玄関ドアの汚れが落ちない|白い汚れの原因と素材別の掃除や予防方法を解説

玄関ドアの汚れが落ちない|白い汚れの原因と素材別の掃除や予防方法を解説

玄関ドアの白い汚れや黒ずみが落ちないと困っている方も多いと思います。

水拭きしても取れない白い跡は、水垢やカルキが原因の可能性があります。

玄関ドアの素材によって適した掃除方法が異なり、誤った方法では傷めてしまうこともあるため注意が必要です。

この記事では、首都圏で玄関ドアのリフォーム実績が豊富な株式会社MAC(マック)が、汚れの原因や素材別の掃除・予防方法を詳しく解説します。

このコラムのポイント
  • 玄関ドアの汚れが落ちない原因を詳しく解説します。
  • 木製・金属・樹脂製ドアの掃除方法の違いについて解説します。
  • 汚れやすい玄関ドアをリフォームするという選択肢もあります。

 

玄関ドアの汚れの種類

玄関ドアの汚れの種類

玄関ドアは、雨風やホコリ、手垢などの汚れがつきやすく、定期的に掃除をしないと頑固な汚れがこびりついてしまいます。

玄関ドアの汚れには、以下のような種類があります。

汚れの種類 原因 特徴
黒ずみ ・手の皮脂や汗の付着
・車の排気ガスや大気中の汚染物質
・ドアの取っ手や開閉部分に発生しやすい
・放置するとベタつきや黒ずみがこびりつく
白い汚れ ・雨水や水道水の乾燥
・結露の蒸発後に残るミネラル成分
・アルミやガラス製ドアに特に目立つ
・拭いても跡が残ることが多い
黄ばみ ・紫外線による塗装の劣化
・金属部分のサビや酸化
・木製やスチールドアに多い
・放置するとドアの耐久性が低下する
泥はね・ホコリ ・風や雨が運ぶ土や砂
・玄関周りの環境による影響
・ドアの下部に蓄積しやすい
・雨の後に汚れが目立ちやすい

 

特に落ちにくいのが「白い汚れ」です。

白い汚れは、ミネラル成分が乾燥して残ることで発生します。

アルミ製やガラス製の玄関ドアは、水滴が乾燥すると白い跡がつきやすく、通常の水拭きでは落ちにくいのが特徴です。

白い汚れは、放置するとどんどん固着して頑固になり、通常の掃除では落ちにくくなるため、早めの対処が重要です。

次の章では、玄関ドアの素材別に適した掃除方法を詳しくご紹介します。

 

首都圏で玄関リフォームを検討中の方は、株式会社MAC(マック)へ、お気軽にご相談ください。

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【素材別】玄関ドアの汚れを落とす掃除方法

玄関ドアの汚れを落とす掃除方法

玄関ドアの素材によって、汚れのつきやすさや適した掃除方法が異なります。

間違った掃除方法をすると、ドアの表面を傷めたり、汚れが落ちにくくなったりすることもあるため、注意が必要です。

以下の玄関ドアの素材別に、掃除方法と注意点を解説します。

  • 木製
  • 金属
  • 樹脂

木製ドアの掃除方法と注意点

木製の玄関ドアは自然な風合いが魅力ですが、水分を吸収しやすいため、強い洗剤やゴシゴシ擦る掃除には注意が必要です。

塗装が剥がれたり、木が傷んだりする可能性があるため、優しくケアすることが大切です。

木製ドアの掃除方法
  1. 柔らかい布で乾拭きし、ホコリや軽い汚れを落とす。
  2. 汚れがひどい場合は、中性洗剤をバケツの水で薄め、布に染み込ませて優しく拭く。
  3. 仕上げに、木製専用ワックスやオイルでコーティングする。

 

【木製ドアの掃除の注意点】

  • 木が膨張し、ひび割れの原因になるため、水分を含みすぎないこと。
  • 塗装が剥がれる可能性があるため、メラミンスポンジで擦らないこと。
  • ワックスを塗る際は、必ず目立たない部分で試してから使用すること。

