【地震で窓ガラスが割れる】9つの対策を紹介│原因や割れたあとの行動まで解説
「地震で窓ガラスが割れることへの対策はありますか?」
本記事では、こうした質問にお答えします。
地震で家が揺れる場合に様々な点が不安視されますが、中でも窓ガラスが割れることは想像しやすく恐怖を感じる方は多いものです。
窓ガラスが割れるのはどうしてなのか、どうすれば対策を取れるのか、また万が一割れてしまった場合にどうすればよいのか、まとめて解説します。
このコラムのポイント |
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地震で窓ガラスが割れる原因は3つ
地震で窓ガラスが割れる場合、主な原因は次の3つです。
原因を把握して、最適な対策につなげましょう。
- 揺れによるガラスのゆがみ
- 室内の物がガラスに当たる
- 室外の物がガラスに当たる
地震で建物が揺れると、窓ガラスがゆがんで割れてしまいます。
また、ガラス自体に異常がない場合でも、窓辺に置いている物が動いて割れる場合、外に置いている物が倒れるなどして割れる場合もありますので注意が必要です。
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「地震に遭遇したらガラスが割れてしまうかも」
こうした不安を抱えている方は、ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))まで、お気軽にご相談ください。
地震に遭遇した場合に窓ガラスが割れる事態を防ぐ、具体的な対策をご提案致します。
「地震で窓ガラスが割れる」9つの対策を紹介
では、具体的に地震で窓ガラスが割れる事態を防ぐにはどうすればよいのか、主な手段は以下の9つです。
- 割れにくいガラス(強化ガラス)を利用する
- 飛散しにくいガラス(網入り・合わせガラス)を利用する
- 劣化したガラス、ヒビが入ったガラスを交換する
- 内窓を新たに設置する
- 飛散防止フィルムを貼り付ける
- レースカーテンを設置する
- 窓際に置いている物を撤去する
- 就寝時は窓際を避ける
- 割れた後の行動に備える(靴、手袋、スマホなど)
割れにくいガラス(強化ガラス)を利用する
1つ目は、割れにくいガラスを利用することです。
窓ガラスには複数の種類があり、そのうちのひとつに強化ガラスがあります。
特殊な加工によって強度を高めた強化ガラスを利用することで、地震の揺れを受けたとき割れる可能性を抑えられます。
飛散しにくいガラス(網入り・合わせガラス)を利用する
2つ目は、飛散しにくいガラスを利用することです。
- 網入りガラス:ガラスの間に金属製の網を挟んだガラス
- 合わせガラス:ガラスの間に透明のフィルムを挟んだガラス
こうしたガラスは、地震に遭遇し割れた場合に網やフィルムに付着して破片の落下を防ぐ効果を発揮します。
割れること自体は防げませんが、割れた後の破片によるケガをする危険性を抑えることが可能です。
劣化したガラス、ヒビが入ったガラスを交換する
3つ目は、劣化したガラスやヒビが入ったガラスを新品に交換することです。
ガラスは劣化することで割れやすくなり、またヒビが入るとさらにもろくなります。
長期間使用し続けているなど、劣化の危険性がある場合は、地震に遭遇する前に新しいガラスに交換しましょう。
内窓を新たに設置する
4つ目は、新たに内窓を設置することです。
内窓とは、既存の窓の内側に新設される窓を指します。
内窓を利用することで、万が一外側の既存の窓が割れた場合でも、室内に割れたガラスが飛散する事態を避けられます。
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飛散防止フィルムを貼り付ける
5つ目は、飛散防止フィルムを貼り付けることです。
飛散防止フィルムは外から貼り付けることで、合わせガラスと同様に破片の飛散を防ぐ効果を発揮します。
手軽に地震対策できる一方で、フィルム自体の劣化や、窓枠とガラスの境目への対策がしづらい点などデメリットもありますので注意が必要です。
レースカーテンを設置する
6つ目は、レースカーテンの設置です。
窓が割れた場合のガラスの飛散は、カーテンを閉めることでも対処可能です。
