窓のゴムパッキンのカビ取り方法 |取れない場合の対処法や作業上の注意点も紹介

窓のゴムパッキンのカビの取り方|取れない場合の対処法や作業上の注意点も紹介

窓のゴムパッキンのカビ取り方法を知りたい」と考える方は、多くいらっしゃいます。

窓のゴムパッキンをスムーズに掃除するには、カビを取る方法についてあらかじめ確認しておくことが大切です。

そこで今回は、首都圏で窓のリフォームを数多く手がける株式会社MAC(マック)が、窓のゴムパッキンのカビ取り方法をご紹介します。

 

このコラムのポイント
  • 窓のゴムパッキンのカビ取り方法を、カビが発生して間もない場合などケース別にご紹介します。
  • 窓のゴムパッキンのカビ取りをする際の注意点をお伝えします。
  • 窓のゴムパッキンのカビが取れない場合の対処法や、カビ発生を防ぐ方法を解説します。

 

この記事を読むと、窓のゴムパッキンをきれいにするコツを把握できるので、ぜひ最後までごらんください。

窓のゴムパッキンのカビ取り方法

窓のゴムパッキンのカビの取り方

窓のゴムパッキンのカビ取り方法を、以下のケースに分けて解説します。

  • カビが発生して間もない場合|重曹・洗剤
  • カビが発生して時間が経っている場合|塩素系漂白剤
  • 安全にカビ取りしたい場合|クエン酸・重曹

ご自宅の窓の状況と照らし合わせながら、カビ取り方法をチェックしましょう。

カビが発生して間もない場合|重曹・洗剤

窓のゴムパッキンにカビが発生して間もない場合は、洗剤や重曹を使用し、以下の手順でカビを取りましょう。

  • 水を張ったバケツに、洗剤(食器用洗剤または中性洗剤)を数滴混ぜる
  • バケツの水にタオルや雑巾を浸して絞る
  • タオルや雑巾で窓のパッキンを水拭きしてから、乾拭きする

上記の方法でゴムパッキンのカビが取れないようであれば、洗剤入りの水をキッチンペーパーに染み込ませてゴムパッキンに数分間放置し、拭き取るのがおすすめです。

重曹を利用する場合は、100mlの水に小さじ1杯の重曹を混ぜてカビにスプレーし、拭き取ってください。

カビが発生して時間が経っている場合|塩素系漂白剤

窓のゴムパッキンのカビが発生して時間が経っている場合は、塩素系漂白剤を使用して、以下の手順で掃除しましょう。

  • タオルや雑巾でゴムパッキンを水拭きし、表面の汚れを取る
  • ゴムパッキンにキッチンペーパーを被せて、塩素系漂白剤をスプレーする
  • 15分放置したら、キッチンペーパーで塩素系漂白剤を拭き取る
  • ゴムパッキンを水拭き・乾拭きする

上記の方法でカビが除去できないケースでは、ゴムパッキン専用の塩素系漂白剤を利用すると、カビが取れる可能性があります。

なお、塩素系漂白剤は刺激が強いので、使用する際には部屋の換気をするなど、安全性を確保することが重要です。

安全にカビ取りしたい場合|クエン酸・重曹

お子様やペットなどを考慮して、安全にカビ取りしたいと考える場合は、万が一口に入っても問題ないクエン酸・重曹で掃除するのがおすすめです。

窓のゴムパッキンを安全にカビ取りしたい場合は、以下の手順で掃除しましょう。

  • 重曹と水を2:1の割合で混ぜてペーストをつくる
  • 200mlの水に対して小さじ1杯のクエン酸を混ぜる
  • 重曹のペーストをゴムパッキンに乗せて、その上からクエン酸を混ぜた水をスプレーする
  • 30〜60分放置したら、キッチンペーパーで重曹ペーストを除去し、水拭き・乾拭きする

掃除に利用する重曹とクエン酸は100円均一でも購入可能で、手軽に掃除できるのもメリットです。

窓のゴムパッキンのカビ取りをする際の注意点

窓のゴムパッキンのカビを取る際の注意点

窓のゴムパッキンのカビ取りをする際の注意点は、以下のとおりです。

  • 作業中の安全性を確保する
  • 塩素系漂白剤は他の洗剤と混ぜない
  • カビ取り剤を放置しすぎない

それぞれについて解説します。

作業中の安全性を確保する

窓のゴムパッキンの掃除では、刺激の強いカビ取り剤を使用したり、カビの胞子が拡散したりするので、以下の方法で作業中の安全性を確保しましょう。

  • 換気をして、カビ取り剤のにおいが充満するのを防ぐ
  • ゴム手袋やメガネを着用し、カビ取り剤が直接皮膚にかかるのを避ける
  • マスクを着用することで、カビ取り剤の成分の吸引を防ぐ

