【2024−2025最新】玄関引き戸のリフォーム補助金を申請する方法|いくら、いつまでなど解説

【2024−2025最新】玄関引き戸のリフォーム補助金

「ご自宅の玄関引き戸をリフォームしたい」「ご自宅の玄関ドアを引き戸に交換したい」などをご希望で、費用を抑えてリフォームを実施できる「補助金情報」が気になっている方が多いと思います。

実は、2024年12月現在の時点では、2024年中に実施された多くの補助金の申請受付は終了しています。

一方で、2025年の補助金予算案・補助金概要が公表され始めているため、今回は首都圏の玄関ドアリフォームの専門家『株式会社MAC(マック)』が、最新の補助金情報をわかりやすく解説します。

新しい玄関ドアでご自宅の印象を一新し、快適な室内環境も実現するために、ぜひ最後までごらんください。

 

※この記事では、2024年12月時点の情報を紹介します。

補助金情報は2025年3月〜5月頃までに順次公表されていくため、最新情報の公表とともにこの記事の情報も更新いたします。

 

Contents

玄関引き戸のリフォーム補助金を申請する方法|いくら、いつまで、対象工事など簡単解説

玄関に引き戸を採用した住宅

はじめに、玄関引き戸のリフォーム時に活用できる補助金を紹介します。

  • 子育てグリーン住宅支援事業
  • 次世代省エネ建材の実証支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 既存住宅の断熱リフォーム支援事業
  • 介護保険法にもとづく住宅改修費の支給
  • 各自治体の補助金・助成金

補助金ごとに制度内容が違うため、「いくら受け取れるのか」「いつまで申請できるのか」などを確認してください。

子育てグリーン住宅支援事業

「子育てグリーン住宅支援事業」の補助金内容は、以下のとおりです。

項目 内容
いくら受け取れるか 上限60万円/戸
いつまで申請できるのか 2025年3月末ごろ
〜12月末or予算到達までの見込み
対象工事 ・開口部(玄関・窓など)の断熱リフォーム
・「駆体(基礎・柱など)の断熱リフォーム」「エコ住宅設備の設置」と組み合わせて実施
・2024年11月22日以降に工事に着手したリフォーム
・事業者登録をしている施工業者※に依頼するリフォーム
補助金申請の流れ 事業者登録をしている施工業者※にリフォームを依頼

申請、交付決定

リフォーム

工事完了報告

補助金受け取り

※「事業者登録をしている施工業者」とは、補助金事業に登録している施工業者のことです。

〈参考〉国土交通省ウェブサイト『子育てグリーン住宅支援事業について』

 

子育てグリーン住宅支援事業は、上記のとおり、駆体・エコ住宅設備リフォーム(どちらかor両方)と組み合わせて実施する必要があります

また、組み合わせるリフォームに応じて併用できる補助金があるので、お知らせします。

組み合わせて実施が必要なリフォーム 併用できる補助金
駆体(基礎・柱など)の断熱リフォーム 先進的窓リノベ2025事業
(上限200万円/戸)
エコ住宅設備の設置 給湯省エネ2025事業
(最大20万円)

 

次世代省エネ建材の実証支援事業

「次世代省エネ建材の実証支援事業」の内容は、以下のとおりです。

2024年の申請受付は終了していますが、2025年の実施が決定しています。

項目 内容
いくら受け取れるか 上限150万円/戸
(補助率1/2)
いつまで申請できるのか 2025年5月ごろ
〜11月末or予算到達までの見込み
対象工事 ・すべての開口部を窓・玄関ドアを使ってリフォーム
・登録製品の窓・玄関ドアを使ってリフォーム
・戸建住宅のリフォーム
・事業者登録をしている施工業者に依頼するリフォーム
補助金申請の流れ 事業者登録をしている施工業者にリフォームを依頼

申請、交付決定

リフォーム

工事完了報告

補助金受け取り

〈参考〉資源エネルギー庁ウェブサイト『令和6年度「住宅・建築物需給一体型等省エネルギー投資促進事業費」に係る補助事業者(執行団体)の公募について』>8.参考資料>PR資料

