただく質問を、株式会社MAC(マック)が解説します。
賃貸マンションの窓が閉まらない場合はどうする?
閉まらないなど窓の不具合は、管理会社に連絡しましょう。
基本的に窓は共用部分に該当するので、勝手にリフォームや修理はできません。
ただし、サッシの溝の汚れが原因であれば掃除すれば改善する可能性があるため、まず窓の状況をチェックしてください。
窓が閉まらないときの応急処置は?
窓が閉まらないときの応急処置は、以下のとおりです。
- サッシの溝を掃除して異物を取り除く
- 養生テープなどで隙間をふさぐ
窓に隙間があるとホコリや雨が室内に入り込むのはもちろん、気密性が損なわれて冷暖房効率が落ちるので、なるべく早めに修理しましょう。
隙間があって窓が閉まらない。原因は?
隙間があって窓が閉まらない場合にも、原因はサッシの歪み・溝の異物・部品の不具合が考えられます。
今回ご紹介した対処法を参考にしながら、掃除や部品の調整をしてください。
サッシの歪みを確認できるようであれば、施工業者に依頼してサッシを交換しましょう。
首都圏で窓のリフォームを検討している方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
窓1枚のみのリフォームからでもご相談いただけます。
まとめ
窓がサッシの歪みで閉まらない場合は、ご自身で直すのが難しいため、施工業者に相談するのが賢明です。
サッシの歪み以外にも、部品の不具合や補助錠のロックが考えられるので、サッシ周辺の状況をチェックしましょう。
今回ご紹介した内容を、窓の歪みを直す際の参考としていただけると幸いです。