【玄関ドアの修理】お悩み別対処方法と費用目安、部位別耐用年数について解説

【玄関ドアの修理】お悩み別対処方法と費用目安、部位別耐用年数について解説

「最近、玄関の建て付けが悪い」「汚れや劣化が気になる」とお悩みの方へ、玄関ドアの修理方法と費用目安、部位別の耐用年数について、首都圏で玄関ドア・内窓のリフォームなどを手掛けている株式会社MAC(マック)が詳しく解説します。

その他、DIYとプロに頼む場合それぞれのメリット・デメリットも紹介します。

 

このコラムのポイント
  • 玄関ドアを自分で修理する場合も業者に頼む場合も、不具合の原因を追及するところから始めましょう。
  • 修理の際に部品を交換する場合は、不具合のない部分の耐用年数も踏まえて工事範囲を検討しましょう。
  • 補助金を使って玄関ドアを丸ごと取り替えたい場合は、プロに任せるのがおすすめです。

 

自分でDIYリフォームするメリット・デメリットやどこに頼むか迷った際のチェックポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

玄関ドアの“お悩み別”修理方法と費用目安

玄関ドアの“お悩み別”修理方法と費用目安

玄関ドアは毎日頻繁に開閉する場所です。

そのため、部品の消耗によって不具合やストレスを感じている方も多いでしょう。

修理する前に重要なのが、不具合の現象を特定して原因を探ることです。

では、よくある不具合別に、原因・修理方法・費用目安を紹介します。

※紹介する費用目安は、施工内容・地域・施工業者によって大きく変動します。詳しい費用は、リフォームを依頼する施工業者などへお問い合わせください。

 

「ドアの開閉時に引っかかる・異音がする」

原因 修理方法と費用目安
ドアクローザーのゆるみ・調整 取り付けビスを締め直す

【DIY:無料】
【業者:1〜2万円(出張費)】

丁番・ピボットヒンジなど部品の汚れ 油汚れやホコリの除去

【DIY:無料】
【業者:1〜2万円(出張費)】

丁番・ピボットヒンジなど部品の劣化 部品取り替え

【DIY:1〜4万円(材料費)】
【プロ:3〜6万円(材料費+施工費)】

※交換する部品によって価格は変動

枠に設置されているパッキン部品の劣化や破断 パッキン取り替え

【DIY:数百〜数千円(材料費)】
【業者:1〜2万円(材料費+施工費)】

 

「ドアを開閉できない」

原因 修理方法と費用目安
ドアクローザーのゆるみ・調整 取り付けビスを締め直す

【DIY:無料】
【業者:1〜2万円(出張費)】

丁番・ピボットヒンジ・錠前・ドアハンドルなどの破損 部品取り替え

【DIY:1万円〜(材料費)】
【プロ:3万円〜(材料費+施工費)】

※交換する部品によって価格は変動

扉本体の歪み 扉のみの取り替え

【DIY:数万円〜(材料費)】
【業者:20万円〜(材料費+施工費)】

※扉の種類によって価格は変動

※生産終了の場合は対応不可

 

「ドアを閉めていても隙間が開く」

原因 修理方法と費用目安
丁番・ピボットヒンジの歪み 取り付けビスを締め直す

【DIY:無料】
【業者:1〜2万円(出張費)】

パッキン部品の劣化や破断 パッキン取り替え

【DIY:数百円〜数千円(材料費)】
【業者:1〜2万円(材料費+施工費)】

 

「ドアが勢いよく閉まってしまう」

原因 修理方法と費用目安
ドアクローザーからの油漏れ 部品取り替え

【DIY:2〜4万円(材料費)】
【プロ:4〜6万円(材料費+施工費)】

ドアクローザーの破損 部品取り替え

【DIY:2〜4万円(材料費)】
【プロ:4〜6万円(材料費+施工費)】

 

「鍵がかからない・かかりにくい」

原因 修理方法と費用目安
ドアクローザー・丁番のゆるみ 取り付けビスを締め直す

【DIY:無料】
【業者:1〜2万円(出張費)】

丁番・ピボットヒンジの歪み 部品取り替え

【DIY:2〜3万円(材料費)】
【プロ:3〜5万円(材料費+施工費)】

※交換する部品によって価格は変動

錠前内部の破損 部品取り替え

【DIY:数千円〜(材料費)】
【プロ:2万円〜(材料費+施工費)】

※錠前の種類によって価格は変動

 

「扉が破損している」

原因 修理方法と費用目安
扉や枠にキズがついている 扉本体のパテ処理や塗装補修

【DIY:数千円〜(材料費)】
【業者:4万円〜(材料費+施工費)】

※素材によって対応不可

扉や枠が激しく破損している カバー工法による扉・枠一式の交換

【DIY:15万円〜(材料費)】
【業者:25万円〜(材料費+施工費)】

※ドアのサイズ・デザイン・性能レベルによって価格は変動

 

