玄関ドアの熱膨張を防ぐ対策3選|原因や閉まりにくい場合の対処法も紹介
「玄関ドアの熱膨張を防ぐ対策を知りたい」と考える方は多くいらっしゃいます。
適切な対策を講じるには、玄関ドアが熱膨張を起こす原因を把握しておくことも大切です。
そこで今回は、首都圏で玄関ドアのリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、玄関ドアの熱膨張を防ぐ対策をご紹介します。
このコラムのポイント |
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この記事を読むと、玄関ドアの熱膨張を防いでストレスなく利用するためのヒントを得られるので、ぜひ最後までごらんください。
Contents
玄関ドアが熱膨張する原因
玄関ドアが熱膨張するのは、ドアの外側と内側に温度差が発生するためです。
直射日光が当たるなどしてドアの外側と内側の温度差が大きくなると一時的に反りが発生し、この変形は「熱反り」とも呼ばれます。
特に、断熱ドアは熱が伝わりにくい構造となっており、ドアの外側と内側で温度差が生まれやすいので注意が必要です。
また、太陽の位置が低い冬場においても、直射日光が玄関ドアに当たりやすく、熱膨張が起こる傾向にあります。
玄関ドアの熱膨張を防ぐ対策3選
玄関ドアの熱膨張を防ぐ対策として、以下の3つをご紹介します。
- 庇(ひさし)を設ける
- サンシェードやルーバーを設置する
- 熱膨張を軽減する玄関ドアに交換する
ご自宅の状況を踏まえながら、対策を検討しましょう。
庇(ひさし)を設ける
庇(ひさし)とは、開口部に設置する小さな屋根のことです。
玄関ドアの上部分に庇を設けると、太陽の位置にもよりますが、玄関ドアに直射日光が当たって熱膨張が発生するのを回避できます。
加えて、庇は外観のアクセントにもなるので、住宅をおしゃれに演出できるのも魅力です。
庇には木製・ガラス製・ガルバリウム製などさまざまな種類があるため、デザイン性や機能性を踏まえて住宅に合うタイプを選びましょう。
サンシェードやルーバーを設置する
サンシェードとは布やプラスチック繊維などでできた日よけのことで、ルーバーとは細長い板を並行に並べたものです。
サンシェードやルーバーを設置することで、直射日光が玄関ドアに当たるのを防いで、熱膨張が発生するリスクを軽くできます。
また、サンシェードやルーバーは目隠しとしても有効で、ご家族のプライバシーを守れるのもメリットです。
熱膨張を軽減する玄関ドアに交換する
現在の玄関ドアを、熱膨張を軽減するタイプに交換するのも方法の1つです。
メーカーのなかには、遮熱性に優れた素材を使用して熱膨張が起こりにくい玄関ドアを販売しているケースもあります。
「どのような玄関ドアを選べばいいかわからない」とお悩みの場合には、施工業者に相談してアドバイスをもらうのがおすすめです。
玄関ドアの交換リフォームについては、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉玄関ドア交換が安いのはどこ?安くリフォームするコツも解説
首都圏で玄関ドアのリフォームを検討している方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
自社施工体制で、スピーディーに対応いたします。
玄関ドアが熱膨張で閉まりにくい場合の対処法
玄関ドアが熱膨張で閉まりにくい場合は、錠受け(ストライク)を調整しましょう。
錠受けの調整方法は、以下のとおりです。
- 錠受けの取り付けネジをドライバーを使って緩める
- 錠受けの位置を調整する
- 錠受けの取り付けネジを締める
取り付けネジを完全に外すと、元に戻せなくなる可能性があるので、調整する際には気をつけてください。
なお、玄関ドアの外側と内側の温度差が小さくなると、反りが解消されて元の状態に戻ります。
玄関ドアの熱膨張に不安を覚える場合は、施工業者に相談しましょう。
玄関ドアのDIYリフォームについては、こちらの記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉玄関ドアリフォームはDIYできる?修理・交換・断熱・防音・防犯の作業内容や難易度を解説
首都圏で玄関ドアのリフォームを検討している方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
お客様の予算やご希望に合わせて、最適なリフォームプランをご提案いたします。
玄関ドアの熱膨張に関するQ&A
玄関ドアの熱膨張でよくいただく質問を、株式会社MAC(マック)が解説します。
玄関ドアが閉まりにくい・閉まらない原因は熱膨張以外にある?
玄関ドアが閉まりにくい・閉まらない場合、熱膨張以外にもさまざまな原因が考えられ、例えば以下のとおりです。
- 玄関ドアの蝶番が歪んでいる
- 玄関ドアの側面にある突き出た金具「ラッチ」に不具合がある
- 玄関ドアの下部に設置されている「沓摺り(くつずり)」が膨張している
- 玄関ドアの上部に設置されている「ドアクローザー」に不具合がある
種類によっても異なりますが、玄関ドアのパーツの耐用年数は15年程度なので、耐用年数以上利用している場合は経年劣化の可能性もあります。
玄関ドアが閉まりにくい原因については、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉玄関ドアが閉まりにくい場合の5つの原因とは?|ラッチが引っかかる、蝶番の緩みなど不具合の対処法を解説
玄関ドアの熱反りの直し方は?
玄関ドアの熱反りは外側と内側の温度差が小さくなると戻るので、太陽の位置が変わるなど時間の経過で解消する可能性があります。
熱反りを防ぐためにも、玄関ドア付近にサンシェードやルーバーを取りつけるなど対策を講じましょう。
熱反りの度合いが激しい場合やドア全体が傷んでいる場合には、玄関ドアの交換も検討してください。
玄関ドアの熱反りで隙間ができるとどうなる?
玄関ドアの熱反りで隙間ができると外気が入り込むため、断熱効果が低下して快適性を損なう可能性があります。
そのほかにも、玄関ドアの隙間から虫が住宅に侵入したり、音漏れが発生したりするので、あらかじめ対策を考えておくことが大切です。
首都圏で玄関ドアのリフォームを検討している方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが、ご自宅の状況に合わせたリフォームプランを提案いたします。
まとめ
玄関ドアの熱膨張は、直射日光などによってドアの外側と内側の温度差が大きくなるために発生します。
サンシェードの設置やドア交換などの対策を実施して、玄関ドアの熱膨張を回避しましょう。
今回ご紹介した内容を、玄関ドアの熱膨張の対策を検討する際の参考にしてください。