玄関ドアが開きにくい!原因と対策を解説│関連して起こる4つの問題も紹介
毎日使用している玄関ドア、「開きにくい」という悩みを抱えることもあります。
本記事では、原因を紹介するとともに、開きにくさによって起こる問題や、開きにくさを感じた場合の7つの対策を紹介します。
すぐに解決できるものから、玄関ドアの交換を勧められるものまでありますので、原因を把握した上で適切な対応を取り玄関ドアの開きにくさを解消しましょう。
このコラムのポイント |
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玄関ドアが開きにくい!原因はなに?
はじめに、玄関ドアの開閉時に「開きにくい」と感じたとき、どういった原因が考えられるのか紹介します。
玄関ドアを構成するパーツの経年劣化
玄関ドアを構成するパーツには、以下のように様々な種類があります。
- ドアクローザー
- 丁番
- ドアノブ
- ラッチ
- シリンダー
- ドアガード
- ゴムパッキン
こうした部品は長年使用し続けていると徐々に劣化を始めます。
サビや部品の変形などによって可動する箇所に接触すると、抵抗が発生して開きにくくなる可能性があります。
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下地の劣化や腐食、シロアリ被害
玄関ドアは木製の下地に取り付けられていますが、下地材も長年使用し続けていると、熱や湿気による膨張・収縮によって劣化が進行します。
また、湿気が多い場合は木材腐朽菌による腐食を受けたり、シロアリによる食害を受けることも。
下地の劣化、腐食によって、支えている玄関ドアが傾くなどして開きにくくなります。
急激な開閉やぶら下がりなど人為的なもの
経年劣化によるもののほか、人為的な原因で玄関ドアが開きにくくなることも。
たとえば玄関ドアを強い力で急激に開閉したり、ドアノブに子どもがぶら下がったりしたとき、設計上計算されていない方向や強さの力が加わって部品が変形する可能性があります。
玄関ドアだけでなく、下地や下地に留め付けているネジに負担がかかることもあります。
地震・不同沈下・液状化など地盤の影響
大きな地震を受けたとき、または不同沈下や液状化が発生した場合も、玄関ドアに歪みが生じて開きにくさを感じます。
不等沈下は建物が地盤に対して不均一に沈む現象で、発生することで建物全体が傾いてしまいます。
柱や梁、下地なども傾きの影響を受けて、玄関ドアの開きにくさを起こす可能性もありますので注意が必要です。
高い気密性と換気扇による負圧
お住まいが新築である場合、高い気密性と負圧が原因のケースもあります。
負圧とは、換気扇などによって玄関ドアや窓に対して、室内に向かって圧力がかかっている状態です。
特に新築など、高い気密性を誇る住宅ほど負圧によって開きにくさを感じるケースが見られます。
このように様々な原因が重なって「玄関ドアが開きにくい」といった状況が生まれます。
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玄関ドアの開きにくさから起こる問題とは?