「その他」

原因 修理方法と費用目安
欄間や袖パネルのガラスが割れた ガラスの取り替え

【DIY:数千円(材料費)】
【業者:1〜2万円(材料費+施工費)】

※特殊ガラスの場合は価格が変動

※ドア形状によってはDIYでの修理負荷

扉に白錆が出てきた 扉のみの取り替え

【DIY:数万円〜(材料費)】
【業者:20万円〜(材料費+施工費)】

※扉の種類によって価格は変動

※生産終了の場合は対応不可

 

カバー工法による扉・枠一式の交換

【DIY:10万円〜(材料費)】
【業者:20万円〜(材料費+施工費)】

※ドアのサイズ・デザイン・性能レベルによって価格は変動

扉のパーツが一部外れた パーツ交換

【メーカーのメンテナンス:1万円〜(材料費+施工費)】

※修理するパーツによって価格は変動

※生産終了の場合は対応不可

 

このように、玄関ドアの修理と言っても、方法や費用は様々です。

修理内容によってはDIYできないものもあり、プロに頼んだ方が良いケースも少なくありません。

 

首都圏で「自宅の玄関ドアを修理したい」とお考えの方は、株式会社MAC(マック)にお問い合わせください。

 

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※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご質問やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

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自分でDIY修理するのとプロへ頼むのはどっちがいい?それぞれのメリット・デメリット

自分でDIY修理するのとプロへ頼むのはどっちがいい?それぞれのメリット・デメリット

玄関ドアの修理は、工事内容によって自分でDIYできるケースとプロの業者へ任せた方が良いケースがあります。

ご自身で修理に挑戦する前に、それぞれのメリットとデメリットを知っておきましょう。

 

自分で修理するメリット・デメリット

メリット
  • コストを抑えられる(出張費・施工費・諸経費がかからない)
  • 自宅に施工スタッフが出入りしない(工事中に在宅している必要がなく、自分のタイミングで修理できる)

 

デメリット
  • 不具合によっては適切な修理場所を特定するのが難しい(無駄な材料を購入してしまうリスクがある)
  • 大掛かりな修理だと人手と長い作業時間が必要
  • ドアごと交換の場合は、既存ドアの処分を自分で手配しなくてはならない
  • 失敗・やり直しのリスクがある(既存ドアを外した後だとドアのない期間ができてしまう)
  • 周囲の壁や床などにキズや汚れをつけてしまう可能性がある
  • ドア交換に関わる補助金を利用できない可能性がある(登録業者でないと申請できない制度も)

 

プロの業者に依頼するメリット・デメリット

メリット
  • DIYより短時間で確実に修理・交換できる
  • 部品などの材料を探したり買いに行ったりする手間を省ける
  • ドアごと交換する場合も、既存ドアの処分までまとめて任せられる
  • 周囲の壁や床などにキズや汚れが付いてしまう二次災害を防げる
  • 製品保証に加えて施工保証を受けられる
  • 利用できる補助金が多い

 

デメリット
  • DIYよりコストがかかる
  • 混み具合によっては思い通りのタイミングで修理してもらえない
  • 施工スタッフが家を出入りする(工事中に在宅している必要がある)

 

修理をDIYするかプロに任せるか迷った場合は、修理作業の内容とコスト、そしてメリット・デメリットを総合的に比較検討しましょう。

ご自身で玄関ドアの修理にチャレンジする際は、「これなら“絶対に”失敗なくできる!」と自信の持てる範囲に留めるのがポイントです。

コストを抑えようと無理してご自身で挑戦すると、失敗して余計な費用がかかり、最終的には「結局プロへ頼んだ方が安かった」となるケースは珍しくありません。

 

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部品交換とドア交換で迷ったら「部位別の寿命・耐用年数」をチェック

部品交換とドア交換で迷ったら「部位別の寿命・耐用年数」をチェック

修理の際に、部品だけ交換するかドアごと交換するか迷う方もいらっしゃるでしょう。

その際は、まず部位ごとの寿命(耐用年数)から把握してください。

 

部位 耐用年数
扉本体

アルミ製:20〜30年

木製:15〜20年

錠前(鍵) シリンダー錠:10〜15年

電気錠:7〜10年

丁番

ピボットヒンジ

ドアハンドル

15〜25年
ドアクローザー

ドアガード

10〜15年
パッキン 3〜5年

 

