【玄関ドアでできる防犯】侵入方法から考える対策と費用目安、最新商品を紹介

【玄関ドアでできる防犯】侵入方法から考える対策と費用目安、最新商品を紹介

「家の防犯性を高めたいが、何からすればいいか分からない」とお悩みの方へ、侵入犯罪の手口から分かる玄関ドアの防犯対策について、首都圏で玄関ドア・内窓のリフォームなどを手掛けている株式会社MAC(マック)が詳しく解説します。

その他、賃貸物件やマンションの場合についてなど、多くの方からいただく質問にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

このコラムのポイント
  • 玄関ドアを見直すことで、空き巣などの侵入犯罪を防げます。
  • 錠前やその他の部材を交換したい場合、築年数によってはドア全体を取り替えた方が良いケースもあります。
  • 玄関ドアの防犯対策は、施工事例が豊富なプロに相談しましょう。

 

侵入犯罪における経路とよくある手口

侵入犯罪における経路とよくある手口

警察庁の公表しているデータによると、空き巣などの侵入経路はほとんど窓と表出入口(玄関ドア)からです。

主な手口は以下のいずれかに当てはまります。

 

  • 無施錠ドアからの侵入(短時間での侵入が可能)
  • 玄関ドアや窓のガラス破り(短時間での侵入が可能)
  • ドア錠こじ破り(見た目が古いドアは狙われやすい=防犯性の低い錠前)
  • ピッキング(見た目が古いドアは狙われやすい=防犯性の低い錠前)
  • サムターン回し(侵入まで時間がかかるため物陰に隠れた玄関が狙われやすい)
  • カム送り解錠・バイパス解錠(特殊工具が必要で侵入まで時間がかかるため、盗難以外の目的で侵入するケースが多い)

 

この中でも、特に無施錠ドアからの侵入(無締り)」と「ガラス破り」が侵入手口の半数以上を占めています。

 

侵入犯の侵入手口

(出典:警察庁ウェブサイト|住まいる防犯110番

 

そのため、家の防犯性を高めるためには、侵入手口への対策が必要です。

 

首都圏で「自宅の防犯性を玄関ドア・窓から高めたい」とお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

窓1カ所・ドア1枚からのリフォームもしっかりお手伝いします。

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

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玄関周りの侵入対策|部位別の方法と最新商品

玄関周りの侵入対策|部位別の方法と最新商品

家の防犯性を高める場合、以下の方法が一般的です。

 

  • 玄関ドアや人が侵入できる窓周りを見通しよくする
  • センサー付きライトを設置する
  • 防犯カメラを設置する
  • 足音が分かるように庭や玄関周りを砂利敷きにする

 

これらももちろん有効ですが、侵入経路になりやすい玄関ドアの性能を見直すことも重要です。

では、玄関ドアの部位別に対策方法を紹介します。

 

ドア本体

【ガラス入りドアや袖パネル付きにする】

ドアやドア脇の袖パネルにガラスが入っているタイプを選ぶと、内部から玄関外に不審者がいることに気が付きやすく、玄関ポーチのセンサーライトの作動も一目瞭然です。

外から室内の照明が付いていることが分かるため、空き巣も警戒して侵入の抑止効果も期待できるでしょう。

「ガラス破りが心配」という方も安心してください。

最近の玄関ドアに標準で取り付けられているガラスはCPマーク(※)のついている防犯ガラスが大半です。

※CPマーク:「防犯性能の高い建物部品目録」に認定された防犯建物部品につけられるマーク

防犯性の高い商品につけられるCPマーク

(出典:警察庁|住まいる防犯110番

 

錠前・鍵

【ドアガードをつける】

ドアガード(ドアガードプレート)とは、ドアと枠の隙間からデッドボルト(カンヌキ)が見えるドアに設置する防犯アイテムです。

ドアガード設置で防犯対策

デッドボルトが外部から見えると、鍵がかかっているかどうかがすぐに分かり、不在であることが外部から判断できてしまいます。

そのため、ドアガードによってデッドボルト部分を隠すことは、防犯面で効果的です。

 

【防犯サムターンに取り替える】

サムターンとは、室内側から鍵を開け締めするツマミ部品を指しますが、最新のタイプは、上下についた小さな突起部分を押しながらでないと回せない仕組みになっています。

サムターン回しの侵入対策として効果的な防犯サムターン

これを防犯サムターンと呼び、外部から工具を使って回して解錠する「サムターン回し」の対策として有効です。

 

【ダブルロックにする】

錠前を2カ所にするダブルロックは、「ピッキング侵入」への対策として採用されます。

なぜなら、ピッキングして鍵を開けるまでの時間が2倍になるからです。

そのため、ピッキングによって侵入しようとする空き巣はダブルロックのドアを避ける傾向が強く、抑止効果もあります。

 

【防犯性の高いシリンダー錠にする】

最近は、複雑な作りになっているディンプルキーが主流ですが、その中でも防犯面に差があります。

ピッキングやこじ開け、鍵の複製へ対策を取りたい方は、以下のシリンダー錠がおすすめです。

 