特に塩素系漂白剤は、皮膚や粘膜に強い刺激を与えるケースがあるため、取り扱いには十分注意する必要があります。

また、換気する際には、なるべく複数箇所の窓を開け、窓が少ない部屋では換気扇・サーキュレーター・扇風機などを使用して空気を循環させてください。

塩素系漂白剤は他の洗剤と混ぜない

塩素系漂白剤は他の洗剤と混ぜると、有毒ガスが発生する危険性があるため、塩素系漂白剤を使用する際は単独で利用しましょう。

例えば、塩素系漂白剤と酢・クエン酸・アルコールなどが含まれた製品を併用すると、有毒ガスが発生します。

なお、塩素系漂白剤と他の洗剤を同じ場所に連続して使用する場合にも混ざるケースがあるので、なるべく時間を空けてから掃除してください。

カビ取り剤を放置しすぎない

カビ取り剤を長時間放置すると、窓のゴムパッキンが変色する場合があるため、製品に記載されている時間を守って利用しましょう。

加えて、カビ取り剤の放置は、窓のゴムパッキンの劣化の要因になるため注意が必要です。

カビ取り剤の拭き残りがある場合にも、窓のゴムパッキンの変色や劣化につながるので、念入りに水拭きしてください。

 

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窓のゴムパッキンのカビが取れない場合の対処法

窓のゴムパッキンのカビが取れない場合の対処法

ここでは、窓のゴムパッキンのカビが取れない場合の対処法をご紹介します。

頑固なカビにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

塩素系漂白剤に片栗粉を混ぜる

窓のゴムパッキンのカビ取りをする際に、塩素系漂白剤に片栗粉を混ぜると、漂白剤の密着度が高まり、きれいに掃除できる場合があります。

塩素系漂白剤に片栗粉を混ぜて、窓のゴムパッキンを掃除する手順は、以下のとおりです。

  • 塩素系漂白剤20~30mlに、片栗粉大さじ2杯を混ぜたペーストをゴムパッキンに乗せる
  • ペーストの上からラップを重ねて、30分放置する
  • キッチンペーパーでペーストを取り除き、水拭き・乾拭きする

塩素系漂白剤のペーストをつくる段階から、部屋の換気に気を配りましょう。

ゴムパッキンを交換する

カビが繁殖しているのに加えて、ゴムパッキン自体も劣化しているのであれば、ゴムパッキンごと交換する方法もあります。

DIYでも交換できますが、ゴムパッキンの交換には窓ガラスを窓枠から外す必要があるなど手間がかかるため、施工業者に依頼するのが無難です。

 

窓のゴムパッキンの交換については、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉窓のパッキン交換で快適な住まいに|劣化サインとDIYでの交換方法も解説

 

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窓のゴムパッキンのカビ発生を防ぐ方法

窓のゴムパッキンのカビ発生を防ぐ方法

窓のゴムパッキンのカビ発生を防ぐ方法は、以下のとおりです。

  • こまめに掃除する
  • 結露が発生した場合は拭き取る
  • 断熱性の高い窓に交換する

それぞれについて解説します。

こまめに掃除する

窓のゴムパッキンにホコリ・皮脂・洗剤カスなどが溜まると、カビのエサになるので、こまめに掃除してきれいな状態をキープしてください。

居室はもちろん、浴室の窓も定期的にお手入れしましょう。

なお、窓の掃除は月1回が目安ですが、ホコリが溜まりやすい場所にある窓は、週1回程度の頻度で掃除するのがおすすめです。

結露が発生した場合は拭き取る

窓の結露によって発生した水分がカビ発生の原因となるため、結露が発生した場合は拭き取りましょう。

また、窓の結露を防止する対策は、以下のとおりです。

  • 部屋を換気して、水分を含んだ空気を外へ排出する
  • 結露防止シートなど、グッズを活用する
  • 除湿機を設置して、空気中の湿気を取り除く
  • 消毒用エタノールをスプレーして、除菌する

エタノールは濃度100%だとすぐに蒸発してしまうため、濃度80%程度の消毒用エタノールを利用してください。

上記の対策以外にも、次の章で紹介する断熱性に優れた窓への交換で結露を防止できる可能性があります。

断熱性の高い窓に交換する

断熱性の高い窓に交換すると、外気と室内の温度差が小さくなり、結露が発生しづらくなるため、窓のゴムパッキンにカビが発生するのを防げます。

加えて、断熱性の高い窓によって外気温の影響を受けにくくなるので、冷暖房効率がアップして、光熱費削減につながるのも魅力です。

 

窓のカバー工法については、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉窓のカバー工法によくある後悔3選|デメリットや費用相場、失敗しないためのポイントも紹介

 

首都圏で断熱性の高い窓にリフォームしたいと考える方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

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まとめ

窓のゴムパッキンのカビ取り方法 を、カビが発生して間もない場合と、時間が経過している場合に分けてご紹介しました。

窓のゴムパッキンのカビ発生を防ぐためにも、こまめな掃除や窓交換を実施しましょう。

今回紹介した内容を、窓のゴムパッキンのカビ対策を検討する際の参考にしてください。

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