このように、部位ごとに使い続けられる期間は異なります。

そのため、その玄関ドアが設置されてから何年経っているかによって、どこまで交換すべきかの判断が変わるのです。

例えば、築30年近いお宅でしたら、今は開閉しづらいだけでも、これから他の部分にも不具合が起きる可能性が高いため、ドアごと変えた方が工事時間や費用を圧縮できますよね。

部分修理か玄関ドアリフォームどちらにするかどうしても決めかねる場合は、プロに一度現状を調査してもらうのもおすすめです。

 

▶︎ご自宅で簡単&すぐに玄関ドア交換の費用がわかる「株式会社MAC(マック)の簡単お見積もり

 

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【Q&A】玄関ドア修理&交換リフォームに関するよくある質問

【Q&A】玄関ドア修理&交換リフォームに関するよくある質問

ここでは、玄関ドアの修理や交換を検討している方からよくいただく質問を紹介します。

 

Q.「玄関ドアを塗装する際の注意点は?」

A.アルミ製玄関ドアのDIY塗装はおすすめしません!

玄関ドアには主に、アルミ製と木製がありますが、アルミ製の塗装は難しく、正しい塗料を使ってもDIYだと1年も経たずに全体的に塗膜が剥がれてしまう可能性があります。

そこからプロに補修を依頼すると、余計に費用がかかるため、アルミドアはご自身で塗装せず、プロに修理方法を相談しましょう。

木製ドアは準備さえ整えればDIYで塗装しても失敗のリスクは低めです。

 

木製ドアをDIY塗装する時の注意点
  • 剥がれかかっている塗膜は大きめに剥がす
  • しっかりと付着している塗膜も、上から紙やすりをかけて(ケレン処理して)から塗装する
  • ドアハンドルや窓周りなどはしっかりマスキングテープなどでカバーする
  • 完全に乾き切るまでドアを開閉しない(塗膜によって枠や丁番が汚れる)

 

Q.「マンションでも玄関ドアは修理できる?」

A.分譲マンションでも勝手に修理せず、まずは管理組合へ報告しましょう。

分譲マンションにおいて玄関ドアは「共用部」になるため、区分所有者が部品一つでも交換することはできません。

また、ビスを締め直すだけでも、万が一どこかにキズをつけたり壊してしまったりすると問題になるため、何も手をつけずに管理組合へ報告・相談しましょう。

修理に費用がかかる場合でも、共用部の修繕なので、管理費・修繕積立金からカバーしてもらえる可能性があります。

 

Q.「玄関ドアに不具合があるが、賃貸の場合はどうしたらいい?」

A.どこにも手をつけず、そのままの状態で仲介業者やオーナーへ報告しましょう。

賃貸物件で玄関ドアに不具合が起きた場合は、借主の過失によるものか経年劣化によるものなのかがとても重要になります。

そのため、気が付いたら何もせずにそのままの状態で仲介業者(不動産会社)やオーナー(大家さん)へ報告しましょう。

現象が起こったり直ったりする場合は、動画や写真を撮っておくことをおすすめします。

 

Q.「玄関ドアの修理に保険は使える?」

A.保証内容と故障の原因によっては火災保険で費用がカバーされます。

火災保険の種類や故障の原因によって、補償対象になるかならないかが異なります。

補償の対象内となるケース例
  • 「台風などの強風でドアが破損した」=風災補償
  • 「床上もしくは床下浸水でドアが水浸しになった」=水災補償
  • 「落雷によりドアが破損もしくは消失した」=落雷補償
  • 「車が玄関ドアに突っ込んてきた」=不測かつ突発的な事故に対する補償
  • 「空き巣によって錠前やガラスを壊された」=不測かつ突発的な事故に対する補償

 

補償の対象外となるケース例
  • 「地震でドアが開かなくなった」(地震保険の対象は、家や家財品の一部損壊・半損・全損のみ)
  • 「家具の搬入出でドアをキズつけた」
  • 「そもそも火災保険に自然災害補償がついていなかった」
  • 「補償対象から玄関ドアを外していた」
  • 「不具合が微細である」(細かいキズなど、生活に支障がないレベル)
  • 「修理費用が免責金額」(最低自己負担しなくてはいけない額)を下回っている
  • 「修理の原因が玄関ドアを設置した際の施工不良である」

 

※保険プランによって保証対象は異なるため、詳しくは保険会社へご確認ください。

 

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まとめ

玄関ドアに関するお悩み別に、修理方法と費用目安を紹介しました。

DIYで修理するかどうか迷ったら、自分でやるメリット・デメリットとプロに頼むメリット・デメリットを比較しましょう。

部品だけ交換するのかドアごと交換するのかは、ドアを設置してから何年経っているかがポイントです。

首都圏で「どうしたらいいか分からない」という方は、お気軽に株式会社MAC(マック)までご相談ください。

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