  • 登録制シリンダー(事前に設定したパスワード情報をメーカーに伝えなければ鍵を複製できない)
  • ロータリーシリンダー(鍵穴が狭くて内部が複雑な構造になっている)

 

【電気錠にする】

電気錠には、外から一目で見えるところに鍵穴はありません。

※電池切れや停電時に解錠施錠できるように、カバーの下に鍵穴があります。

そのため、ピッキングへの耐性が高く、防犯を目的に採用する事例が増えています。

また、スマホの専用アプリに対応しているタイプでしたら、外出先から解錠施錠の履歴を確認でき、鍵の締め忘れをメールで知らせてくれる機能付きタイプが人気です。

ただし、商品によっては電気配線が必要なものもあるため、リフォームの場合は電池タイプを選定しましょう。

 

その他

【ドアスコープカバーをつける・カメラ付きドアスコープへ交換する】

ドアスコープ部分に外部からリバースドアスコープをあてて内部の様子をうかがう犯罪が増えています。

外部から室内をのぞけると、不在であることがすぐに分かってしまいますよね。

この対策として有効なのが、ドアスコープカバーの設置です。

ドアスコープカバーで外から室内を覗かれない

室内から外の様子を確認したい時にだけカバーを上げて使います。

そのほか、最近は録画機能付きのカメラ付きドアスコープも人気です。

後付けできるため、カメラ付きインターホンと合わせて導入する事例もあります。

 

【ドアの郵便受けにカバーをつける】

古いドアに多いのが、扉に郵便受けが付いているタイプです。

郵便受けの中に手や工具を差し込み、サムターンを回して鍵を開ける犯罪事例もあるため、対策が必要です。

郵便受けにボックス型のカバーを付ける方法が一般的で、ミラーなどを差し込んで室内の様子を見る犯罪も防げます。

 

玄関ドアの防犯対策には色々な方法がありますが、最も効果的なのが錠前の交換です。

ただし、最新の電気錠はほとんどの古い玄関ドアへは設置できません。

玄関ドアの寿命は15〜20年程度なので、築20年を超えているお宅は、玄関ドア全体の交換をおすすめします。

 

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【Q&A】玄関ドアの防犯対策に関するよくある質問

【Q&A】玄関ドア修理&交換リフォームに関するよくある質問

ここでは、玄関ドアの防犯性アップを検討している方からよくいただく質問を紹介します。

 

Q.「マンションでも玄関ドアの防犯対策はできる?」

A.できることはありますが、何をするにしてもまずは管理組合へ報告しましょう。

分譲マンションでも玄関ドアは「共用部」に該当するため、区分所有者が部品一つでも交換することはできません。

ただし、工事の目的が防犯性や断熱性向上であれば、工事を許可してもらえる可能性が高いでしょう。

場合によっては、修繕積立金を使い、全戸一斉に防犯対策工事をするケースもあります。

 

【マンション標準管理規約(単棟型)】

第7条(専有部分の範囲)

対象物件のうち区分所有権の対象となる専有部分は、住戸番号を付した住戸とする。

2 前項の専有部分を他から区分する構造物の帰属については、次のとおりとする。

一 天井、床及び壁は、躯体部分を除く部分を専有部分とする。

玄関扉は、錠及び内部塗装部分を専有部分とする。

三 窓枠及び窓ガラスは、専有部分に含まれないものとする。

 

第22条(窓ガラス等の改良)

共用部分のうち各住戸に附属する窓枠、窓ガラス、玄関扉その他の開口部に係る改良工事であって、防犯、防音又は断熱等の住宅の性能の向上等に資するものについては、管理組合がその責任と負担において、計画修繕としてこれを実施するものとする。

(引用:国土交通省|マンション標準管理規約 単棟型

 

※国土交通省の作成しているマンション標準管理規約は、全てのマンションへ採用されている訳ではありません。一部、独自の規約へ変更している可能性もありますので、詳細は管理組合までご確認ください。

 

Q.「賃貸の場合でも玄関ドアの防犯対策はできる?」

A.賃貸物件の場合は、まず不動産会社か大家さんへ相談しましょう。

賃貸物件にお住まいの方で玄関ドアの防犯性を高めたい場合でも、勝手に部品を交換したり追加すると、あとでトラブルになりかねません。

そのため、まずは不動産会社か大家さんへ相談してください。

工事内容によって、借主負担か貸主負担かが異なります。

 

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まとめ

空き巣などの侵入犯は、玄関や窓から侵入します。

特に、鍵締め忘れやガラス破りなどの手口が多いため、これらへの対策は必要不可欠と言えるでしょう。

玄関ドアの寿命は15〜20年程度なので、築年数がそれを超えているお宅でしたら、ドア全体の取り替えをおすすめします。

首都圏で「自宅の防犯性を玄関ドア・窓から高めたい」とお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

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