玄関ドアの最適な高さ・幅の決め方|一般的なサイズを種類別に紹介
「玄関ドアの高さや幅はどれくらいにすればいいの?」とお悩みの方へ。
日常生活で玄関ドアの高さや幅などの寸法を意識することは稀なので、いざ新築やリフォームを検討する段階で迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、首都圏で玄関ドアのリフォーム実績が豊富な株式会社MAC(マック)が、以下のポイントを中心に玄関ドアの最適な高さについてわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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玄関ドアの一般的なサイズの目安や決め方がわかります。ぜひ最後までごらんください!
Contents
玄関ドアの高さ・幅の決め方
年間を通して快適に過ごせるマイホームにするためには、玄関ドアの高さや幅を適切なサイズにすることが大切です。
以下のポイントを意識して玄関ドアの高さや幅を決めましょう。
一般的な玄関ドアの高さと幅
一般的な玄関ドアの高さと幅は以下のとおりです。
- 高さ:200~240cm
- 幅:80~85cm
ただし、上記はあくまで目安であり、例えば引き戸にすれば横幅を広くできますし、ハイドアのように高い玄関ドアを採用するなどの方法もあります。
ご家族の身長を目安に決める
玄関ドアの高さは、ご家族の中で最も身長が高い方に合わせましょう。
身長の高さと玄関ドアが合っていないと、ドア枠に頭をぶつけるなど、日常生活のストレスになりますし、何より安全上好ましくないからです。
目安としては、玄関ドアが身長よりも+30cm程度高ければストレスなく暮らせます。
ライフスタイルに合わせたサイズにする
玄関ドアの幅は、ご家族のライフスタイルに合わせたサイズを検討しましょう。
以下のような場合には通常よりも高さや横幅を広くとる必要があります。
(例)
- 「ご家族に車椅子を使用している方がいる」:玄関の横幅を広くする
- 「大型家電など多いな荷物を搬入する機会が多い」:高く広い玄関ドアにする
- 「自転車やベビーカーを使用する」:玄関の横幅を広くする
デザイン性を重視して決める
デザイン性を重視して玄関ドアの高さを決めるのも1つの選択肢です。
例えば、天井の高さまである「ハイドア」を取り入れることで、以下のようなメリットがあります。
- 高級感・開放感がある
- スタイリッシュなデザインになる
種類別に標準的な玄関ドアの高さ・幅を紹介
一口に玄関ドアと言っても様々なバリエーションがあり、標準的な高さや幅も異なります。
ここでは、種類別に標準的な玄関ドアの高さや幅を紹介します。
片開きドア
片開きドアとは、1枚の戸を押し引きして開閉するタイプで、標準的なサイズは以下のとおりです。
高さ:2,000~2,300mm
横幅:740~840mm
一般的な形状ですが、玄関ドアの中では最も横幅が狭くなります。
親子ドア
親子ドアとは、大きく開く「親ドア」と小さく開く「子ドア」がついている玄関ドアで、普段は親ドアから出入りします。
親子ドアの標準的なサイズは以下のとおりです。
高さ:2,000~2,300mm
横幅:1,095~1,195mm
冷蔵庫や洗濯機など大きな物を搬入する時は、普段は閉めている子ドアのロックを解除することで間口を広くできます。
両開きドア
両開きドアとは、左右2枚の戸が開閉するタイプの玄関ドアで、標準的なサイズは以下のとおりです。
高さ:2,000~2,300mm
横幅:1,550~1,650mm
間口の広さが大きなメリットで、バリアフリーに向いています。
引き戸
引き戸とは、溝やレールを使用して開閉する仕組みの玄関ドアで、標準的なサイズは以下のとおりです。
高さ:1,900~2,300mm
横幅:1,600~3,470mm
身長や立ち位置に関係なく、だれでも簡単に開け閉めできることが引き戸の魅力です。
このように、玄関ドアの種類によって高さはほぼ変わりませんが、標準的な横幅が異なります。
一般的には、引き戸>両開きドア>親子ドア>片開きドアの順に間口が広くなる傾向があります。
首都圏で玄関ドアのリフォームでお悩みの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
ご希望に合わせて適切な種類の玄関ドアを提案いたします。
玄関ドアのリフォームで高さや横幅は変えられる?
ライフスタイルの変化に伴い、「玄関ドアを高くしたい」或いは「玄関ドアの横幅を広くしたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、玄関ドアの高さや横幅をリフォームで変えることは可能です。
ここでは、玄関ドアの高さや横幅を変更するリフォームの方法について解説します。
玄関ドアの高さを変えるリフォーム方法|ランマを失くす
玄関ドアを高くしたいのであれば、ランマを失くすことで背を高くすることが可能です。
ランマとは、ドアの上部に配置する採光用の窓ガラスのことを指し、自然光により玄関を明るくする役割があります。
しかし、昨今ではランマがなくても自然光を採りこめるデザインの玄関ドアもあり、昔と比べ支障をきたさなくなっていますので、ランマを失くして背を高くすることを検討しましょう。
反対に、既存のドアを低くしてランマを取り入れることも可能です。
玄関ドアの横幅を広げるリフォーム方法
以下のようなリフォームで、玄関ドアの横幅を広げられます。
- ドアの種類を変える
- ドア枠を交換し間口を広げる
ただし、ドア枠を交換して間口を広げる方法は、大掛かりな工事が想定されるので、現実的には玄関ドアの種類を変える方法がおすすめです。
例えば、以下のようなリフォームで玄関の横幅を広げることが可能です。
- 親子ドアの「子ドア」の横幅を狭くする
- 片開きドア→スライディングドアへリフォーム
- 両開きドア→袖付き親子ドアへリフォーム
- 両開きドア→引き戸へリフォーム
以下の記事では、玄関ドアのサイズを変える方法を紹介していますので、ぜひごらんください!
>玄関ドアのサイズは変えられる?標準的な幅や高さ、サイズ変更する方法を解説
玄関ドアの測り方
玄関ドアを交換したい場合には、サイズ・寸法を正しく計測することで、リフォーム業者とのやり取りもスムーズに行えます。
ただし、玄関ドアはドア枠と本体で構成されているので、「どこを測ればよいのか」と迷う人も多いのではないでしょうか。
以下のポイントを意識して、高さと横幅の寸法を正確に測るようにしましょう。
横幅は、ドア枠の端から端までを計測し、袖付きの場合には、袖の部分も含めて測ります。
同様に、高さもドア枠の下端から上端までを計測し、ランマがある場合には、ランマも含めて計測します。
首都圏で「マンションの玄関ドアを交換したい」とご希望の方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。
ご希望に合わせて玄関ドアの交換のみ、窓1枚のみのリフォームからご相談いただけます。
まとめ
玄関ドアの高さは、「ご家族の身長」「ライフスタイル」「デザイン性」の3つのポイントを意識して決めましょう。
また、玄関ドアの高さや幅はリフォームでも変更できるので、既存のドアで不便を感じていらっしゃる方は「横幅を広げる」「高くする」など変更可能なので検討の余地があります。
今回紹介した情報が、玄関ドアの高さ・幅でお悩みの方の参考になれば幸いです。