玄関ドアが開きにくい問題は、他の問題を引き起こすこともありますので紹介します。
気密性・断熱性が低下する
玄関ドアや下地の歪みによって変形が起こると、開けにくいことのほか、気密性や断熱性の低下といった性能の低下を引き起こすことも。
玄関ドアが変形した場合、本体と枠の間に小さな隙間が生まれます。
隙間から外気が侵入したり、室内の適温の空気が外に逃げたりして、温熱環境が損なわれてしまいます。
小さな虫など不快害虫が侵入する
隙間から不快害虫が侵入することも問題です。
たとえばゴキブリやムカデは、数ミリの隙間があれば侵入される可能性があります。
玄関ドアの傾きが原因である場合、「開きにくい」と感じるほど大きな歪みがあれば、こうした害虫の侵入経路があることを疑いましょう。
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中から外、外から中へ騒音の問題に
玄関ドアに隙間ができている場合、騒音問題が発生する恐れもあります。
隙間は外の音の侵入経路になりますので、道行く車やトラックの通過時、普段意識していない子どもの遊ぶ声もストレスに感じられます。
隙間からホコリが侵入し掃除が大変に
虫のほか、隙間からはホコリが侵入することもあります。
外気が中に向かって吹き込みますので、小さな砂やホコリが侵入し掃除の手間がかかることとなります。
このように「開きにくい」と感じる玄関ドアはすでに歪みが発生し、他の問題も引き起こす可能性がありますので早めの対処が必要です。
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玄関ドアが開きにくい!7つの対策を紹介
玄関ドアが開きにくいと感じたとき、取るべき対策は複数あります。
以下の方法の中で、試せるものから確認してみましょう。
ドアノブや鍵穴の清掃
1つ目は、ドアノブや鍵穴など目に見える箇所を掃除することです。
玄関ドアは複数の部品で構成されている精密な設備です。
細かな砂やホコリが可動部に挟まっているだけで、スムーズな動きが阻害されている可能性があります。
ドアノブや鍵穴、丁番や枠などをホウキや雑巾で清掃することから始めることをおすすめします。
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可動部各所への注油
2つ目は、清掃した可動部各所への注油です。
可動部には元々潤滑剤が塗布されていますが、長期間利用することで乾燥・劣化し効果が薄れます。
金属同士が直接こすれることで、可動を阻害したり異音が発生したりします。
乾燥を防ぐ効果のあるスプレータイプの機械油などを塗布してみましょう。
なお、鍵穴については機械油を差すとホコリなどをキャッチしてさらに動きが悪くなる恐れがありますので、専用の鍵穴用潤滑剤を利用してください。
ラッチ・シリンダー部分の交換
3つ目は、ラッチやシリンダー部分の交換です。
ラッチは玄関ドアを固定する留め金で、シリンダーは玄関ドアの鍵穴部分です。
どちらも劣化が進行すると動作不良を起こしますので、玄関ドアリフォームの専門家に交換を依頼しましょう。
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ドアクローザーの調整
4つ目は、ドアクローザーの調整です。
ドアクローザーは玄関ドアが急激に閉まることを防ぐ役割を持つ部品ですが、こちらも劣化が進行することで、開きにくい、開閉時に異音がするといった問題が起こります。
ドアクローザーは開閉速度を調節する弁がついていてドライバー一本で作業できますので、原因がドアクローザーにある場合は試してみましょう。
調整後も変わらなければ寿命を迎えている可能性がありますので、交換の依頼が必要です。
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丁番ネジの調整
5つ目は、丁番のネジを調整することです。
丁番は玄関ドアの枠と本体をつなぎ、開閉できるようにする部品です。
丁番にはドアクローザーと同様に調節用のネジがついていて、上下・左右・前後と調節できます。
長期間使用し続けてわずかに扉が傾き枠と接触している場合、こうしたネジの調節で干渉を防ぎ解決できる可能性があります。
玄関ドアの丸ごと交換
6つ目は、玄関ドアを丸ごと交換することです。
紹介した様々な方法を取った場合でも、長期間使用し続けた玄関ドアは次々と不具合が起こる可能性があります。
問題に個別に対処するより、玄関ドアを丸ごと交換した方が根本的に開きにくい問題を解消できますし、断熱性やデザインなどその他の問題も一挙に解決可能です。
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小窓を開ける・換気経路を作る
7つ目の方法は、負圧で玄関が開きにくい場合に、玄関近くの小窓を開けたり、宅内の換気口を開けたりして室内外の圧力差をなくすことです。
「以前は気圧差を感じなかったのに、最近ドアを開けるとき気圧差を感じる」こうしたケースでは、換気口がホコリで詰まっているケースもありますので確認してみましょう。
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まとめ
「玄関ドアが開きにくい」
こうした問題について、原因と関連して起こりやすい問題、対策も解説しました。
玄関ドアは毎日何度も開閉動作をすることから、各部品が徐々に劣化することは避けられません。
初期不良や負圧による原因を除いて、玄関ドアの交換リフォームで根本的に解決できますので、自分でできる対策を取って問題が解決しなければ、玄関ドアや窓のリフォームの専門家に相談しましょう。
首都圏のお住まいで玄関ドアの開きにくさを感じている場合は、玄関ドア・窓リフォームを専門とする、株式会社MAC(マック)までお気軽にお問い合わせください。