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業

「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の内容は、以下のとおりです。

2024年の申請受付は2025年1月末に終了しますが、2025年の実施を想定できる補助金です。

項目 内容
いくら受け取れるか 上限160万円/戸
(補助率1/3)
いつまで申請できるのか 2025年1月末
対象工事 ・1フロアの床面積40㎡以上、延床面積55㎡以上
・三世帯同居対応・子育て世帯向けなど指定のリフォームを実施し、住宅性能を長期優良住宅の認定基準or一定基準まで引き上げる
・事業者登録をしている施工業者に依頼するリフォーム
補助金申請の流れ 事業者登録をしている施工業者にリフォームを依頼

インスペクション実施、住宅登録

申請、交付決定

リフォーム

工事完了報告

補助金受け取り

〈参考〉国土交通省ウェブサイト『長期優良住宅のページ』>2.長期優良住宅の認定を受けるには(3)認定の取得に対する支援

 

既存住宅の断熱リフォーム支援事業

「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」の内容は、以下のとおりです。

2024年中の公募は終了していますが、2025年1月〜の公募を予定していて、その後も実施を想定できる補助金です。

項目 内容
いくら受け取れるか 上限120万円/戸
(補助率1/3)
いつまで申請できるのか 次回の申請受付は2025年1月〜2,3ヶ月ほどの予定
対象工事 ・登録製品の断熱材・窓を使用したリフォームと玄関ドアのリフォームを同時に実施
※断熱材・窓は、どちらかのリフォームでもOK
・事業者登録をしている施工業者に依頼するリフォーム
補助金申請の流れ 事業者登録をしている施工業者にリフォームを依頼

申請、交付決定

リフォーム

工事完了報告

補助金受け取り

〈参考〉国土交通省ウェブサイト『住宅リフォームの支援制度』>既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省)

介護保険法にもとづく住宅改修費の支給

「介護保険法にもとづく住宅改修費の支給」の内容は、以下のとおりです。

市町村によって実施状況が違うため、詳細は市町村に問い合わせをするか、市町村のホームページで確認する必要があります。

項目 内容
いくら受け取れるか  ひとり生涯上限18万円まで
いつまで申請できるのか 期限なし
対象工事 要介護者等が実施する以下のリフォーム
・引き戸に交換
・手すり取り付け
・段差解消
・和式トイレから洋式トイレに交換など
補助金申請の流れ ケアマネージャーに相談

申請

リフォーム

補助金受け取り

〈参考〉厚生労働省『福祉用具・住宅改修』>1介護保険における福祉用具、住宅改修>介護保険制度における住宅改修の概要

各自治体の補助金・助成金

各自治体(都道府県・市町村)も、独自に補助金を実施しています

自治体によって「補助金の名称」「いくら受け取れるか」「いつまで申請できるのか」などがまったく違うため、お住まいの自治体に問い合わせをするか、ホームページで補助金情報を確認しましょう。

例として、次に千葉県で玄関引き戸のリフォームを実施する際に活用できる補助金を紹介するので、参考にしてください。

 

首都圏で玄関ドアのリフォームを検討中の方は、株式会社MAC(マック)へお問い合わせください。

ご予算・ご要望を伺い、各種補助金の申請をサポートいたします。

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

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自治体の玄関ドアリフォーム補助金例|千葉県千葉市

玄関に引き戸を採用した住宅

自治体が独自に実施している補助金の例として、千葉県千葉市の「玄関ドアのリフォーム時に活用できる補助金」は、以下のとおりです

【名称】
補助額
概要
【千葉市三世代同居・近居支援事業】
上限100万円
・初めて同居or近居をする親・子・孫世帯が対象
・同居・近居を3年以上継続する
・リフォーム前の申請が必要
【高齢者住宅改修費支援サービス事業】
上限70万円−利用者負担額
・65歳以上の要介護(要支援)認定者が対象
・所得制限がある
・玄関、階段などのリフォームが対象
・指定業者への依頼&リフォーム前の申請が必要
【千葉市重度障害者住宅改造費助成制度】
上限70万円
・身体障害者手帳1・2級、療育手帳Ⓐ~Aの2をお持ちの方が対象
・所得制限がある
・玄関、トイレなどのリフォームが対象
・指定業者への依頼&リフォーム前の申請が必要

〈参考〉千葉市『住まいに関する助成制度』

隣接する市町村であっても補助金の実施状況がまったく違うケースがあるため、ぜひお住まいの市町村が実施している補助金を確認してください。

 

