【玄関ドアのリフォーム】カバー工法とは?|費用の目安、メリット・デメリット、その他の工法も紹介

【玄関ドアのリフォーム】カバー工法とは?|費用の目安、メリット・デメリット、その他の工法も紹介

「玄関ドアのリフォームで交換費用を抑えたい」「工期をなるべく短くしたい」とお悩みの方は、カバー工法がおすすめです。

カバー工法で玄関ドアをリフォームすることで見た目も綺麗になりますし、性能を向上させることができるからです。

しかし、カバー工法には上記のようなメリットがたくさんありますが、デメリットもあるので注意しましょう。

今回は、首都圏で玄関ドアのリフォーム実績が豊富な株式会社MAC(マック)が、以下のポイントを中心に玄関ドアのカバー工法のメリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。

 

このコラムのポイント
  • 玄関ドアの交換方法は、「カバー工法」「はつり工法」「ドアのみ交換」があります。
  • カバー工法のメリット・デメリットを紹介します。
  • カバー工法のメリットは大きいですが、できない場合もあるので注意しましょう。
  • カバー工法でリフォームする際に失敗しないためのポイントを紹介します。

 

玄関ドアのリフォームでカバー工法を選択すべきか否かがわかります。

ぜひ最後までごらんください!

 

玄関ドアのリフォーム|カバー工法とは

玄関ドアのリフォーム|カバー工法とは

玄関ドアをリフォームする場合、従来型の「はつり工法」「ドアのみ交換する工法」と最近では主流になりつつある「カバー工法」があります。

カバー工法とは

カバー工法とは、既存のドア枠の上から新たな枠を取り付けた後、新しいドアを取り付ける工法で、以下のような手順で行ないます。

  • 手順1:古いドアを取り外します。
  • 手順2:その他不要な部分を撤去します。
  • 手順3:新しいドア枠・ドア本体を取り付けます。
  • 手順4:室内外に額縁を取り付けて完了です。

このように、工程が少なく大掛かりな工事にならないことがカバー工法の特徴です。

カバー工法以外の従来型の工法とは|はつり工法、ドアのみ交換

既存のドア枠を撤去し、枠も含めて交換するのが、「はつり工法」と呼ばれ、その他に既存のドア枠をそのまま使用し、「ドアのみを交換する工法」もあります。

カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法にはたくさんのメリットがありますが、デメリットもありますので事前に把握しておきましょう。

メリット

玄関ドアのリフォームをカバー工法で行なうメリットは以下のとおりです。

  • 工期が短縮できる
  • コストが抑えられる
  • 騒音や粉じんが発生しにくい

手間のかかる「既存のドア枠の撤去」を省略できるので、工期の短縮につながり、コストを抑えられることがカバー工法の大きなメリットです。

また、騒音や粉じんを発生させるはつり工事の必要がないので、近隣にも迷惑をかけずにスムーズにリフォームできることも魅力的です。

デメリット

上述したようにたくさんのメリットがあるカバー工法ですが、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。

  • ドアのサイズが小さくなることがある
  • 床にわずかな段差が生じる

ただし、カバー工法でも片開きドア以外の場合にはドアのサイズが小さくならずに済むケースがあります。

また床の僅かな段差には、以下のような工夫をすることでデメリットを解消できます。

  • 段差緩和材を設置する
  • 下枠だけ撤去する

したがって、カバー工法を採用する際には、施工業者に「ドアがどれくらい小さくなるのか、或いは小さくならずに済むのか」「床の段差はどの程度生じるのか」などを相談するようにしましょう。

 

首都圏で玄関ドアのリフォームでお悩みの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

ご希望に合わせてカバー工法のデメリットを解消できるアイデアを提案いたします。

WEBからのお問い合わせ
お電話からのお問い合わせ
LINEからのお問い合わせ

※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

対応エリア

 

カバー工法の費用の目安|その他の工法との比較

カバー工法の費用の目安|その他の工法との比較

玄関ドアのリフォームは、工法によって費用の目安が異なります。

以下の表は、工法別の玄関ドア交換費用の目安となりますので、参考にしてください。

工法 費用の目安
玄関ドアのみ交換 20~50万円
カバー工法 30~50万円
はつり工法 40~100万円

※上記はあくまで目安であり、実際の費用は玄関ドアの種類・グレードや施工会社によって変動しますので、実際に実施する際には施工業者へお問い合わせください。

 

玄関ドアのみ交換が費用を抑えられますが、ドア本体の寸法が同じものを選ばなければならないことに注意しましょう。

 