金属製ドアの掃除方法と注意点

金属製の玄関ドアは耐久性が高く、水に強いのが特徴ですが、水垢やカルキ汚れがつきやすいというデメリットがあります。

白い汚れは目立ちやすく、通常の水拭きでは落ちにくいため、クエン酸を使った掃除方法が効果的です。

金属製ドアの掃除方法
  1. 乾いた布でホコリや軽い汚れを拭き取る。
  2. クエン酸小さじ1と水200mlをスプレーボトルに入れ、吹きかける。
  3. 5分ほど置いた後、マイクロファイバークロスなどで優しく拭き取る。
  4. 頑固な汚れは、スポンジや柔らかいブラシで軽く擦る。
  5. 仕上げに、撥水コーティングを施す。

 

【金属製ドアの掃除の注意点】

  • 酸性やアルカリ性の強い洗剤(漂白剤や強力なサビ取り剤)は使用しない。
  • スチールたわしや硬いブラシで擦らない。
  • クエン酸を使った後は、必ず水拭きをして洗剤成分を残さないようにする。

樹脂製ドアの掃除方法と注意点

樹脂製(FRP・PVC)ドアは耐水性が高く、サビや劣化の心配がないため、比較的掃除しやすいのが特徴です。

ただし、静電気を帯びやすく、ホコリや砂ぼこりがつきやすいため、定期的なメンテナンスが重要です。

樹脂製ドアの掃除方法
  1. 柔らかい布で乾拭きし、ホコリを落とす。
  2. バケツに水500mlと中性洗剤2〜3滴を入れ、布に染み込ませる。
  3. 軽く絞った布でドア全体を拭き上げる。
  4. 仕上げに、静電気防止スプレーを使用する。

 

【樹脂製ドアの掃除の注意点】

  • シンナーやアルコール系の溶剤は使用しない。
  • メラミンスポンジの使用は避ける。
  • ホコリが溜まりやすいため、こまめに乾拭きをするのが大切。

 

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玄関ドアの汚れを防ぐ予防策

玄関ドアの汚れを防ぐ予防策

玄関ドアの汚れをしっかり落としても、時間がたてば同じような汚れがついてしまいます。

玄関ドアを清潔に保ち、汚れの再発を防ぐための対策は、以下のとおりです。

  • 定期的に乾拭きして汚れを防ぐ。
  • 撥水コーティングを施す。
  • 雨や風が直接当たらないよう、玄関屋根を設置する。

定期的に乾拭きして汚れを防ぐ

玄関ドアの汚れは、ホコリや排気ガスの微粒子が付着し、雨水や湿気によって固まることで頑固な汚れになることが多いです。

汚れがこびりつく前に「定期的な乾拭きをするだけで、汚れの蓄積を大幅に防げます。

【効果的な乾拭きの方法】

  • 週に1回程度、マイクロファイバークロスでサッと拭く。
  • 取っ手や開閉部分は、特に念入りに拭く。
  • 木製ドアは乾拭き後、木材用の保護オイルを薄く塗ると長持ちする。

乾拭きは「掃除」ではなく「習慣」にするのがポイントです。

撥水コーティングを施す

雨や水垢の汚れが気になる場合は、玄関ドアに撥水コーティングを施すと効果的です。

コーティングを施すことで、水分や汚れが付着しにくくなり、掃除の回数を減らせます。

【玄関ドアの撥水コーティング方法】

  • まずは汚れをしっかり落としてから、コーティングを行う。
  • 撥水コーティング剤を、ドア表面に薄く塗布する。
  • コーティング後は乾拭きし、なじませる。
  • 1〜2ヶ月に1回程度、定期的に塗り直す。

撥水コーティング剤は、車用のもので代用できます。

ガラス部分がある場合は、窓用の撥水コートを塗るとより効果的です。

雨や風が直接当たらないよう玄関屋根を設置する

玄関ドアが雨風や直射日光にさらされると、汚れがつきやすくなるだけでなく、劣化の原因にもなります。

玄関屋根を設置することで、汚れの発生を防げます。

【玄関屋根(庇)の設置のメリット】

  • 雨が直接玄関ドアに当たるのを防ぎ、水垢・カルキ汚れの付着を抑える。
  • 強い日差しによる塗装の劣化や色あせを防ぐ。
  • 風による砂ぼこりや泥はねがドアにつくのを軽減する。