ここまで玄関引き戸のリフォーム時に活用できる補助金を紹介してきましたが、リフォームの費用負担を軽減する制度として、「減税制度」も忘れずに確認が必要です

次に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

玄関引き戸のリフォームは減税対象となる可能性もある|対象条件・手続き方法など簡単解説

玄関に引き戸を採用した住宅

玄関引き戸のリフォーム時に活用できる減税制度は、以下のとおりです。

  • 所得税のリフォーム促進税制
  • 固定資産税のリフォーム促進税制
  • 所得税の住宅ローン減税

減税制度には予算がないため、対象条件に該当する方が正しく手続きをすることで、必ず活用できます。

各減税制度の対象条件・手続き方法などを、わかりやすく紹介します。

 

所得税のリフォーム促進税制(バリアフリー・省エネ・子育て対応など)|住宅ローン利用なし

「所得税のリフォーム促進税制」を活用できるリフォームにはいくつか種類があり、以下のリフォームに、玄関引き戸の交換等を取り入れることが可能です

リフォームの種類ごとに所得税の減税額が違うため、あわせて紹介します。

【リフォームの種類】
減税額
玄関引き戸のリフォーム内容
【耐震リフォーム】
最大50万円
耐震リフォームに伴って実施する玄関引き戸の交換等
【バリアフリーリフォーム】
最大200万円
・開き戸を引き戸or折れ戸に交換
・玄関ドアをスムーズに開閉できる器具を設置
【同居対応リフォーム】
最大250万円
玄関ドアの増設
【子育て対応リフォーム】
最大250万円
防犯性の高い玄関ドアに交換

〈参考〉国土交通省ウェブサイト『住宅リフォームにおける減税制度について』

以下は各リフォーム共通の対象条件で、ほかにもリフォームの種類ごとに独自の条件を満たす必要があります。

  • ご自身が所有・居住している住宅のリフォーム
  • 住宅の延床面積が50㎡以上で、1/2以上が居住用
  • リフォーム後6ヶ月以内に居住を開始している
  • 居住開始日が2024年4月1日以降
  • 所得が2,000万円以下
  • 補助金を差し引いた額が50万円以上のリフォーム(耐震リフォーム以外)

また、所得税のリフォーム促進税制を活用するためには、確定申告の手続きが必要です。(リフォームを実施した翌年3月15日までに提出が必要)

不明点をお住まいの地域を管轄する税務署に相談し、スムーズに確定申告の手続きが完了するように準備をしてください。

固定資産税のリフォーム促進税制

「固定資産税のリフォーム促進税制」を活用すると、固定資産税の1/3が減額されます。

また、リフォームの種類ごとに減税額・対象条件が違うため、あわせて紹介します。

【リフォームの種類】
減税額
【玄関引き戸のリフォーム内容】
対象条件
【耐震リフォーム】
固定資産税が1/2に減税
【耐震リフォームに伴って実施する玄関引き戸の交換等】
・1982年1月1日以前に建築された住宅をリフォーム
・リフォームによって現行の耐震基準を満たす必要がある
・税込50万円超のリフォーム
【バリアフリーリフォーム】
固定資産税が1/3に減税
【開き戸を引き戸or折れ戸に交換】
【玄関ドアをスムーズに開閉できる器具を設置】
・65歳以上or障害をお持ちの方or介護認定を受けている方
・リフォームをする住宅を所有していて、築10年以上
・延床面積50㎡〜280㎡
・税込50万円超のリフォーム

〈参考〉国土交通省ウェブサイト『住宅リフォームにおける減税制度について』

 

固定資産税のリフォーム促進税制を活用するためには、市町村への申告が必要です。(リフォーム工事完了後3ヶ月以内に申告が必要)

また、市町村ごとに手続きの手順等が違うため、不明点を前もってお住まいの市町村へ相談し、申告の準備を進めましょう。

 

所得税の住宅ローン減税|住宅ローン利用あり

返済期間10年以上の住宅ローンを利用して玄関引き戸リフォームを含むリフォームを実施する場合には、住宅ローン減税を活用できます

住宅ローン減税と「所得税のリフォーム促進税制」の違いは以下のとおりで、住宅ローン減税は長期に渡って活用できる点が魅力です。

  • 所得税のリフォーム促進税制:リフォームを実施した年のみの減税制度
  • 住宅ローン減税:10年間に渡って最大140万円を減税

住宅ローン減税にも詳細な対象条件があるため、確認しましょう。

  • 返済期間10年以上の住宅ローンを利用
  • 所有・居住している住宅をリフォーム
  • 補助金を差し引いた額が税込100万円超のリフォーム
  • 住宅の延床面積が50㎡以上で、1/2以上が居住用
  • リフォーム後6ヶ月以内に居住を開始し、12月末まで居住を継続(12月末まで居住しない年は住宅ローン減税を活用できない)
  • 所得が2,000万円以下
  • 2025年12月末までにリフォームをして居住を開始

