【古い窓・窓枠のリフォーム】8つのメリット│工法や費用の目安、補助金などリフォームのポイントも解説
「古い窓や窓枠のリフォームを検討中で、改めて特徴や費用について知りたい」
本記事は、こうした質問にお答えしています。
古い窓や窓枠がある場合、窓まわりは様々な問題が発生している可能性があります。
どんな問題があり、リフォームすることでどのように解決できるのか確認しましょう。
採用できる工法の種類や窓・窓枠リフォームの費用、気を付けたいポイントも紹介しますので、窓まわりに不満を感じている方はぜひ参考にしてください。
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このコラムのポイント |
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Contents
古い窓・窓枠、どんな問題が?リフォームのメリットも紹介
はじめに、ご自宅に古い窓や窓枠がある場合、どういった問題があるのか紹介します。
リフォームすることで感じられるメリットも紹介しますので、リフォームを依頼する際の検討材料にしてください。
断熱性の問題
窓や窓枠が古い場合、問題になるのは断熱性です。
窓の断熱性が低い場合、外部の暑さ・寒さが室内に直接伝わりますので、窓辺近くの温熱環境が損なわれてしまいます。
リフォームによって窓からの熱気や冷気を遮断できれば、快適な温熱環境になり過ごしやすい住環境を実現可能です。
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急激な温度差による血圧の急な上下で体調不良を引き起こすヒートショックを避けることにもつながりますので、窓、窓枠の高断熱化は誰にとってもメリットも大きいリフォームといえます。
気密性の問題
断熱性と合わせて問題になるのは、古い窓や窓枠の気密性の低さです。
気密性は、室内と室外の間にある隙間の量を示していて、気密性が悪い場合は隙間風が多くなり外部の高温・低温の空気が室内に入り込みやすくなります。
窓や窓枠のリフォームを施すことで隙間を塞ぎ気密性を高められますので、断熱性の向上と合わせて快適な住環境の実現に効果を発揮します。
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結露が発生する問題
断熱性や気密性が低い古い窓や窓枠は、結露が発生することも問題です。
結露とは、空気が冷やされることで含んでいる湿気が水滴となって現れる現象です。
室内で暖房器具を利用する際に、断熱性の低い窓や窓枠で発生するケースが多く見られます。
拭き取りに労力を要するほか、カビやダニの発生や窓周りの木材腐食につながる恐れもあります。
古い窓や窓枠のリフォームで断熱性や気密性を改善し、結露の発生を抑えられる点は大きなメリットです。
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光熱費が嵩む問題
断熱性の低い窓、窓枠を利用している住まいは、外部の熱気や冷気が侵入しやすいことから冷暖房の使用頻度が高くなり、光熱費が嵩む点も注意が必要です。
光熱費の問題についても、窓や窓枠リフォームで断熱性と気密性を高めることで対処できます。
断熱性や気密性を高めることで月に4万6,000円、光熱費が抑えられる試算もあります。
窓や窓枠のリフォームで一時的に費用を要しても、長期的に見れば経済的に得になる可能性があります。
開閉しづらい問題
古い窓や窓枠は、汚れの固着や腐食、戸車の老朽化など複数の理由で開閉しづらくなることがあります。
場合によっては、力を入れても開かない場合もあります。
窓リフォームで窓と窓枠を新調することで、毎日感じていた開閉しづらさを解消可能です。
また、開閉に支障のある窓は大きな異音がする場合もありますが、こちらも解消できます。
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窓や窓枠の見た目が悪くなる問題
窓や窓枠は、ホコリや汚れの堆積や経年劣化によって外観が悪くなり、特に人の目に触れる場所が汚れていると恥ずかしくなります。
一方で固着した汚れは掃除が困難で、労力と時間を要します。
窓および窓枠をリフォームすれば、こうした汚れや見た目の問題を解消可能です。
窓枠がコンパクトでスッキリした印象の窓もありますので、色味の変更などとも合わせて検討してみましょう。