以下の記事では、玄関ドアリフォームの費用相場やドア本体価格などをくわしく紹介していますので、ぜひごらんください。

>玄関ドアリフォームの費用相場と交換するリクシル(トステム)やYKK APの製品価格を抑えるコツ

玄関ドアのカバー工法ができない4つのパターン

カバー工法ができない4つのパターン

ドアのサイズを大きくしたい場合

既存のドア枠の上から新しいドア枠を取り付けるカバー工法では、ドア自体を大きくすることはできません。

ドア自体を大きくしたいのであれば、間口を広げる工事が必要です。

玄関ドアがオーダーメイドの場合

玄関ドアが特注でメーカーのドアサイズに合わない場合には、カバー工法が採用できないこともあります。

マンションの管理規約で制限されている場合

マンションの玄関ドアは、専有部分と共用部分が混在している位置づけになるので、個人で勝手にリフォームできないケースが多いです。

管理規約の制限によっては、ご希望の玄関ドアのリフォームが許可されないこともあるので注意しましょう。

 

以下の記事では、マンションで玄関ドアを交換する際の手続きを紹介していますので、ぜひごらんください。

>マンションの玄関ドアの費用負担は個人それとも管理組合?|交換の時期・費用、方法なども解説

玄関ドアの大きさや構造により施工できない

引き戸から開き戸など玄関ドアの大きさや構造を変更する場合、カバー工法では施工が難しいケースがあります。

ただし、施工可能なケースもあるので、詳細は施工会社に相談しましょう。

カバー工法でリフォームする際に失敗しないためのポイント

カバー工法でリフォームする際に失敗しないためのポイント

玄関ドアを交換する際には、以下のポイントを意識しましょう。

  • 住宅全体のテイストに合ったデザインを選ぶ
  • 断熱・防犯性能の高い玄関ドアを選ぶ
  • アフターサポートが充実している施工会社を選ぶ

住宅全体のテイストに合ったデザインを選ぶ

玄関ドア交換のリフォームの際には、様々なバリエーションの中からデザインを選べますが、住宅全体のテイストに合ったものを選びましょう。

玄関ドアは住宅の外観の中でも目を惹く部分なので、全体のテイストに合っていない玄関ドアを選ぶと悪目立ちすることがあるからです。

 

以下の記事では、玄関ドアの色の選び方についてくわしく紹介していますので、ぜひごらんください。

>玄関ドアの色は外壁との組み合わせが重要|選び方・人気の色・失敗しないポイントを解説

断熱・防犯性能の高い玄関ドアを選ぶ

玄関ドアの耐用年数は、15~30年程度と言われており、交換頻度が高いものではありません。

したがって、住み心地がよく安全性の高い住宅にするためにも、断熱性・防犯性など暮らしやすさに直結する性能を向上させるリフォームをおすすめします。

(例)

  • 断熱ドアを採用する
  • 2ロックドアを採用する
  • サムターンを取りはずせるドアにする

アフターサポートが充実している施工会社を選ぶ

カバー工法で玄関ドアを交換した際に、少し時間が経ってから不具合が生じることもあります。

保証・アフターサポートがしっかりしている施工会社を選ぶようにしましょう。

 

首都圏で玄関ドアの交換を検討中の方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

「メーカー保証」「自社保証」「工事保険」のトリプル保証を標準仕様とし、施工後のアフターフォローもご安心いただけます。

WEBからのお問い合わせ
お電話からのお問い合わせ
LINEからのお問い合わせ

※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

対応エリア

 

玄関ドアのカバー工法についてのよくある質問

玄関ドアのカバー工法についてのよくある質問

最後に玄関ドアのカバー工法についてのよくある質問を紹介します。

Q:2024年に玄関ドアに補助金は出ますか?

玄関ドアの交換に伴い、断熱性を高めることで以下のような補助金を申請できるケースがあります。

  • 先進的窓リノベ2024年事業
  • 既存住宅の断熱リフォーム支援事業
  • 子育てエコホーム支援事業

たたし、補助金は国の予算によって毎年変わりますので、実際に玄関ドアを交換する時期に詳細を確認するようにしましょう。

Q:玄関ドアのカバー工法は狭くなる?

カバー工法は、既存のドア枠の上に新たな枠を取り付けるので間口が狭くなります。

間口がどれくらい狭くなるかは、メーカーによって異なりますが、幅・高さが3~5cm程度狭くなることに注意しましょう。

まとめ

カバー工法で玄関ドアのリフォームを行う場合、以下のようなデメリットがあります。

  • ドア本体が小さくなる
  • 床に段差が生じる

このようなデメリットが気にならなければ、コスト面・工期など大きなメリットがあるのでおすすめです。

今回紹介した情報が、カバー工法で玄関ドアをリフォームするかお悩みの方の参考になれば幸いです。

簡易お問い合わせフォーム

    は必須入力項目となります

    お名前 例)山田太郎
    メール 例)info@mac-glass.com
    お問合せ内容