玄関ドア枠交換のリフォーム|失敗しない工法選びと費用節約のコツも解説

玄関ドア枠交換のリフォーム│失敗しない工法選びと費用節約のコツも解説

玄関ドアのリフォームを検討中の方の中には「玄関ドアの枠交換を検討しているけど、どんな方法があるの?」「費用はどのくらいかかるの?」とお悩みの方もおられるのではないでしょうか。

本記事では、失敗しない玄関ドア枠のリフォーム術を首都圏で玄関ドア・内窓のリフォームなどを手掛けている株式会社MAC(マック)が詳しく解説します。

在来工法とカバー工法の特徴や費用相場についても詳しくお伝えします。

 

このコラムのポイント
  • 玄関ドアの枠交換には2つの方法があり、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
  • 工法別の費用相場と、費用を抑えるためのポイントをお伝えします。
  • 特別な理由がない限り短い工期で安価に抑えられるカバー工法がおすすめです。

 

工期や騒音の問題他の工事方法の比較など、考慮すべきポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までごらんください。

 

玄関ドアの枠交換の主な方法と特徴

リフォームでドア枠を交換した玄関

玄関ドアの枠交換には、主に2つの方法があります。

  • 全交換(在来工法)
  • カバー工法

それぞれの工法について詳しく解説します。

玄関ドアを枠ごと交換する

玄関ドアを枠ごと交換する全交換(在来工法)は、既存の枠を完全に撤去し、新しい枠とドアを設置する方法です。

在来工法は、既存のドア枠が腐食していたり、大幅な間取りやデザイン変更を希望する場合に適しています。

全交換のメリットとデメリットを以下の表にまとめました。

メリット デメリット
  • デザインの自由度が高い
  • ドアの開口が狭くならない
  • 断熱性能や気密性が向上する
  • 工期が長い(通常3〜5日)
  • コストが高い
  • 工事中に騒音や粉塵が発生する
  • 一時的に玄関が使用できなくなる

 

全交換は工期とコストがかかりますが、玄関ドアのサイズが既存のドアより小さくならず、デザインや間取りなどの自由度が高いのが特徴です。

玄関ドアの枠を残して交換するカバー工法

カバー工法は、既存の枠を残したまま、その上に新しい枠を被せる方法です。

通常1日で施工が完了するため、短期間でリフォームしたい場合に適しています。

既存の枠が健全な状態であれば、カバー工法でコストを抑えつつ玄関ドアを新調し、断熱性能や気密性も向上させられます。

カバー工法のメリットとデメリットを以下の表にまとめました。

メリット デメリット
  • 工期が短い(通常1日)
  • コストが比較的安い
  • 騒音や粉塵が少ない
  • 断熱性能や気密性が向上する
  • 既存の枠の状態に左右される
  • 開口部が若干狭くなる
  • デザインを大きく変えられない
  • 既存の枠の腐食が激しい場合は適用できない

 

カバー工法は、既存の枠を活かすため環境負荷が少なく、経済的なリフォーム方法と言えます。

また1日で工事が完了するため、生活への影響が少ないのも特徴です。

ただし、既存の枠の状態によっては選択できない場合もあるため、事前に施工業者による調査が重要です。

 

玄関ドアのカバー工法については、以下で詳しく解説しています。

〈関連コラム〉【玄関ドアのリフォーム】カバー工法とは?|費用の目安、メリット・デメリット、その他の工法も紹介

 

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玄関ドアの枠交換にかかる費用と相場

玄関ドア枠の交換の見積もりをする施工業者

玄関ドアの枠交換にかかる費用は、工法や素材、サイズによって大きく異なります。

費用の内訳は、主に材料費・工事費・廃棄費用の3つです。

各工法の費用や相場、費用を抑えるためのポイントについて詳しく解説します。

枠ごと交換する方法の費用

枠ごと交換する全交換工法の費用は、一般的な玄関ドアの場合、40万円〜100万円程度が相場です。

ただし、高性能な断熱玄関ドアを選択したり特殊な仕様にしたりする場合は、さらに高額になる可能性があります。

費用の内訳は以下の通りです。

項目 内容
材料費 30万円〜60万円(ドア本体、枠、金具など)
工事費 8万円〜35万円(撤去、設置、調整など)
廃棄費用 2万円〜5万円(既存ドアの処分)

 

全交換工法は初期費用が高くなりますが、開口のサイズが変わらないため車椅子を利用しているご家族がおられる場合などに有効です。

カバー工法による交換の費用

カバー工法による玄関ドア交換の平均的な費用は、30万円〜60万円程度です。

カバー工法の費用内訳は以下の通りです。

項目 内容
材料費 23万円〜47万円(ドア本体、カバー枠など)
工事費 5万円〜10万円(カバー施工、調整など)
廃棄費用 2万円〜3万円(既存ドアの処分)

