リフォーム値引きの「言い方」や「安くするコツ」7つ紹介│値引きの注意点も解説
「リフォームで値引きを受けたいです!言い方やコツはありますか?」
玄関ドアや窓など、リフォームをする場合は総額が100万円を超えるケースも多く、このように値引きを希望されるケースは少なくありません。
そこで本記事では、リフォームを依頼する場合に値引きを受けるための「言い方」や「コツ」を紹介します。
予算の範囲内で、求めるリフォーム工事を完了できるよう値引きについて確認しましょう。
このコラムのポイント |
---|
|
Contents
「リフォームで値引き」7つの言い方・コツを解説
リフォームを依頼するときに値引きを期待する場合は、以下7つの言い方・コツを意識しましょう。
- リフォーム工事の総額を高くする
- リフォーム工事の相場を確認する
- 値引きを依頼する場合は優しくお願いする
- 費用を抑えるための提案をしてもらう
- 相見積もりを取ることを伝える
- 補助金の活用も検討する
- 中小企業のリフォーム業者を選択肢に含める
リフォーム工事の総額を高くする
1つ目は、リフォーム工事する箇所を多くする、仕様を高めるといった方法でリフォーム工事の金額を高くすることです。
リフォーム業者は、契約金額から建材費や人件費などの経費を差し引き、残ったお金を利益として受け取ります。
値引きをするということは利益を小さくすることを意味します。
リフォーム工事の総額が高くなるほど利益の金額も高くなりますので、値引きできる金額の幅は大きくなります。
- 将来リフォームする予定の場所
- 費用の面から諦めていた仕様や設備
こうした箇所も含めて工事して、全体の金額を高めれば多くの値引き額を引き出せる可能性があります。
また、リフォームする箇所や仕様を高められますので、満足度も高まります。
〈関連コラム〉
玄関ドア枠交換のリフォーム|失敗しない工法選びと費用節約のコツも解説
リフォーム工事の相場を確認する
2つ目は、依頼を検討しているリフォーム工事の相場を確認することです。
リフォーム工事の相場を掴めれば、提示されている金額からどの程度までなら値引きを受けられるか目安が立ちます。
また、根拠を示しながら交渉すれば値引きを受けられる可能性が高まります。
値引きを受けられない場合でも、どうして提示された金額になるのか、内容に納得できるよう相場を確認しましょう。
〈関連コラム〉
玄関ドアリフォームの費用相場と交換するリクシル(トステム)やYKK APの製品価格を抑えるコツ
値引きを依頼する場合は優しくお願いする
3つ目は、値引きを依頼する場合は優しく言うことです。
「A社では、もっと見積もり金額が安かった」
「値引きしないと契約しない」
このように強い口調で値引きを迫ると、「トラブルを起こしそうな依頼者」と認識され逆に断られる危険性があります。
どうして値引きが必要なのか、どの程度の金額が希望なのか、明確にして冷静に話し合いをしましょう。
費用を抑えるための提案をしてもらう
4つ目は、費用を抑えるために提案を受けることです。
適正な価格で見積もりをしている場合、高額な値引きを受けられるケースは少ないといえます。
この場合、リフォームの費用を抑えるためには、工事の内容や使用する建材を変更することが有効です。
- 家全体のドア・窓の交換を、生活する時間の長いリビング周りに限定する
- 窓の交換リフォームを、内窓設置による二重窓にする
このように、工夫することでリフォーム費用を抑えつつ効果の高いサービスを受けることは可能です。
はじめに受け取った見積もりを元に、リフォームによってどんな住環境を実現したいのか、どの程度の予算で工事を終えたいのかを伝えて、逆にリフォーム業者から節約の提案を受けましょう。
相見積もりを取ることを伝える
5つ目は、相見積もりの取得を業者に伝えることです。
複数の業者に見積もりを取る相見積もりは、リフォーム工事の内容理解を深めたり、工事費用の相場をつかめるなど、複数のメリットが考えられます。
何より業者同士を競合させることで、工事費用を下げられる可能性があります。
特に4月~8月など、リフォーム業者にとっての閑散期は利益率を下げても受注したい場合もありますので、積極的に相見積もりを取ってみましょう。
▶首都圏での窓リフォームをご検討中の方は、見積もりからお気軽にご相談ください!