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防犯性が低くなる問題
近年、空き巣や強盗といった被害の増加が社会問題となっています。
古い窓や窓枠は防犯性能が低く、簡単に開けられる点が問題です。
現行の窓であれば、通常の鍵のほか上下に補助錠が設けられているケースもあり、防犯性に配慮されている点が特徴的です。
また、複層ガラスの中に樹脂の層を設けた防犯ガラスも販売されていて、選択することでさらに防犯性を高められます。
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外の騒音が室内に伝わる問題
単板ガラスや気密性の低い窓枠を使用している場合、外の騒音が室内に伝わりやすい点もデメリットと言えます。
また、逆に子どもの遊ぶ声やピアノの音などが騒音源となり周囲から不興を買うケースもあります。
気密性に配慮された窓枠や、空気の層があるペアガラス、トリプルガラスを利用して、室内外で生じる音の問題を避けましょう。
窓や窓枠が劣化すると、こうした様々な問題に悩まされる恐れがあります。
問題が表面化する前に交換リフォームすることで、住環境を損なうことを避けられます。
首都圏で暑さや寒さ、窓の開閉時の異音などが気になり始めた方は、株式会社MAC(マック)までお気軽にご相談ください。
古い窓・窓枠のリフォーム工法と費用を紹介
古い窓や窓枠をリフォームする場合、複数の工法があります。
特徴や費用が異なりますので、具体的に解説します。
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カバー工法
- 既存の窓枠の上から新たな窓枠を取り付ける工法
- 工期が短く半日~1日で施工が完了する
- 新たな窓枠の分ガラス面の面積が小さくなる
費用の目安:10万円~
はつり工法
- 既存の窓枠を取り外し新たな枠を設置する工法
- 壁の補修も含めて3日前後の工期がかかる
- 窓の寸法や種類の変更が可能になる
費用の目安:20万円~
内窓の新設
- 既存の窓の内側に新たに窓を設置する工法
- 工期が短く半日程度で施工が完了する
- 掃除や開閉の手間がかかる
費用の目安:5万円~
ガラス交換
- 窓枠に手を加えずガラスのみ交換する工法
- 工期が短く半日程度で施工が完了する
- アルミサッシなど断熱性の低い枠を利用している場合は効果が限定的に
費用の目安:3万円~
部分的な修理
- ゴムパッキンや戸車など部品を交換する工法
- 手を加える範囲が小さいため費用や工期を抑えられる
- 老朽化が進んだ窓の場合、故障が再発するケースも
費用の目安:1万円~
窓や窓枠のリフォームにかかる費用は、窓の大きさや性能、現場の状態によって異なります。
具体的に費用を確認したい方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
古い窓・窓枠の交換リフォームのポイント
記事の終わりに、古い窓や窓枠の交換リフォームをする場合のポイントを紹介します。
補助金を活用してお得にリフォームする
1つ目は、補助金を活用してリフォームすることです。
窓の断熱性を高める場合など、性能を高めるリフォームに対して国や自治体から補助金が出る可能性があります。
たとえば先進的窓リノベ事業では、最大で200万円の補助金が出ますので、条件に合致する場合は利用しない手はありません。
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窓の交換のDIYは避ける
2つ目は、窓交換のDIYは避けることです。
窓交換の費用を抑えたい方は多いものです。
その場合DIYは有力な選択肢になります。
しかし、個人で発注する場合は数量が少ないことから仕入れ価格は割高になり、工具を揃えるための費用も必要です。
窓の傾きや破損など、失敗した場合のリスクもありますので、専門家に依頼することをおすすめします。
まとめ
古い窓や窓枠のリフォームについて、特徴や工法、費用などをお伝えしました。
断熱性や気密性、防犯性や遮音性など、様々な性能が高まる窓の交換リフォームは全ての方におすすめできます。
窓辺からの暑さや寒さ、結露や空き巣など、各種問題や不安を抱えている場合は窓のリフォームで解決できる可能性があります。
首都圏でお悩みを抱えている方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。