 

既存の枠を活用するカバー工法は、材料費工事費を抑えられます。

ただし、既存の枠の状態や選択するドアの種類によって費用は変動します。

実際の費用は、ドアの種類や素材・サイズ・施工条件などによって大きく変動するため、正確な金額は複数の施工業者から見積もりを取るのがおすすめです。

費用を抑えるためのポイント

玄関ドアの枠交換費用を抑えるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

ポイント 内容
カバー工法で施工する 既存のドア枠が劣化していなければ、カバー工法を選択することで、材料費と工事費を抑えられる。
複数社から見積もりを取る 少なくとも3社以上の業者から見積もりを取ることで、適正価格を把握でき、各業者の特徴や提案内容も比較検討できる。
補助金を活用する 省エネ性能の高い玄関ドアに交換する場合、国や自治体の補助金制度を利用できる可能性がある。

(例)「先進的窓リノベ2024事業」「子育てエコホーム支援事業」など

 

ポイントを押さえることで、品質を落とさずに費用を抑えられます。

ただし、安さだけでなく施工内容保証内容もしっかりと確認しましょう。

 

玄関ドア枠交換時の注意点と考慮すべきこと

玄関ドア枠の交換をする施工業者

玄関ドアの枠を交換する際には、工期や騒音レベル、戸建てかマンションなのかによって考慮すべき点が異なります。

注意点を事前に把握することで、スムーズな工事進行良好な近隣関係を維持できます。

工期と騒音に関する注意点、およびマンション・アパートでの交換時の注意点についてみていきましょう。

工期と騒音について

玄関ドアの枠交換工事は、工法によって工期と騒音レベルが大きく異なります。

全交換工法とカバー工法の主な違いは以下の通りです。

項目 全交換工法 カバー工法
工期 3〜5日程度 1日程度
騒音レベル 大(はつり作業あり) 中(取り付け作業のみ)
生活への影響 大(玄関の使用制限あり) 小(短時間の制限のみ)

 

全交換工法では、既存の枠を撤去する際にはつり作業が必要となるため、騒音が大きくなります。

一方、カバー工法は既存の枠を利用するため、比較的静かに作業を進められます。

また近隣への配慮として、以下の点に注意しましょう。

  1. 事前に工事の日程と内容を近隣住民に通知する
  2. 騒音の大きな作業は、平日の日中に済ませる
  3. 休憩時間を設けて、連続的な騒音を避ける

上記の対策を講じることで、近隣トラブルを未然に防ぎましょう。

マンション・アパートでの交換時の注意点

マンションやアパートで玄関ドアの枠を交換する場合、以下の点に注意が必要です。

管理組合や大家への確認事項

  • 管理規約で玄関ドアの交換が認められているか確認する
  • 工事の申請手続きや必要書類を確認する
  • 工事可能な時間帯や騒音規制について確認する

共用部分への影響と対策

  • 玄関ドアが共用部分に該当する場合、管理組合の承認が必要
  • 工事中の養生方法を確認し、廊下や階段の汚損を防ぐ
  • エレベーターの養生や使用制限について事前に調整する

 

上記の確認や対策は基本的に施工業者が行いますが、必要に応じて確認しておきましょう。

居住者による手続きが必要な場合は、事前に手続きすることでスムーズな工事進行が可能です。

工事業者の選定時には、マンションやアパートでの施工経験が豊富な業者に依頼するのがおすすめです。

経験豊富な業者であれば、管理組合との調整や共用部分への配慮なども適切に行ってくれます。

 

マンションで玄関ドアを交換する流れについては、以下で解説しています。

〈関連コラム〉マンションの玄関ドアの費用負担は個人それとも管理組合?|交換の時期・費用、方法なども解説

 

首都圏で玄関ドアのリフォームをご希望の方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

多くの実績で培った技術力を活かし、ご自宅の状況に合わせた玄関ドアのリフォームプランをご提案いたします。

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まとめ

玄関ドアの枠交換について、主な工法や費用、注意点、そして代替案まで詳しく解説してきました。

枠交換の主な方法として、全交換工法カバー工法があります。

ドア枠を含めた全交換は大規模な工事となりますが、腐食がひどい場合でもリフォーム可能な一方で、カバー工法は工期が短くコストを抑えられるメリットがあります。

玄関ドアの枠交換を検討されている方は、ご自宅の状況や予算・求める効果を考慮し、最適な方法を選びましょう。

本記事が、玄関ドアをリフォームする際の参考になれば幸いです。

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