補助金の活用も検討する
6つ目は、補助金を活用したい旨を業者に伝えることです。
玄関ドアや窓など、断熱性に影響を与える箇所の工事は補助金を活用して安価に施工できる可能性があります。
ただし、補助金の利用に対応している場合していない場合、業者によって異なりますので「補助金は活用できますか」と聞いてみましょう。
業者からの直接の値引きではありませんが、リフォーム費用を大幅に下げられる可能性があります。
〈関連コラム〉
【2024】先進的窓リノベ事業とは?補助金が"間に合わない・なくなる"ことも?解説します
【令和6年(2024年)】次世代省エネ建材の実証支援事業を解説│窓交換で最大150万円の補助金
中小企業のリフォーム業者を選択肢に含める
7つ目は、大手リフォーム会社だけでなく、中小企業にも声をかけてみることです。
広告などでも掲載され依頼しやすい大手リフォーム会社は、受注後は地元のリフォーム業者に下請けに出すこととなり、中間マージンの分費用が高くなります。
一方で初めから地元、中小のリフォーム業者に依頼することで、大手企業に依頼する場合と比べて費用を抑えられる可能性が高まります。
費用を抑えつつ玄関ドアや窓のリフォーム工事をしたい方は、自社施工・ワンストップでご依頼頂ける株式会社MAC(マック)にご相談ください。
仲介料などを節約でき、安価・高品質な施工で満足いくリフォームをお約束致します。
リフォームの値引きで注意するべきポイントは?
一定の費用がかかるリフォームに対して、値引きを希望する方は多いです。
ここで値引きを希望する場合に気をつけたい注意点がありますので紹介します。
値引きすることを目的としない
リフォームにかかる費用を、少しでも抑えたいと思う気持ちは誰もが持つものです。
しかし、値下げすること自体が目的となってしまうケースがありますので注意が必要です。
値下げにこだわり続けた結果、知らないうちに窓のグレードを下げられていたり、経験の浅い業者が取り付けて精度が取れていない、といった問題あるリフォームになる可能性は否定できません。
また、費用を抑えるため性能の低い製品を選択して求める温熱環境を実現できないなど、目的を達成できないリフォームになることは避けましょう。
値引きを受け付けていない業者もある
元々値引き交渉を全く受け付けていない業者もあります。
こうした業者は、はじめに提出した見積もりの金額が値引きの限度で、これ以上値引きすると赤字になる可能性のある業者です。
値引きに応じない一方で良心的な業者である可能性が高いですので、相場と照らし合わせた上で積極的に依頼を検討しましょう。
高額な値引きは不誠実な業者を疑う
逆に値引き交渉をした結果高額な値引きを受けられるケースもありますが、この場合は業者が不誠実である可能性があります。
元々の見積もりに高額な利益を乗せていて、交渉を受けなければ相場より高い金額で受注し、交渉を受けてはじめて適正な価格に値下げをするからです。
良心的な業者ほど初めから適正価格の見積もりを出しますので、値引き交渉や契約を迷っているとき、大きく値引きを受けた場合は警戒することをおすすめします。
まとめ
〈施工事例〉店舗玄関引違い戸リフォーム
リフォーム工事の値引きの「言い方」や「コツ」について解説しました。
100万円を超える工事になることが珍しくないリフォームは、金額が高いことから値引き交渉を求められるケースは少なくありません。
一方で業者にも赤字に陥るラインがありますので、大幅な値引きは難しいと考えましょう。
なお、工事箇所や工法の見直しによって大幅に工事費用を減らせる可能性はありますので、「この金額に納めたいが、工夫できないか」と予算を正直に伝えて、リフォーム業者から提案を受けることもおすすめです。