住宅ローン減税を活用するためには、リフォームを実施した年のみ確定申告の手続きが必要です。

確定申告後は以下の流れで住宅ローン減税を活用することになるため、念頭に置いておいていただけると幸いです。

確定申告後の住宅ローン減税活用の流れ
確定申告

1ヶ月前後で減税額が還付される(指定口座に振り込みされます)

10月ころに国税庁から9年分の「住宅借入金等特別控除証明書」が届くので、ご自身で保管

※現在は郵送ですが、2025年以降は電子受け取りとなる可能性があります

年末に勤務先で年末調整(年末調整の計算内に住宅ローン減税が組み込まれています)

勤務先が減税額を給与に上乗せor現金還付

3年目以降は、ご自身が保管している「住宅借入金等特別控除証明書」を勤務先に提出し、年末調整

 

補助金・減税制度は対象条件や手続きなどがまったく違うため、ぜひ活用する制度を決めた時点で詳細を確認し、リフォームの進行と一緒に準備を進めましょう。

また、補助金の活用時には前もって知っておくべき注意点もあるため、次に紹介します

玄関引き戸のリフォーム補助金7つの注意点

玄関に引き戸を採用した住宅

玄関引き戸のリフォーム時に補助金を活用する場合の主な注意点は、以下7つです。

  • 申請期限がある
  • 申請期限前に受付終了となる可能性がある
  • 対象製品が決まっている場合がある
  • 事業者登録をしている施工業者から申請が必要な場合がある
  • 玄関引き戸のリフォーム単体では申請できない場合がある
  • 補助金の受取方法を施工業者に確認
  • ほかの補助金と併用できない場合がある

リフォームを依頼する施工業者に問い合わせをする前に注意点を知っておくとリフォームプランを組み立てやすくなるため、ぜひご確認ください。

 

申請期限がある|申請期限の調べ方

各補助金は、申請期限(申請の受付開始日・終了日)が決まっているため、活用したい補助金の申請期限を必ず確認し、早めにリフォームプラン組み立てるなどの行動を開始しましょう。

【申請期限の確認方法】

  • 国の補助金:補助金の実施省庁や団体が立ち上げる公式ホームページで確認
  • 自治体の補助金:各自治体の公式ホームページ内の補助金ページで確認

申請受付終了日以降は以下の状況となるため、施工業者へ初めて問い合わせをする段階から「補助金を活用したい」と伝えて、打ち合わせを実施することをおすすめします。

【申請受付終了日以降の状況】

  • 翌年の補助金実施を待つ
  • 補助金新設を待つ
  • 補助金を活用せずにリフォームを実施する など

 

申請期限前に受付終了となる可能性がある

補助金には申請期限があるのですが、予算以上の補助金交付はできないため、予算到達と同時に補助金申請の受付が終了となります

特に比較的予算額が少ない各自治体の補助金は、情報公表から短期間で申請受付が終了となるケースも多数あるため、注意しましょう。

毎年継続して実施されている補助金については、例年の申請受付開始日を確認し、施工業者に相談のうえで早めに準備を始めてください。

 

対象製品が決まっている場合がある|対象製品の調べ方

補助金は国・自治体の政策に応じて実施されるため、「政策実現を促進できる製品の使用」が補助金の制度内で定められているケースがあります

対象製品は前もって公表されるため、リフォームプラン組み立ての前に必ず確認しましょう。

【対象製品の確認方法】

  • 国の補助金:補助金の実施省庁や団体が立ち上げる公式ホームページで確認
  • 自治体の補助金:各自治体の公式ホームページ内の補助金ページで確認

 

事業者登録をしている施工業者から申請が必要な場合がある|施工業者の選び方

国・自治体にとって補助金は予算を決めて政策を実現するために実施する事業のため、事業に関与する業者へ、前もって事業参加の登録を求めるケースが多数あります。

そのような補助金は事業者登録をしていない施工業者からの申請を受け付けないため、活用したい補助金が「事業者登録をしている施工業者からの申請が必要な補助金かどうか」を前もって確認しましょう

