網戸がはまらない4つの原因と対処法|うまく取り付けるための手順や注意点も解説
網戸がはまらないことでお悩みではないですか?
網戸の取り付けは一見簡単そうに見えて、実はさまざまな要因でうまくいかないことがあります。
本記事では、網戸がはまらない主な原因と対処法について詳しく解説します。
経年劣化による変形やサイズの不一致、レールの問題などの要因を紹介するとともに、正しい取り付け方法やコツもお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
このコラムのポイント |
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Contents
網戸がはまらない主な原因と対処法
まずは網戸がはまらない原因と対処法について解説します。
経年劣化による変形
網戸は長年の使用により、徐々に変形していくことがあります。
とくにアルミ製の網戸フレームは熱や衝撃で曲がりやすく、はまりにくくなる原因となります。
軽度の変形であれば、慎重にフレームを曲げることで直せる場合もありますが、無理に力を加えると破損の恐れがあるので注意が必要です。
大きく変形している場合は、新しい網戸への取り替えがおすすめです。
サイズや種類が合っていない
網戸がはまらない原因として多いのが、サイズや種類を誤っている場合です。
網戸は一見似たような形状でも、実際には微妙にサイズが異なります。
また網戸を取り付けるサッシを間違えると、うまくはまらないことも。
対処法としては、まず網戸のサイズを正確に測り、窓枠のサイズと照らし合わせることがポイントです。
測定の際は、レールの内側を測り、幅と高さの両方を確認しましょう。
また、網戸に番号や記号が付いている場合は、ラベルを参考に正しい取り付け位置を確認すると間違えにくくなります。
サイズや種類が合わない場合は、新しい網戸を購入するか、オーダーメイドで網戸を作成しましょう。
専門店や建具屋に依頼すると、ぴったりのサイズの網戸を作ってもらえます。
レールの破損やゴミが溜まっている
網戸がはまらない原因として見落としがちなのが、レールの問題です。
レールには砂・ほこり・虫の死骸などが溜まりやすく、網戸の動きを妨げることがあります。
レールの清掃手順は以下の通りです。
- 掃除機でレールのゴミを吸い取る
- 古歯ブラシなどで溝の汚れをかき出す
- 湿らせた布で拭き取る
- 最後に乾いた布で水分を拭き取る
また、レールが破損している場合は修理や交換が必要になります。
依頼する基準として、レールに大きな凹みやヒビがある場合や網戸がスムーズに動かない場合は、プロの業者に相談するのがおすすめです。
正しく取り付けられていない
網戸がはまらない原因として多いのが、正しく取り付けられていないケースです。
よくある取り付けミスには、網戸の向きの間違いやレールへのはめ方のミスなどがあります。
たとえば網戸を逆向きに取り付けようとすると、うまくはまりません。
また、上下のレールに同時にはめようとして失敗するケースもよく見られます。
正しい取り付け方については次の章で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ただし自分で無理に取り付けようとすると、網戸や窓枠を傷つけてしまう可能性があるため
取り付けが難しいと感じた場合は、プロの業者に相談することをおすすめします。
首都圏で、網戸や窓の交換を検討している方は、株式会社MAC(マック)にご相談ください。
自社施工体制で、スピーディーに対応いたします。
網戸がはまらない場合の正しいはめ方とコツ
網戸を正しくはめるための手順とコツは、以下の4つです。
- 外れ止めを緩める
- 網戸の向きを確認する
- 上部からレールサッシへはめる
- 外れ止めを固定して動きを確認する
順番に解説します。
外れ止めを緩める
最初の手順は、外れ止めの調整です。
外れ止めには主に「ネジ式」と「レバー式」の2種類があります。
- ネジ式:プラスドライバーを使って外れ止めのネジを緩める
- レバー式:レバーを解除位置に動かす
外れ止めの調整に必要な道具は以下の通りです。
- プラスドライバー(ネジ式の場合)
- マイナスドライバー(必要に応じて)
- 軍手(ケガ防止のため)
外れ止めの調整手順は次の通りです。
- 外れ止めの位置を確認する
- ドライバーやレバーで外れ止めを緩める