玄関屋根の設置で失敗しない選び方や、おすすめデザインについては、こちらの記事で確認できます。

<関連コラム>玄関ポーチの屋根を後付けする際に失敗しない選び方とおすすめデザイン|ドアの開き方の注意点も

 

汚れがひどい場合は、玄関ドアの交換を検討しよう

玄関ドアの交換を検討しよう

玄関ドアの汚れが落ちにくく、掃除をしても改善されない場合は、ドアの交換(リフォーム)を検討するのも一つの選択肢です。

リフォームで玄関ドアを新しくするメリット

近年の玄関ドアは汚れに強い素材が使われ、機能性も向上しているため、新しくすることで以下のようなメリットがあります。

  • 撥水性や防汚性に優れた素材が採用されており、汚れがつきにくく、掃除の手間を大幅に軽減できる。
  • ピッキング対策機能を備えた鍵や、指紋認証・スマートキー など、最新の防犯技術が組み込まれています。
  • 断熱材入りのドアを選べば、冷暖房効率が向上し、省エネにも貢献します。

汚れの手入れが楽になるだけでなく、家全体の防犯性や快適性も向上するのが大きなメリットです。

玄関ドアリフォームの費用と選び方

玄関ドアの交換にかかる費用は、素材やデザイン、オプション機能、施工方法によって大きく変わります。

玄関ドアリフォームの費用相場は、以下のとおりです。

リフォーム内容 費用の目安
玄関ドアリフォーム(ドア交換のみ) 20万~50万円
玄関ドアリフォーム(カバー工法) 30万~80万円
玄関ドアリフォーム(はつり工法) 40万~100万円

※費用はあくまでも目安です。工事の規模やオプションによって変動するため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

 

玄関ドアリフォームの詳しい施工方法については、こちらの記事で確認できます。

<関連ページ>玄関ドアリフォームの費用相場と交換するリクシル(トステム)やYKK APの製品価格を抑えるコツ

 

玄関ドアを選ぶ際のポイント

玄関ドアの交換は、掃除の手間を減らすだけでなく、断熱性や防犯性の向上にもつながるリフォームです。

  • 汚れにくさを重視するなら、アルミ製ドア
  • 断熱性能を向上させたいなら、樹脂製ドア
  • 防犯性を強化するなら、スマートキーや防犯ガラス付きドア
  • 採光やデザイン性を重視するなら、ガラス入りドアや木製ドア など

最適な玄関ドアの選び方がわからない」という方は、リフォーム業者に相談し、自宅に最適な玄関ドアを提案してもらうのがおすすめです。

 

玄関ドアの選び方については、こちらの記事で確認できます。

<関連ページ>失敗しない!おしゃれな玄関ドアリフォームのポイント3選|費用相場も解説

 

玄関ドア交換のリフォーム会社の探し方

玄関ドアの交換リフォームを成功させるには、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが大切です。

以下のポイントを押さえ、リフォーム会社を比較してください。

  • インターネットで「玄関ドア交換 口コミ」などを検索し、施工実績が豊富な会社をチェック。
  • リフォーム会社の公式サイトで施工事例を確認し、仕上がりのイメージをつかむ。
  • 汚れにくい玄関ドアだけでなく、防犯や断熱などの機能性も重視した提案が可能か。
  • アフターフォローが充実しているかを確認する。

リフォーム費用は業者によって異なるため、最低でも2〜3社に見積もりを依頼するのがおすすめです。

 

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まとめ

玄関ドアの汚れは、種類ごとに適した掃除方法を実践することで、効果的に落とせます。

また、ドアの素材に合ったメンテナンスを行えば、汚れがつきにくくなり、長期間美しい状態を維持できます。

汚れが目立つ場合や、掃除の手間を減らしたい場合は、汚れに強い玄関ドアに交換するのも一つの方法です。

断熱性や防犯性などの機能性も向上し、快適で安心な住まいづくりにつながります。

施工実績が豊富で、疑問や不安に丁寧に対応してくれる施工業者を選び、玄関リフォームを検討してください。

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