リフォームを依頼する施工業者は、以下のように選ぶとスムーズです。

  • 補助金の公式ホームページで、事業者登録をしているお住まいの地域の施工業者を2〜3社ピックアップする
  • 初めて問い合わせをする段階で、施行者へ「補助金を活用したい」と伝える
  • 希望のリフォーム内容に適した補助金の種類・補助金申請のスケジュールなどを、丁寧に案内してくれる施工業者を選ぶ

 

玄関引き戸のリフォーム単体では申請できない場合がある

今回紹介してきたとおり、玄関引き戸のリフォーム単体で活用できる補助金は少数です

ほかのリフォームをあわせて実施する必要がある補助金については、「ご家族の予算・ご要望に合うリフォームを実施できるか」を確認しながら、補助金活用を検討してください。

 

補助金の受取方法を施工業者に確認

補助金の受取方法は、補助金の制度や施工業者の方針などによって違うため、前もって受け取り方法を確認し、要望がある場合は施工業者へ伝えて下さい

(例)

  • 補助金の申請先から現金で受け取り
  • 施工業者から現金で受け取り
  • 工事費用から補助金を差し引いた額を請求される など

 

また、多くの補助金は申請から受け取りまでの期間が長期に及ぶため、補助金申請から受け取りまでのスケジュールも前もって確認し、スケジュールどおりに進行しているかをチェックすることをおすすめします。

 

ほかの補助金と併用できない場合がある

一般的に、以下のような補助金は併用できません

  • 財源が同じ補助金
  • 補助内容が同じ補助金

ただし補助金の財源を確認するのは難しいため、併用したい補助金がある場合には、補助金の事務局などに「併用可能かどうか」を前もって確認しましょう。

 

玄関引き戸のリフォーム時に活用できる補助金・減税制度・補助金活用時の注意点を紹介してきました。

最後に玄関引き戸のリフォームプランを組み立てる際のポイントも紹介するので、よりスムーズに&お得にリフォームを実施する参考にしていただけると幸いです。

 

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玄関引き戸のリフォームポイント|工法、費用など

玄関に引き戸を採用した住宅

予算内で高品質のリフォームを実施するために、ぜひ以下のポイントをご確認ください

  • 玄関ドアリフォーム時の工法は3種類
  • 玄関引き戸のリフォーム費用|リフォーム費用を抑える方法も紹介
  • 玄関ドアをリフォームするメリット・デメリット
  • 玄関ドアの種類

最後に、玄関引き戸のリフォーム事例も紹介します。

玄関ドアリフォーム時の工法は3種類

玄関ドアリフォーム時の工法は主に3種類で、工法はリフォームの工程・費用などに影響します

工法 メリット・デメリット
カバー工法
(既存の玄関ドア枠に新しい枠をかぶせて、新しい玄関ドアを取り付け)
・1日でリフォームが完了し、費用を抑えられる
・玄関ドア枠の内寸が少し小さくなる
既存の玄関ドア枠を解体して、新しい玄関ドアを取り付け ・リフォームプランの幅が広がる
・リフォーム期間が長く、カバー工法よりも高額
玄関ドアのみ交換 ・短時間でリフォームが完了し、費用を抑えられる
・玄関ドア枠の歪み・すき間調整などを実施できない&対応製品が限られる

 

玄関ドアをリフォームする工法の詳細を、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉【玄関ドアのリフォーム】カバー工法とは?|費用の目安、メリット・デメリット、その他の工法も紹介

 

既存の玄関ドアの状況・予算・ご要望等に応じて、最適な工法を検討しましょう。

 

玄関引き戸のリフォーム費用|リフォーム費用を抑える方法も紹介

玄関引き戸のリフォーム費用の目安は、以下のとおりです。

工法 費用の目安
カバー工法
30〜50万円前後
既存の玄関ドア枠を解体して、新しい玄関ドアを取り付け 50万円前後〜
玄関ドアのみ交換 20万円前後〜

 