ただし、一般的な厚手のカーテンを常に閉めたままにすると室内が暗くなりますので、地震対策をしつつ光を通すためにレースカーテンがおすすめです。
窓際に置いている物を撤去する
7つ目は、窓際に置いているものを撤去することです。
地震の発生時、建物がダメージを受けることに加えて、物が飛来する事態も想定されます。
このとき、窓辺に置いている本や雑貨などが窓ガラスに向かって飛来、転倒する可能性があります。
花びんなどが窓に当たればガラスが割れますので、重量のあるものを窓辺から取り除くことも有効です。
また、脚立など外に置いた物が倒れる可能性もありますので、建物の外まわりの整頓も重要です。
就寝時は窓際を避ける
8つ目は、就寝時に窓際を避けて寝ることです。
窓際で就寝中に地震に遭遇すると、割れたガラスがベッドに降り注ぐ可能性があります。
また、ベッドからの移動時に足をケガする危険性もありますので、ガラスが割れることに不安を覚える場合は窓辺を避けて就寝しましょう。
割れた後の行動に備える(靴、手袋、スマホなど)
9つ目は、割れた後の行動も想定することです。
割れた窓の近くは破片が散乱していますので、歩くとケガをする危険性があります。
移動時にケガを避けるために、室内履きの靴や手袋、スマートフォンなどを手元に準備することをおすすめします。
こうした対策を施すことで、地震への不安をひとつ取り除くことができます。
首都圏で具体的に対策を取りたいと考えている方は、ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))まで、お気軽にご相談ください。
地震で窓ガラスが割れたあとの行動
ここまで地震で窓ガラスが割れることを防ぐ、または破片が散乱することを防ぐ対策を紹介しましたが、万が一割れた場合の行動を確認することも重要です。
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破片を避けてケガを防ぐ
地震に遭遇して窓が割れた場合に最も避けるべきことは、破片によるケガです。
避難所などへの移動がしにくくなることに加えて、ケガが元となって感染症にかかることを防ぐ必要があるからです。
緊急時ではありますが、周囲の状況を確認し安全を確保しながら移動しましょう。
安全な場所から少しずつ清掃する
ご自身の周囲の安全を確保してからは、ケガをする危険性があるガラスの破片の清掃を始めましょう。
窓辺を中心に、広い範囲に破片が散っている可能性がありますので、少しずつ清掃して歩いても安全なスペースを増やしていくことが重要です。
破損した窓の応急処置をする
床面の安全を確保できた段階で、破損した窓の応急処置を施しましょう。
- 段ボールを利用して割れた箇所を塞ぐ
- ビニールシートを利用して割れた箇所を塞ぐ
このように応急的に割れた箇所を塞いで、外気や虫が室内に侵入する事態を避けましょう。
窓ガラスの交換業者に依頼する
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応急処置をすると同時に、窓ガラスの交換リフォームを受け付けている業者に連絡しましょう。
地震の発生時は多くの方がリフォーム業者に電話をしていますので、早めの相談がおすすめです。
また、緊急時に迅速に連絡をできるよう、良心的な値段、サービスの業者を地震が発生する前に確認することが重要です。
まとめ
「地震で窓ガラスが割れることが心配。なにか対策はないですか?」
こうした疑問にお答えしました。
地震で揺れると建物が変形しますので、窓ガラスもゆがんで割れてしまう恐れがあります。
また、室内外から物が飛来することも割れる原因となります。
地震により窓ガラスが割れる事態を避けるために、本記事でご紹介した対策が効果的です、
特に、窓ガラスを強化ガラスや合わせガラスにすることは、割れることを事前に防ぐ対策として効果的です。
窓ガラスが割れることへ不安に感じている場合は、地震が発生する前の今こそガラスの交換を検討しましょう。
首都圏での窓、窓ガラス交換を具体的に検討している方は、ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))まで、お気軽にご相談ください。