網戸の滑りが悪い場合の対処法|不具合が出る原因やよくある質問も紹介

網戸の滑りが悪い場合の対処法|不具合が出る原因やよくある質問も紹介

網戸にがたつきなどがあり、「網戸の滑りが悪い場合の対処法を知りたい」と考える方は多くいらっしゃいます。

場合によってはネジの調整など、比較的簡単な方法で網戸の滑りづらさを改善できるケースもあり、ご自身で対応することも可能です。

そこで今回は、首都圏で窓のリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、網戸の滑りが悪い場合の対処法をご紹介します。

 

このコラムのポイント
  • 網戸のレールが汚れているなど、網戸の滑りが悪くなる原因をお伝えします。
  • シリコンスプレーを吹きかけるなど、網戸の滑りが悪い場合の対処法をご紹介します。
  • 網戸の滑りが悪い場合のQ&Aを解説します。

 

この記事を読むと、網戸の滑りをよくするためのヒントを得られるので、ぜひ最後までごらんください。

網戸の滑りが悪くなる原因

網戸の滑りが悪くなる原因

網戸の滑りが悪くなる原因は、以下のとおりです。

  • 網戸の戸車がレールから外れている
  • 網戸のレールにゴミが詰まっているなど、汚れている
  • 網戸の戸車や外れ止めの高さが不揃いになっている
  • 網戸の戸車が壊れている

※「戸車」とは、網戸の下部にある車輪状の部品で、網戸を左右に移動させる役割を持ちます。また、「外れ止め」とは、強風などで網戸が脱落するのを防ぐために網戸上部の左右に取り付けられた部品のことです。

ご自宅の網戸の状況を確認して、滑りが悪くなっている原因を特定してください。

また、長期的に利用していない場合にも、網戸の動きが悪くなる可能性があります。

 

網戸がはまらない原因については、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉網戸がはまらない4つの原因と対処法|うまく取り付けるための手順や注意点も解説

 

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網戸の滑りが悪い場合の対処法

網戸の滑りが悪い場合の対処法

網戸の滑りが悪い場合の対処法は、以下のとおりです。

  • 戸車がレールから外れていないか確認する
  • レールの汚れを取る
  • シリコンスプレーで滑りをよくする
  • 戸車や外れ止めの高さを調整する
  • 戸車や網戸を交換する

それぞれについて解説します。

戸車がレールから外れていないか確認する

網戸のレールから戸車が外れて滑りが悪くなっているケースもあるので、まず戸車とレールの状態を確認してください。

戸車が外れているようであれば、一旦網戸を取り外して再度はめ直すと、滑りがよくなる場合があります。

網戸のレールを確認した際に、汚れているようであれば、次の章で紹介するように掃除しましょう。

レールの汚れを取る

網戸のレールにゴミが詰まっているなど汚れている場合は、レールを掃除しましょう。

掃除機などを使って乾いたゴミを除去してから、古い歯ブラシなどを利用して汚れを落とすのがおすすめです。

レールの汚れを取っても滑りが改善しない場合は、次の章で紹介するシリコンスプレーも検討してみてください。

シリコンスプレーで滑りをよくする

シリコンスプレーは、素材の表面にシリコンオイルを吹きかけることで防水や潤滑の効果を得られるアイテムです。

網戸のレールにシリコンスプレーを噴射すると、網戸の滑りがよくなる可能性があります。

ただし、ゴミが詰まっているレールにシリコンスプレーを使っても、ゴミが絡まって網戸がさらに滑りにくくなるので、スプレーを使用する前にレールを掃除しておきましょう。

なお、シリコンスプレーを使う際は、換気のできる場所で風向きに注意しながら使用し、スプレーの粒子を吸い込まないようにしてください。

戸車や外れ止めの高さを調整する

網戸の滑りが悪い場合は、網戸を取り外して戸車と外れ止めの状態を確認し、高さのずれや緩みがあればドライバーを使って調整しましょう。

網戸によっても異なりますが、基本的に戸車は網戸の下部に2つ、外れ止めは網戸の上部に2つ取り付けられています。

外れ止めについては、取り付け位置が高すぎてもレールと干渉して滑りが悪くなるので、外れ止めとレールの間を1mm程度空けて調整してください。

戸車や網戸本体を交換する

戸車や網戸本体が劣化している場合には、交換を検討してください。

網戸は5〜10年、戸車は3〜4年が寿命の目安ですが、寿命の年数を経過していなくても、風雨などで劣化しているケースがあります。

また、劣化した網戸は外観のデザインを損ねる可能性もあるため、交換がおすすめです。

 

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網戸の滑りが悪い場合のQ&A

網戸の滑りが悪い場合のQ&A

網戸の滑りが悪い場合によくいただく質問を、株式会社MAC(マック)が解説します。

網戸に潤滑油を使用しても大丈夫?

潤滑油は、金属の潤滑や防錆などを目的として利用するアイテムですが、網戸に使用するのは避けましょう。

網戸の滑りを改善させたい場合には、シリコンスプレーを利用してください。

網戸の交換費用は?

網戸の構造やサイズにもよりますが、網戸をフレームごと交換する場合、施工業者に依頼すると3万〜5万円が相場です。

なお、相場はあるものの交換費用は施工業者によって異なるので、複数の施工業者から見積もりを取得して、費用を比較しましょう。

網戸はDIYでも交換可能ですが、正しく取り付けるためにも、施工業者に依頼するのが賢明です。

 

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まとめ

網戸の戸車がレールから外れていたり、レールにゴミが詰まっていたりすると、網戸の滑りが悪くなるケースがあります。

網戸の滑りが悪い場合は、まず戸車が外れていないかチェックし、レールの掃除や戸車・外れ止めの高さを調整しましょう。

今回紹介した内容を、網戸の滑りを改善する際の参考にしてください。

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