どの工法であっても、玄関ドアのグレード・既存住宅の状況・リフォーム内容などに応じて、上記費用が大きく変動する可能性があります

予算が限られている場合には、費用を抑える以下の方法を検討してください。

  • カバー工法を選択する
  • 玄関ドア枠に問題がない場合は、玄関ドアのみの交換を検討する
  • 防犯性・断熱性・採光性・デザイン性など、何を優先して玄関ドアを選ぶかを決めておく
  • 2〜3社に見積作成を依頼し、費用・サービスのバランスが良い施工業者を選ぶ

 

玄関ドアのリフォーム費用を抑える方法を、こちらの記事で詳しく確認できます。

〈関連ページ〉玄関ドアリフォームの費用相場と交換するリクシル(トステム)やYKK APの製品価格を抑えるコツ

 

玄関ドアをリフォームするメリット・デメリット

玄関ドアをリフォームするメリットは以下のとおりで、主なデメリットは費用が発生することです

  • 断熱性の高い玄関ドアを選ぶことで、玄関ホールの室温を一定に保ちやすくなる
  • 防犯性の高い玄関ドア・鍵を選ぶことで、ご自宅の安全性が向上する
  • 玄関ドアのデザインを一新することで、ご自宅の外観・内装のデザイン性が向上する
  • 窓のない玄関の場合、窓付きの玄関ドアを選ぶことで、玄関ホールの採光・通風を確保できるようになる
  • 玄関ドア枠・玄関ドアの歪み・すき間などを解消して、虫の侵入を防ぐ・玄関ドアをスムーズに開閉できるようになる など

 

玄関ドアをスムーズに開閉できない場合の蝶番の調整方法を、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉【玄関ドアの蝶番】調整方法を紹介│調整できないタイプの対処法なども解説

 

玄関ドアは1日に何度も使用しますし、常に紫外線と風雨にさらされています。

そのため、長期間使用した玄関ドアに劣化や不具合が発生することは避けられません。

玄関ドアをリフォームすることで上記のような多数のメリットがあるため、機能性・デザイン性などに問題を感じ始めたら、補助金を活用したリフォームを検討していただけると幸いです。

 

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ご要望を丁寧に伺い、補助金を活用してお得に玄関引き戸のリフォームを実施するプランを提案いたします。

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玄関ドアの種類

玄関ドアには、多くの種類があります

種類
引き戸 ・片引き戸:左右どちらかに開閉
・引き違い戸:2枚or4枚の戸を開閉できる
・袖付片引き戸:3枚の戸があり、1枚を開閉するとほかの2枚も連動して開閉
・引き分け戸:4枚の戸があり、中央の2枚を左右両方に開閉
開き戸 ・片引き戸:戸が1枚で、前後どちらかに開閉
・親子ドア:戸が2枚で1枚は細い形状。日常的には幅が広い戸を前後どちらかに開閉
・両開きドア:戸が2枚or4枚で、左右両方に開閉

 

引き戸は、開閉のために使えるスペースが限られている住宅に適しています。

また、引き戸は開閉時に大きく移動する必要がないため、特にお子さま・ご高齢の方・車椅子を使用する方にとって便利です。

一方で開き戸には、断熱性・気密性を保ちやすいというメリットがあります。

 

玄関引き戸のリフォーム事例

こちらは、らんま有りの玄関引き戸を、カバー工法でらんま無しの引き戸にリフォームした事例です。

アルミの玄関ドア枠に断熱性の高い枠をかぶせ、戸は採光性をキープしながら防犯性も向上する製品を採用しました。

 

カバー工法は玄関ドア枠の内寸が少し小さくなる点がネックですが、上記事例のように戸の開閉スペースが大きい製品を採用するといった工夫が可能です

ご自宅の玄関ドアに関するお悩みを施工業者へ相談し、豊富な玄関ドアの中から最適な製品を選んでいただけると幸いです。

 

株式会社MAC(マック)の施工事例は、こちらのページでご確認いただけます。

施工実績

まとめ

「ご自宅の玄関引き戸をリフォームしたい」「ご自宅の玄関ドアを引き戸にしたい」などをご希望の方へ、費用を抑えてリフォームを実施できる「補助金情報」をお伝えしてきました。

毎年年末から翌年4月ころまでは、1年を通して実施されてきた補助金の申請受付が終了し、翌年の補助金情報が公表されます。

今後も最新情報を更新していきますので、この記事を参考にしてスムーズに補助金を活用した玄関引き戸のリフォームを実施してください。

 

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