- 網戸がスムーズに動くか確認する
- 必要に応じて微調整する
適切な締め具合は、網戸がスムーズに動く程度の調整です。
締めすぎると網戸が動かなくなり、緩すぎると外れやすくなるので注意しましょう。
網戸の向きを確認する
次に、網戸の向きを正しく確認することが重要です。
向きを間違えると、うまくはまらない原因になります。
網戸の表裏を見分けるポイントは以下の4つです。
- ハンドルの位置:一般的にハンドルは室内側についている
- 戸車の向き:戸車(網戸の下部についている車輪)は、通常外側を向いている
- 網戸の枠の形状:室内側が平らで、外側に段差がある場合が多い
- 製造元のラベルや刻印:室内側についていることが多い
上記のポイントを確認し、正しい向きで取り付けましょう。
上部からレールサッシへはめる
網戸を実際にはめる際は、上部から先にレールサッシへ取り付けていきます。
網戸の挿入の手順は以下の通りです。
- 網戸の上部をサッシの上レールに合わせる
- 網戸を斜めにして、上部をレールにはめる
- ゆっくりと網戸を垂直に起こしながら、下部を下レールに近づける
- 下部の戸車がレールに乗るように、そっと下ろす
- 網戸を左右に動かしてレールにはまっていることを確認する
ポイントは、上部を先にはめることです。
また、網戸をレールへ取り付ける前にレールの掃除をしておきましょう。
ゴミやホコリが残っていると、網戸のスムーズな動きを妨げます。
外れ止めを固定して動きを確認する
最後に外れ止めをしっかり固定し、網戸の動作を確認します。
固定後の網戸の動きをチェックするポイントは以下の通りです。
- 網戸がスムーズに開閉できるか
- レールから外れそうにならないか
- 開閉時に異音がしないか
- 隙間なくはまっているか
スムーズに動かない場合の調整方法は以下の通りです。
- 外れ止めの締め具合を微調整する
- 戸車の位置を調整する
- レールをもう一度掃除する
- 網戸のフレームに歪みがないか確認する
上記の手順とコツを参考に、網戸を正しくはめてみてください。
それでもうまくいかない場合は、網戸や窓の状態に問題がある可能性があるので、専門業者に相談するのがおすすめです。
網戸をはめる際の注意点
網戸をはめる際に気をつけるべきポイントを詳しく解説します。
網戸のサイズを間違えない
ホームセンターなどで既製品の網戸を購入する場合でも、必ず窓のサイズを正確に測ってから選びましょう。
以下に、サイズ選びの際の注意点をまとめました。
- 窓枠の内側を測る:レールの内側の幅と高さを、複数箇所で測定する
- 最小値を採用する:測定した値のうち、最も小さい値の網戸を探す
- 誤差を考慮する:0.5cm程度の余裕を持たせると、取り付けやすくなる
- 既製品のサイズを確認:購入前に、既製品のサイズが窓に合うか必ず確認する
特注サイズの網戸を注文する場合は、とくに慎重に測定する必要があります。
間違えると作り直しになり、余計な費用と時間がかかってしまいます。
不安な場合は、専門店やメーカーに相談するのがおすすめです。
不慣れな場合は一人で作業しない
網戸の取り付けは、一見簡単そうに見えますが、思わぬ事故やトラブルにつながる可能性があります。
とくに、以下のような場合は注意が必要です。
- 2階など高所での作業:網戸を落として破損したり、バランスを崩して転落する危険がある
- 大きな網戸の取り付け:重量があるため、一人で持ち上げるのが困難な場合がある
慣れない作業は無理をせずに誰かに手伝ってもらうか、プロの業者に依頼することをおすすめします。
網戸の取り付けは、適切なサイズ選びと安全な作業環境の確保がポイントです。
自信がない場合や複雑そうだと感じた場合は、遠慮なくプロの力を借りましょう。
首都圏で、網戸や窓の交換を検討している方は、株式会社MAC(マック)にご相談ください。
自社施工体制で、スピーディーに対応いたします。
まとめ
網戸がはまらない状態だと、虫が侵入してしまったり快適な室内環境を維持することが難しくなります。
また、網戸の開閉がスムーズにできないことで、日々のストレスにもつながりかねません。
定期的なメンテナンスで、スムーズに動く状態をキープしましょう。
今回の記事が、網戸の取り付けや調整に関するお悩みの解決になれば幸いです。
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